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Photo byvoice_miwa0401

気持ちが少し軽くなった考え方

    みさっぺ

    前向きに考えることは、いいことだと思う。  
    できないことがあっても切り替えて、またちゃんとやる。  
    そうやって暮らしていけたら、きっと気持ちよく毎日が回るのだろうと思う。  

    私もずっと、そうありたいと思ってきた。  
    けれど実際には、ちゃんとしたい気持ちが強いほど、自分に厳しくなってしまう日がある。  
    少し予定どおりに進まないだけで、今日はだめだった、と思ってしまうのである。  

    最近、そんな私の気持ちが少し軽くなった。  
    大きく何かが変わったわけではない。  
    ただ、考え方を少し変えたら、前より息がしやすくなった。  

    ひとつできれば十分

    前の私は、その日にやることを、頭の中で何個も並べていた。  

    • 仕事のこと

    • 家のこと

    • 返事のこと

    • 細かい用事のこと

    それを全部ある程度こなせて、やっと今日はちゃんとやれた、と思っていた。  
    でも、その基準で毎日を見ていると、だいたい何かができていない。
    片づけはできたけれど返信ができなかったとか、仕事は進んだけれど家のことまでは回らなかったとか、いつも少しずつ未完成が残る。  

    それで、結局また自分に点数をつけてしまう。  
    今日も足りなかったな、と思う。  
    そういう見方をしていると、何をやっても満たされにくいのだと気づいた。  

    だから最近は、「ひとつできれば十分」と思うようにしている。  

    • 返事を一通返せた

    • 机の上だけ片づけた

    • 洗濯物を取りこんだ

    そのくらいでも、ゼロではない。  
    前みたいに、全部できた日だけを合格にしないほうが、自分には合っているのかもしれない。  

    元気がない日は、元気がない前提で考える

    もうひとつ、少しラクになったのは、元気がない日に無理をしなくなったことだ。
    前は、しんどい日ほど、いつもの自分に戻そうとしていた。  

    気分を上げなきゃ。  
    ちゃんと動かなきゃ。  
    このくらいできるはず。  

    でも、元気がない日に、元気な日の基準を持ってくると、余計に苦しくなる。  
    動けないことそのものより、動けない自分を責めることのほうが、ずっと疲れる。  

    だから最近は、今日は元気がない日なのだと、先に認めるようにしている。  
    そのうえで、じゃあ何ならできるだろう、と考える。  
    外に出るのがしんどいなら、家の中のことだけでいい。  
    頭が重いなら、考える仕事は後にして、手だけ動かせることをやる。  

    元気がない日を、元気なふりで乗り切ろうとしない。  
    それだけでも、気持ちの消耗が前より少なくなった。  

    軽くなったのは、ちゃんとしなくていいと思えたから

    気持ちが軽くなったと言っても、悩みがなくなったわけではない。  
    今でも、ちゃんとしたい気持ちはある。  
    きれいに暮らしたいし、気持ちよく仕事をしたいし、人にも丁寧でいたい。  

    ただ、その「ちゃんと」を毎日100点でやらなくてもいい、と思える日が増えた。  
    それが、自分には大きかった。  
    ちゃんとしたい気持ちをなくすのではなく、少しゆるめる。  
    そのくらいのほうが、長く続くのかもしれない。  

    前より少し気持ちが軽くなったのは、強くなったからではないのだと思う。  
    たぶん、自分に合わせて基準を下げられる日が増えたからだ。  
    無理をしないことは、怠けることではなくて、自分をすり減らさないための調整なのかもしれない。  

    急に何もかもラクになるわけではない。  
    それでも、前より少し責めにくくなった。  
    その少しで、助かる日がある。  

    今日も大きく変わらなくていい。  
    ひとつでもできたら、それでよしにして、ぼちぼちいきましょう。  

     
     
     
    慌ただしい毎日のなかで、心地よく過ごせる時間を探しています。日々の気持ちや暮らしのことを、ぼちぼち書いています。

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