メインコンテンツへスキップ
見出し画像

【ギャロップ】フランツ・リストのピアノ曲紹介

    加藤ミッチェル

    この記事では次の曲を紹介します。

    半音階的大ギャロップ S.219

    リスト自身がコンサート・ピアニスト時代に観客を盛り上げるために弾いていた作品。1838年作。簡易稿やピアノ連弾稿あり。
    演奏はジョルジュ・シフラ。この曲はシフラの十八番おはこ。


    ギャロップ S.218

    1846年作、1927年に初版、1985年に異稿も含まれ再版。
    演奏はマダム・リストことフランス・クリダ。


    舞踏会のギャロップ S.220

    「華麗なるワルツ S.214/1」の第1主題を使用して作られたギャロップ。およそ1840年作。
    演奏はジュ・ワン。


    イタリアの夜会 - メルカダンテの主題による6つのアミューズマン 第2番 ギャロップ S.411/2

    サヴェリオ・メルカダンテの「イタリアの夜会」のトランスクリプションの第2番。「イタリアの夜会 S.411」全曲については別記事を参照してください。
    演奏はジャンルカ・ルイージ。


    ロシアのギャロップ 〔第2稿〕 (ブルハーコフ) S.478ii

    コンスタンティン・ブルハーコフの作品の編曲。第1稿の数ヵ月後にこの第2稿が作られる。1844年作。
    演奏はアレクサンダー・ドッシン。



    【関連作品】

    半音階的大ギャロップ 〔加筆稿〕 S.219

    リストは半音階的大ギャロップに追加パッセージを後にいくつか書いているが、ここでのハワードはそれらを含め、最も完全に近い形で演奏している。


    半音階的大ギャロップ 〔簡易稿〕 S.219bis

    「半音階的大ギャロップ S.219」の単なる簡易稿かと思いきや、途中で「舞踏会のギャロップ S.220」が登場する。
    演奏はゴラン・フィリペツ。


    ギャロップ 〔異稿〕 S.218

    ここでのハワードの演奏は異稿のパッセージも含み演奏している。例えば異稿パッセージを演奏した後、繰り返しとして通常パッセージを演奏しているので、この一度の演奏で通常稿と異稿が同時に楽しめる構成になっている。


    華麗なるワルツ S.214/1

    「3つの奇想ワルツ」という曲集の第1番。主題が上記「舞踏会のギャロップ S.220」に転用される。「3つの奇想ワルツ S.214」については別記事を参照してください。
    演奏はマリアム・バタシヴィリ。


    アルバムの綴り (半音階的大ギャロップ) S.167k

    リストが他人のために書き留め贈呈した、ちょっとした譜面。1840年頃書かれた。


    ブルハーコフのギャロップ 〔第1稿〕 S.478i

    コンスタンティン・ブルハーコフの「ロシアのギャロップ」の編曲の初稿。1843年から1844年にかけて作られた。



    ● 楽譜紹介

    新リスト全集の楽譜では今回ご紹介した楽曲は以下のものに収録されています

    ・半音階的大ギャロップ S.219
    ・ギャロップ S.218
    ・舞踏会のギャロップ S.220
    ・半音階的大ギャロップ 〔簡易稿〕 S.219bis
    ・華麗なるワルツ S.214/1
    ※ 楽天リンクはこちら

    ・イタリアの夜会 - メルカダンテの主題による6つのアミューズマン 第2番 ギャロップ S.411/2
    ※ 楽天リンクはこちら

    ・ロシアのギャロップ 〔第2稿〕 (ブルハーコフ) S.478ii
    ※ 楽天リンクはこちら



    それではみなさま良い一日を



    あなたへのおすすめ