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【マズルカ】フランツ・リストのピアノ曲紹介

    加藤ミッチェル

    この記事では次の曲を紹介します。

    華麗なるマズルカ S.221

    リスト唯一のオリジナルマズルカ。1850年作。ショパンのマズルカが内省的なのに対し、この曲はより大衆向け。
    演奏はセトラク。


    マズルカ 〔偽作の疑いあり〕 S.221a

    リストの作品ではない可能性がある。ウィーン楽友協会にてリストの(本物の)作品群と共に保管されていた。



    【その他】

    サンクトペテルブルグのある愛好家によるマズルカ (ウィルホルスキー?) S.384

    他人の作品の編曲作品。およそ1868年に作られた。原曲の作曲者は不明だが、ウィルホルスキーによるものという説もある。
    演奏はアレクサンダー・ドッシン。


    色とりどりの小品 第3番 マズルカ (ダーヴィット) S.484/3

    フェルディナント・ダーヴィットがヴァイオリンのために書いた24全ての長短調のための「ブンテ・ライエ(色とりどりの小品)」をピアノ独奏曲へリストが忠実に編曲したもの。その第3曲。「色とりどりの小品 S.484」の全曲については別記事を参照してください。
    演奏はヴァレリー・トライオン。


    ティリンデッリの第2マズルカ (F.リストによる変奏) S.573a

    ピエール・アドルフォ・ティリンデッリの作品の変奏付き編曲。1880年作。記録によるとリストはティリンデッリの作品を3つ編曲しているが、この曲以外の2つは存在がいまだに確認されてない。


    マリー・ツー・ザイン=ヴィトゲンシュタイン侯女のアルバムより 第3曲 マズルカ S.166m/3

    カロリーネ・ザイン=ヴィトゲンシュタインの娘マリー・ザイン=ヴィトゲンシュタインへ捧げられた音楽帳に収録されていた小品。この第3曲(第4曲とも)はポーランド民謡を基にしたもの。「マリー・ツー・ザイン=ヴィトゲンシュタイン侯女のアルバム」については別記事を参照してください。


    アルバムの綴り "マズルカ風" S.163e

    リストが他人のために書き留め贈呈した、ちょっとした譜面。1843年作。



    パハマンの華麗なるマズルカ

    ヴラディーミル・ド・パハマン(1848-1933)による「華麗なるマズルカ S.221」の1911年の歴史的録音。本人はリストに会ったことがあると言っていたとのこと。



    ● 楽譜紹介

    新リスト全集の楽譜では今回ご紹介した楽曲は以下のものに収録されています

    ・華麗なるマズルカ S.221
    ※ 楽天リンクはこちら

    ・サンクトペテルブルグのある愛好家によるマズルカ (ウィルホルスキー?) S.384

    ・ティリンデッリの第2マズルカ (F.リストによる変奏) S.573a
    ※ 楽天リンクはこちら

    ・色とりどりの小品 (ダーヴィット) S.484
    ※ 楽天リンクはこちら


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    ・マリー・ツー・ザイン=ヴィトゲンシュタイン侯女のアルバムより S.166m



    それではみなさま良い一日を



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