
バチの健康日記 〜2.歯抜けの間抜け。やめときゃよかった硬い唐揚げ
第二話 黒ひげかよ
54歳、独身。スーパーの閉店間際、半額シールが神々しく光る「秘伝の醤油唐揚げ」をゲット。
帰宅してすぐ、ビールをプシュッと開ける。胃袋はもう限界だ。
「レンジで温める1分が待てない。冷めてても、肉は肉だ。むしろこの固さが、男の食い物よ」
私はパックに付いていた太いプラスチック製の楊枝を手に取った。
「さて、当たりの場所は……ここか!」
黒ひげ危機一髪のゲームさながら、カチカチに冷えて岩のように固くなった唐揚げの衣へ、そのプラスチックの剣を突き刺した。
そのまま口へ運び、前歯で噛んだその瞬間だった。
「ポロッ」
「ん?」と思った時には、もう遅い。
口の中で、冷えた唐揚げとは明らかに違う「無機質な、陶器のような何か」が転がった。
鏡の中の「歯抜けの間抜け」
洗面所で鏡を覗き込む。
さっきまで確かにそこにいたはずの「差し歯」が、見事に消えていた。
「飛び出したのは俺の歯かよ……」
冷え切った衣の「固さ」に、私の地盤沈下した歯ぐきと、老朽化した差し歯が耐えきれなかったのだ。
【あるある】
⒈ちゃんと温めれば良かったー。
って「そこっ!」
2黒ひげみたいだな〜。
ぜははははーと真似する
【おじさんの独り言】
急がば回せ。チンしてね。カチカチの揚げ物は歯にとって凶器!
【あとがき】
歯茎が弱って隙間ができたり、ぐらついてきてる。色々医学的対応はあるらしいが、結局、いまだに歯抜けで過ごしてる。結局ズボラ。こりゃまたチンしないで2本目いくな、、、