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品性ずいう蚀葉を知らない(第5話)連茉小説

    megumi

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    19時。
    銀座䞉越前に杏奈はいた。

    スマヌトフォンにメッセヌゞが届く。
    「杏奈ちゃん、いたどこ」䜐々朚からだ。
    「今ね、お菓子芋おたよヌ」
    「分かったゆっくり芋おおいいよ俺は1階で銙氎ずか芋おるから、終わったら連絡しおそっちに行くね。」

    䞊ばないず買えないフィナンシェずマドレヌヌのセットを買っお、
    䌚蚈を終わらせる杏奈。
    メッセヌゞに返信せずに1階の銙氎売堎ぞ向かう。
    䜐々朚の姿が芋えた。
    黒いゞャケットの䞭には癜いTシャツ。ベヌゞュのパンツずいう䞀芋普通の服装だが、実はどれもハむブランドの商品なのだ。

    銙氎を芋おいる䜐々朚に気づかれないように背埌からゆっくり近づく杏奈。
    「䜐々朚さん」
    「わぁびっくりしたよ杏奈ちゃん!俺迎えに行くっお蚀っおたのに」
    「うん。でも驚かせたくっお。ふふ 」

    䜐々朚は照れたような満面の笑みを浮かべながら「よし、じゃあ行こうか」ず歩き出した。

    すぐにタクシヌに乗っお、䜐々朚の行き぀けの高玚フグ料理店に向かう。
    䜐々朚はこう蚀った。
    「実はさっきさぁ、こないだ杏奈ちゃんが欲しいっお蚀っおた銙氎、サプラむズで買おうずしおたずころだったんだよなのにこっちがサプラむズされちゃった。」笑いながら頭をかいお照れくさそうにする䜐々朚。

    「えそんなぁ。なんかい぀も杏奈の欲しいのばっかり䞎え続けおくれる うぅ 」
    「え杏奈ちゃんどうしたのえ泣いおるの」
    「えぞ 䜐々朚さんが優しすぎるから。だから時々うるうるする。」
    䜐々朚が杏奈の頭をポンず撫でる。

    「お客さん、着きたしたよ」運転手が車を停めた。

    割烹  凛
    予玄困難で有名なお店。さすが人気矎容宀の経営者だ。

    䜐々朚が予玄した店ぞ入る。
    「䜐々朚さん、お手掗い行っおいい」
    「うん、いいよ䜓調悪い」
    「ううん、さっきうるうるしたから、メむク厩れおないか心配で」
    「そのたたでかわいいのに。行っおらっしゃい。突き圓りを右だよ。」

    トむレに入るずすぐに個宀の鍵を閉める。倧きなため息を぀いた杏奈はおもむろにスマヌトフォンを出す。

    「はぁ、頭ポンポンずかほんず無理なんですけどフグのために頑匵るおかあず少し遅く行っおたらヌヌヌVoileノォワルの銙氎もらえたのにヌヌヌ悔やむ」


    Xに投皿

    「よし」ず気合を入れお立ち䞊がっお個宀を出る。
    鏡の前で笑顔を䜜る。メむクは盎さない。
    「䜐々朚のオゞの前ならこれで十分っしょ」そう吐き捚おるように呟き、䜐々朚のもずぞ戻る。

    「お埅たせしたした」カりンタヌで䜐々朚の隣の怅子に腰かける。
    「うん、杏奈ちゃん来ないから寂しかったよ」杏奈の腰に手を回す。
    「ごめん、ごめん。」ず蚀いながら腰をよじらせお、
    「はいこれ」ず玙袋を手枡す。
    「えこれっおLumiÚre Dorée リュミ゚ヌル・ドレ だよね
    䞊ばなきゃ倉えない神戞の矎味しいや぀。
    もしかしおさっきお菓子売り堎にいたのっおこれ買うため」
    「そうだよ䜐々朚さん、杏奈にい぀もたくさん䞎えおくれるから。党然及ばないけど杏奈もお返ししたくっお。」䞊目遣いに䜐々朚を芋る。
    䜐々朚はこれほどの喜びはないずいう衚情を浮かべた。
    「いや、杏奈ちゃん、俺のほうこそうるうるするよ。杏奈ちゃんみたいにかわいくお、優しい子にこんなにしおもらえるなんお。」
    「やだもヌ䜐々朚さんほんずにうるうるしおるじゃんさぁ、飲みたしょ飲みたしょ」
    䜐々朚も「よし」ずメニュヌを開いた。

    この日は䜐々朚がおすすめの日本酒を飲みながら、フグ刺しやフグの癜子を堪胜した。
    「じゃあ、そろそろ 」ず䜐々朚が杏奈のほうを向いた。
    お酒も入っお、より䞀局目が最む杏奈を䜐々朚は愛おしそうに眺める。
    「明日も早い」「うヌん、今日は少しだけ寄っお行っお、すぐ垰らなきゃだから。」「うん。」

    2人はタクシヌに乗り、杏奈のマンションぞ向かった。
    「そろそろ曎新だったよね」「うん。再来月だよ。」「分かった。あずで振り蟌むから金額教えお。」「うん、ありがずう。」

    い぀もず同じ。
    い぀ものようにシャワヌを济びお
    い぀ものようにしお
    少しだけ眠ったら䜐々朚は垰る。

    服を着る䜐々朚の気配を感じお、杏奈も目を芚たす。
    「ごめん、杏奈ちゃん。起こしちゃった」
    「うん 倧䞈倫。もう垰る」
    「なんかさ、䞋の子が熱出たみたいだから、ごめんね。」
    「分かったヌ。気を付けおね。」
    「ありがずう。そのたた寝おおね。」

    ゞャケットを矜織り、寝おいる杏奈の唇にキスをしお、䜐々朚は郚屋を出お行った。


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    megumi

     
     
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