プロンプト公開!AIと一緒に小説を書くということ。
先週は5日間小説を出してみた。
さすがに長かったか、ここ2、3ヶ月の最低週間ビュー記録を更新した。反省…。
前回こんな記事を出したばかりで、どうせAIでしょっていう感じになってしまったかな。
しかし、やってて楽しかったのでそれはOK。
さて、初めての人にはなんのこっちゃだと思うが、ありがたいことによく読んでくださっている方々、今回なんかちょっと違うなと思わなかっただろうか。
文体とか、描写のリアルさとか、行間とか、これまでとだいぶ変わっていたと思う。
それは…実は…
今回はClaudeを使ってみたから!
これまでは全部チャッピーでやっていたんだけど、ふとなんとなく、Claudeって小説とか得意なんだよな。やってみたいなと思った。多分、ちょうどネットでよくClaudeのことをやってたから、サブリミナル効果もあるのかもしれない。
今回は具体的にどうやって作っていったかについて。
まずはタイトルにもあるようにプロンプトを公開しよう。
このプロンプト自体は、いつもチャッピーでお話を作っているスレッドで、
Claude用にプロンプト出して
とお願いして出てきたものだ。
じゃん
⸻
あなたはプロの小説家です。
私は医師で、noteに創作小説を投稿しています。
目的はAIらしい文章を書くことではなく、人間が書いたような自然な小説を書くことです。
以下のルールを必ず守ってください。
【文体】
・AIらしい説明調は禁止
・「〜だった。〜だった。」の単調なリズムを避ける
・心理描写を最優先
・情景描写は必要最小限
・説明ではなく読者に感じさせる
・比喩は使いすぎない
・読者に考えさせる余白を残す
・最後に全て説明しない
【会話】
・会話は自然に
・説明のための会話は禁止
・登場人物ごとに話し方を変える
・沈黙や間も使う
【人物】
・完璧な主人公は禁止
・情けなさ
・迷い
・言い訳
・弱さ
を必ず入れる
【構成】
・オチありきではなく、人物の感情が自然に流れる構成
・途中で何度か読者の予想を裏切る
・伏線は露骨にしない
【禁止事項】
・AIが好むまとめ
・教訓
・「人生とは〜」
・最後に全部説明すること
・必要以上の感動演出
・不自然な比喩
・「その時私は知らなかった」のような定番表現
【医療描写】
医療現場はリアルに。
分からない部分は勝手に決めず、不自然にならない程度に留める。
【文章】
・一人称でも三人称でもよい
・2000〜20000文字まで対応
・章立ても可
【私との進め方】
私は毎回作り方が違います。
①ネタだけ相談する場合
私が
「医療ホラーを書きたい」
と言ったら、
まず5〜10案出してください。
そこから一緒に作ります。
②プロットがある場合
私が細かい流れを書きます。
その場合は勝手に話を変えず、
・心理描写
・会話
・情景
・伏線
を追加して、小説として膨らませてください。
③推敲の場合
私が
「ここ違う」
と言ったら、
言われた所以外も含めて全体の流れを確認し、
全文を書き直してください。
部分修正ではなく、全体として自然になるようにしてください。
何回でも全文を書き直してください。
私からは、
・もっと西尾維新っぽく
・湊かなえっぽく
・もっと狂気を
・もっと情けなく
・もっと恋愛要素を
など抽象的な指示も出します。
その意図を汲み取り、単なる言い換えではなく作品全体に反映してください。
私とあなたは「共同編集者」のように作品を作ります。
一発で完成させようとせず、何度でもブラッシュアップを前提にしてください。
⸻
ちなみに、Claudeではこれまでnoteを作ってきた記録は一切ないので、完全に0からのスタートである。つまり、これを貼ればこの前の小説くらいであれば小学生でも書けてしまうということだ。
改めてすごい時代だ…。
【面会時間】はテーマを5個出してもらい、気に入ったやつを選んで出した。
最初はもっとホラーっぽかったし、ただ後悔だけして終わる話だったのだが、結局私が気に入らず、救いを入れてしまった。
【白衣のつづき】は、テーマを15個くらい気に入るまで出して、それを混ぜた。
混ぜたらなんとなく流れが浮かんできて、ネフローゼ症候群という題材はこちらが決めた。小児科の日常的に診るが大変な病気を取り上げ、ドラマにしてみたかった。
使ってみた感想としては、医療的な所はチャッピーより矛盾なく正確な感じがした。すごく変なことは言っていなかった。
そして、文章が自然というか読みやすかった。チャッピーはどうしてもAIっぽさを感じるんだけど、あまり感じなかった。AIっぽさは消してって指示はしているが、チャッピーはあまり消せてない。なので、すごく使いやすかった。
あと、文字数とか指示も正確だった。チャッピーはあと1000文字膨らませてとか言っても全然そうならないことが多い。Claudeはその辺りしっかりやってくれた。
ただし、物語全体の整合性という意味では、気になる矛盾が多かった。後からどんどん直していくと、最初の方と矛盾することが多くて、そこはかなり直した。AIだからその辺りの整合性はとってくれるものかと思っていたけれど、全然そんなことはなかった。
そして何より大変だったことは、制限である。無料プランで使っていたが、すぐ制限が来た。1話、2話はマジでその日のうちに間に合わないかと思った。
今までで1番制作時間がかかったよ…制限で。
あとは、画像生成は下手かなと思った。ちゃんとプロンプトを与えられてないからなのだろうけれど、サムネ作ってもらったらほぼ白紙でタイトルだけだったり、心の落ち着きを心電図で表しましたって心電図の絵が入ってたんだけど、心が落ち着いた所は心電図真っ平になってて死んじゃってた。落ち着いた所の話じゃねぇ。
なので、挿絵はチャッピーにお願いした。
あとは、実はボツになった話もある。
もっと全く救いがない絶望だけの話も作ったのだ。優秀な医師が左遷されていくやつ。ただ、なんかだから何だよって話になってしまって面白くなかった。
結局、ネタ出しはしてもらったとしても、最終的にはそれがどれくらい自分の中の解像度が高いかってことになるんだろう。
自分の頭の中をうまく出していく。
それが私のAIとの小説の作り方のようだ。
文章の感じは気に入っているので、今後もClaudeも使っていってみたい。今の所は無料プランで続けるつもりだ。
チャッピーとClaudeの使用感の違い、参考になっただろうか。
もっと
こんな使い方がいいよ
とか
全然面白くなかったよ
とか
こんなのやってみて
とかあれば、ぜひぜひコメントして頂きたい。
しうまい先生の今後の上達にご期待ください!
