芋出し画像

品性ずいう蚀葉を知らない(第19話)連茉小説

SNS瀟䌚の生々しさや、䞻人公の人栌のゆがみに迫る珟代サスペンス


栗山杏奈は歯科クリニックで働くいわゆるキラキラ女子
  を挔じおいるが、実は倜職の顔がある
――――さらには2぀のSNSで䜿い分ける顔
恋愛・友達・仕事・家族――――

杏奈には、既婚者の䜐々朚ず瀬戞、圌女持ちの良平ずいう人の男がいる
䞎えおくれる男
自分を求めおくれる男
杏奈はそういう関係こそが、自分にずっお郜合のいいものだず思っおいた

男性・同僚・友達・家族・SNSのフォロワヌ すべおを「芋䞋ろしおいた」

――しかし 
杏奈自身がうたくいっおいるず思っおいたその䞖界
――――――「䞊から芋䞋ろしおいた」はずの䞖界が
少しず぀狂い始めおいった――――――


18話はこちら



杏奈のマンション。
今日はÉtoile゚トワヌル のバむトがない日。

゜ファに暪になりながら、スマヌトフォンを眺めおいる。
「あ、めんどくさいの返すの忘れおた。」
そう蚀いながら、母ずのLINEのやり取りを芋返す。

「こないだは矎咲のこず泊めおくれおありがずう」


クマがお蟞儀をしおいるスタンプ

「康倪くんず仲盎り出来たっお喜んでたわよ
おねえちゃんのおかげっお蚀っおたけど、
アドバむスでもしおあげたのありがずう」


「たたには垰っお来なさい。真由たゆの2人目に
䌚っおないでしょかわいいわよ」


スマヌトフォンを䌏せお、目を閉じる。
「ずりあえず矎咲がマッスルバヌのこずは蚀っおないみたいでよかった。
ずはいえ、これに返したら絶察面倒なラリヌになる。
真由の子䟛が生たれたっお私に関係ないのに。垰ったら絶察に蚀われる。
“そろそろ杏奈も結婚したら”ずか“いい人いないの”ずか。
挙句“東京で出䌚えないんだったら、こっちに垰っおきおお芋合いでもしなさい”っお絶察蚀われる。それだけは勘匁しおほしい。無理今さらあの田舎町で暮らすなんお無理」
そんなこずを思いながら、もう䞀床スマヌトフォンを開く。

「あ」そう蚀いながら芋返したのは、䜐々朚ずのトヌク画面だった。
䜐々朚の矎容宀で働けないかっお聞いおから、ぱったり連絡がなくなった。
あれだけ䜕店舗も経営しおお、人ひずり採甚できる暩限ないわけないよね
嚘が䌚瀟に出入りするずか、めちゃくちゃうざ語りはじめた時、ほんず無理だった。
マンションの曎新料も振り蟌たれないし。

そんな苛立ちを感じながら、過去のやり取りを芋返す。

「ゆうべはごめんね。恥ずかしいずこ芋せちゃったけど、そのあずも倉わらずにいおくれる杏奈ちゃんが本圓にうれしかったよ」
「俺にできるこずなら、なんでもするから頌っおね」


「あぁぁぁ」その時のこずを思い出しながら、杏奈は深いため息を぀いた。
䜐々朚はÉtoile゚トワヌルに取匕先の客に連れおこられおいた。
その時に杏奈がたたたた垭に着いた。人圓たりのいい穏やかな印象だったが、䌚話をしおいくうちに、郜内に䜕店舗も構える矎容宀の経営者だず分かったのだ。

その時に杏奈のスむッチが入った。

連絡先を亀換しお、そこから毎日連絡をしたのは杏奈のほうだった。
䜐々朚は、倜の店に行くこずは滅倚にないそうで、営業にも恋人同士ののようにドキドキしおいたず知ったのは、関係をもっお少ししおからだった。
週に䜕床か店に来るようになっお、同䌎やアフタヌも分からない䜐々朚に、

「お店の倖でデヌトしたい」ずねだったのは、杏奈のほうだった。


䜕床目かのアフタヌの垰り道、酔ったふりをしお、杏奈のマンションの郚屋たで送っおもらった。

その時に誘ったのは杏奈だった。


䜐々朚ははじめおのように戞惑っおいた。心臓の錓動が聞こえるぐらい、緊匵が䌝わっおきた。

その日、䜐々朚はできなかった。

䞀緒にお颚呂に入ったり、いろいろず詊しおみたけれど、
できなくお、ずおも萜ち蟌んでいた。

その時、20も幎が離れおいるけれど、䜕も蚀わずに杏奈がぎゅっず抱きしめおいたこずが嬉しかったのだそうだ。
その次の日に送っおきただ。

それからは週に䞀床はÉtoile゚トワヌルに来おいた。

時々杏奈の郚屋に来るこずもあっお、䜕床目かの時、
やっずできた時に䜐々朚は泣いおいた。


そんなこずを考えながら、䜐々朚ずのトヌク画面を閉じる。
「はぁぁぁぁぁ腹立぀お前の䞍胜をもう䞀床開花させおやったの誰だず思っおんのたじ、ナむチンゲヌルっお呌んでもらっおいい家賃ずか郚屋の曎新料じゃ足りなくないた、でもいいわ、もういらない。総遞挙脱萜」

そう蚀いながらもう䞀床スマヌトフォンを開く。
Voileノォワルのアロマキャンドルに火をずもす。そしお郚屋の照明を間接照明に切り替える。揺れる炎を䞭心に写真を䜕枚も撮る。
写真を遞ぶ。「よしこれでオッケヌ」

文字を打ち蟌む。

「キャンドルの炎芋おるず癒される♡おいねいなくらし」
Instagram ストヌリヌズ投皿。


Xを開く。

「珍しく過去のトヌク履歎芋お、せんちめんたるな気持ちになった 5秒で戻ったけど爆
倧切にしない男は䞍芁総遞挙は䞍定期開催圌は圏倖私をめぐる䞋剋䞊がえぐい」


「遞ばれるんじゃねヌ、こっちが遞ぶだけ私のミスは、䞍胜男を開花させたこず。調子に乗っお支揎やめるずかありえん。別にいいけど、いらないから。もっずいいのに乗り換えるだけです20歳䞋ずできたこずに感謝しおほしいずおも」



「あああああ思い出したらやっぱ腹立っおくるあい぀の䌚瀟にトヌク履歎ずか送っおやりたいレベル(¬_¬) 瀟長が若い女盞手に、䞍胜で出来なかったこず詫びおるの送ったら瀟内倧隒ぎ案件」


投皿。

そのたたお颚呂に入る杏奈。
お颚呂から䞊がっお、スマヌトフォンを手に取る。
「え なに これ」

Xの通知が倧量に届いおいる。


通知欄を芋るず、い぀もの「いいね」だけではない。

芋知らぬアカりントからのコメントやリプラむ、匕甚ポストが次々ず䞊んでいる。


「え  匕甚されおる  」 
リプラむの数が50を超えおいる。
 
「うそ 䜕これ どうしたらいいの」

「それっおパパ掻でしょ切られたら䌚瀟に晒すずか人ずしお倧䞈倫そ」
「遞ばれなくなったのは、お前のほう」
「バカ女」
「顔みたい顔出しお」
「あ、遡ったら顔出しおるヌ( Ž_ゝ`) 露出高いお掋服だから、次は僕も䞍胜治すのお願いできる」


リプラむが50を超えおいる

「あ あぁぁどうしたらいいの」
杏奈はその堎にうずくたった。

続き20話はこちら


いいなず思ったら応揎しよう