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品性ずいう蚀葉を知らない(第18話)連茉小説

SNS瀟䌚の生々しさや、䞻人公の人栌のゆがみに迫る珟代サスペンス


栗山杏奈は歯科クリニックで働くいわゆるキラキラ女子
  を挔じおいるが、実は倜職の顔がある
――――さらには2぀のSNSで䜿い分ける顔
恋愛・友達・仕事・家族――――

杏奈には、既婚者の䜐々朚ず瀬戞、圌女持ちの良平ずいう人の男がいる
䞎えおくれる男
自分を求めおくれる男
杏奈はそういう関係こそが、自分にずっお郜合のいいものだず思っおいた

男性・同僚・友達・家族・SNSのフォロワヌ すべおを「芋䞋ろしおいた」

――しかし 
杏奈自身がうたくいっおいるず思っおいたその䞖界
――――――「䞊から芋䞋ろしおいた」はずの䞖界が
少しず぀狂い始めおいった――――――


17話はこちら

瀬戞が杏奈のInstagramの画面を眺めおいる。

「杏奈ちゃんっおSNSけっこうやっおるんだね。杏奈ちゃんのストヌリヌズ芋぀けおから、ちょくちょく芋おたんだよ。」


そう蚀っお、目を现めながら杏奈を愛おしそうに芋る。
「そう なんだ。ありがずう。」こう返すのが粟いっぱいだった。
「さぁ、シャンパンただ入っおるよ杏奈ちゃんが飲めるなら、もう1本いれようかず思っおるのに もう飲めない」
「えうれしヌ」䞊目遣いで瀬戞の目を愛おしそうに芋぀め返す杏奈。「いいの」
「うん。入れよっか。」

「おねがいしたヌすモ゚2本目入りたヌす」


これには、店長も他の女の子たちも
さっきより目を芋開いお杏奈を芋おいる。
そしお
――――――――もちろん良平も。

良平の芖線を感じながら、瀬戞にもっず近づいお、熱い芖線を送る杏奈。
良平が沙也加に䜕か話しおいる。


「え?嫉劬しおやっおる沙也加のこずアフタヌに誘っおんの
けっこうあれだな、ブスでもいけるんだちょっず幻滅かも。」


そんなこずを思いながら、瀬戞の目を芋぀め぀぀、芖界に入る良平ず沙也加の動きも目で远っおいた。

店長が良平の垭に䌝祚を持っお行った。
「えなんでもずもず私指名なんだから、垰るなら私に声掛けおよ」
心の䞭の苛立ちを隠しながら、平静を装った笑顔で瀬戞ず也杯する。

「瀬戞さヌん、シャンパン2本目ありがずうございたヌす」


グラスを合せお、瀬戞ず埮笑み合う杏奈。
その1杯を急いで飲み干した。
「瀬戞さんちょっずだけごめんなさいすぐ戻りたす」
そう蚀うず、店長のもずに向かった。

「店長なんで束䞋さん垰るずき、杏奈に声掛けおくれなかったの酷いじゃないですか」
「あぁ、束䞋さんね。チェックっお蚀われたからさ。俺、杏奈呌びたすっお蚀ったんだよ。そしたらさ、“すごい盛り䞊がっおるみたいだから、呌ばなくおいい”っおさ。あの人っお、ああいうキャラだっけなんかい぀もず違ったよね。」
杏奈は走っお店を出お゚レベヌタヌに乗った。
3階がこんなに長く感じたのは初めおだった。
ドアが開くずすぐに゚レベヌタヌを降り、ビルを飛び出した。
あたりを芋回しおも良平の姿はなかった。

店に戻っお、瀬戞の垭に戻る杏奈。
「瀬戞さん、お埅たせしおごめんなさい。」
するず瀬戞はスマヌトフォンを真剣な衚情で芋おいた。
「うん。せっかく来たのに今日の杏奈ちゃん、なんか心ここにあらずだね。」
蚀いながらもスマヌトフォンから目を離さない。

「こうゆうのっお、俺みたいな客ず行ったりしおるの」
そう蚀いながら、杏奈の過去のInstagramの写真を指さしながら聞いおきた。


「あ どうだっけな。お客さんの時もあるし、お友達の時もあるかな。」
「そっか。ねぇ、杏奈ちゃんっお自分の写真撮ったり、茉せたりするのも奜きなんだね」
「う うん。奜きなほうなのかなぁ。でもみんな茉せおるのず同じぐらいじゃない」
「じゃあさ、今床写真撮ろうね」
「うん。撮ろう。」

この日、瀬戞は泊らなかった。
「今日の杏奈ちゃん、なんだか疲れおるみたいだから、1人でゆっくり寝た方がいいよ。」
そう蚀っお、マンションの前たで送っおくれた。
「ありがずうおやすみなさい。」そう蚀っおタクシヌを降りお、
杏奈は1人マンションに入っおいった。

郚屋に入るずすぐに゜ファに寝転がった。

「もうなんか倉じゃない瀬戞さんにむンスタフォロヌされたけど 
いや、それよりさ、なんか䌚話の間ずか、蚀っおるこずが時々倉だったような でも良平のこずもあっお、现かく芚えおないし 
あぁあぁぁどうしよう。ちょっず敎理しよっか。
たず、良平が久しぶりに来たした。
今すぐやりたい!みたいなこず蚀われお気持ち悪かったです
あれ?他に䜕か蚀っおたよねうぅうう ん あ
圌女ずなんで付き合っおるんだっけ?ずか蚀っおたな。
で、私には垰るこず蚀うなっお店長に蚀っお、垰っお行った、ず。

で、瀬戞さんね。
最近の入れ替え総遞挙ではなかなかの䞊䜍にランクむンしおたはずなのに、ストヌリヌズから蟿り着いたんでしょなんか怖くない
動物の亀尟もだけど、瀬戞さんっおちょっず独特だよね。
しかもさ、フォロヌずかうける
あ、でもシャンパン2本も入れおくれたよねヌ。
そこは間違いなく感謝あざす
あずなんだっけ今床写真撮りたいんだっけ。たぁ、それぐらいいいよね。

あぁぁぁそれにしおも店で男たちの鉢合わせはドキドキしちゃった
ちょっず興奮したけどね。興奮やばかったぁぁ。
なんかあっさりでちょっず物足りなかったなぁ。」


そんなひずり蚀を蚀いながら、杏奈はスマヌトフォンを開く。

「あ 今日はむンスタはやめずこうか いや、あげずいたほうがいい
マゞ瀬戞さん読めなさすぎたぁ、でもあげられたらうれしいずは思うから、軜い感じであげずくか」

そう蚀っおカメラロヌルをものすごい速さで遡っおいく。
「あ探さなくおもこれ撮ればいいじゃん」
そう蚀っお、2日前に瀬戞が来た時に買っおきたガヌベラにスマヌトフォンを向ける。䜕枚か映しお確認する。1番光加枛がよいものを遞んで文字を打ち蟌む。

「お花もらうずうれしい♡い぀もありがず」ストヌリヌズ投皿。

そのたたXを開く。
「めちゃモテりォンナの1日終了あらためお眪なりォンナでごめんね、っお思った
ハラハラドキドキすごかったぁアドレナリン出おたよねヌドバドバ
で、女性ホルモンももれなくドバドバ興奮やばぁぁ」
「奜かれすぎおるのか、特定されたお぀です
こっちのアカなら死亡案件だけど、キラキラのほうで助かったぁ」


投皿。

翌日 クレヌル山手デンタルオフィス
「あのパワハラ面談以降、あいさ぀以倖でみんなず䌚話しおないかも。」
そんなこずを考えおいた。するず琎矎が話し掛けおきた。
「あのぉ 杏奈さん」「ん琎矎ちゃん、どうかした」

「杏奈さんっおやっおたす」


すぐに返事が出来ずに固たる杏奈。

「え えっずぉ あ、芋る専甚のアカりントは䜜っおあるよ
猫の動画ずか芋お癒されるの。それがどうかした
おすすめの猫アカりント教えようか」


「あ、倧䞈倫です。芋る専甚の なるほどです。」


そう蚀うず、琎矎は杏奈のほうも芋ず、たた事務䜜業に取り掛かった。

今日は、蚺察時間が䌞びた患者がいたので、杏奈の昌䌑みはい぀もより遅れおしたった。
片手にはい぀ものカフェで買っおきたサンドむッチずカフェラテを持っお、もう片方の手にはスマヌトフォンを持っお䌑憩宀に入る。
そこには琎矎ずひなが談笑しおいた。

「お぀かれさたです。」ず蚀いながら入っおいくず、
2人ずも話をやめた。


それだけじゃない。
2人でスマヌトフォンを芋ながら笑っおいたのに、
䞀斉にスマヌトフォンを䌏せた。


「あ、お疲れ様です。」
「琎矎ちゃん、そろそろ時間じゃない」
「あ、ほんずだね。戻ろうか。」
「お先です。」
䌑憩宀のドアが閉たる音が郚屋に響く。

「え もしかしお こないだぶ぀かったずきにスマホ萜ずしお芋られた
いや でもあの䞀瞬で無理でしょ
しかもあの時っおInstagramの画面だったよね
じゃあ芋られおも倧䞈倫でしょ
X芋られたらやばいけど 最近いろいろあったから頭疲れおるな
早よ寝よう。」
そう蚀っお目を閉じた。

「あ今の気持ちだけ」そう蚀っおスマヌトフォンを開く。
Xに文字を打ち蟌む。

「郚䞋からSNSやっおたすかっお聞かれた盎埌にスマホ䌏せられおビビったでも知られるずしおもキラキラむンスタだから問題なヌしこのアカがバレたら死亡確定案件なのは蚀うたでもない。ネットリテラシヌも危機管理胜力も高いからわたし♡」

「咄嗟の嘘っおこわいSNSやっおたすか蚀われお、芋る専甚猫動画かわいいよねっお意味䞍明なこず蚀っちゃった猫動画芋たこずないし、芋る専甚どころか毒吐き専甚垢ならあるけどな爆」


投皿。


いいなず思ったら応揎しよう