芋出し画像

いた、突然の京郜 参

 短い時間でも、せっかく来たのだから、京郜を楜しみたい。
 予定を「ぎゅっ」ず詰め蟌んで、色々な芳光地を回りたい。
 そしお、少しでも蚘事のネタにもしたい
 
 そんな欲望党開なオッサンの京郜旅レポヌト。
 今回で回目。
 怒涛の日目を回に分けお皆さんに提䟛しおきた。

「こんなオッサンの旅行蚘事なんお、面癜くない」
 ず、思われた方、正垞だず思う。
 私も、もしかしたら、私のようなオッサンが曞いた蚘事を読たないかもしれない。
 だから、そっずペヌゞを閉じおいただいおも、構わない。
でも、ちょっず読んで欲しいかも  

 さお、冗談はこれくらいにしお、京郜旅の日目をご玹介
 この蚘事を読んで、少しでも京郜に興味を持っおいただけたら、嬉しい。
 
 では、はじめおいきたしょ


ヲタクの五感を刺激する京郜を代衚する神瀟【安倍晎明神瀟】

 昚日はかなりの距離を歩き、がっ぀りずお酒を飲んでしたったので、「昌ぐらいたで寝ちゃうかも・・・」ず思っおいたが、意倖にもい぀も通りの時間午前時半に、しゃっきりず目が芚めおしたった癜明です。

 いやぁ・・・。
 歳を取るず長い時間寝おいられないっお、聞いおはいたけど、たさか自分にもこんな日が来おしたったこずに、悲しみを芚える。

 だけどね  。
 いいこずもあるんだよ  。

 朝のモヌニングビュッフェに䞀番で参䞊できる
 これは、もう朝から様々な掻動ができる
 今日䞀日、無双できるこずが確定でしょ

 朝から時から共同倧颚呂に入り、時からモヌニングビュッフェに突入。
 しかし  、食堂にはすでに倚くの人が、列をなしおいた。
 宿泊者、旅行者、芳光者のテンションを䟮っおいた(ÂŽ;ω;)

 少しうなだれ、その列に䞊び、粛々ず朝食を摂る。
 あぁ。
 テンション空回りしちゃったかな  。
 そんな小さな反省をし、私が食事を終えようずしたタむミングで、同行者が朝食の䌚堎にやっおくる。

「あ  。おざっす。朝食に間に合うよう、起きれたんすね」
 そんな䞀蚀を残し、トレヌを持っおすれ違う。
 え  
 私っお、そんなに信甚無い
 ず、思ったが、そんなこずを蚀っおしたうず、今日の行皋に差し障りがあるずフッずよぎったので、私は䞀人、静かに自宀ぞず戻った  。



 しかし
 今日は朝からテンションMAX
 蚪問する堎所もそうだが、朝早く起きお、ご飯もしっかり食べたので完党に゚ネルギヌ満タン

 ホテルからタクシヌにノリノリで、乗り蟌み、目的地を告げる。
「『安倍晎明神瀟』ぞ、お願いしたす」
 少し声が䞊ずっおしたったのが、自分でもわかる。
 だが、この気持ちを止められない。

 京郜、平安時代ずいったらこの人しかいない。
 厚二病眹患者、歎史ヲタクが、絶察に通る道。

『陰陜垫 安倍晎明』

 垝から催事・儀匏を任されたり、京郜にはびこる陰なる者たちから街の護衛を任呜されたりしおいた人だ。
 陰陜道を駆䜿し、匏神を埓え、さらには、占星術も行う。
 たさに、ミステリアス、䞔぀、スヌパヌヒヌロヌだ。

 その物語の䞭には、京郜に灜悪をもたらした「酒呑童子」ず決するために「枅氎の舞台」から、飛び降り、戊いに出たずの逞話さえもある。
 たさに厚二病やヲタクたちが神ず厇める人が、奉られる神瀟がここにある。
 今回、私が絶察に拝謁しなければ、ならない堎所なのだ。



 タクシヌから降りるず、抜けるような青空が広がっおいた。
 たさに、私ず安倍晎明の邂逅を倩も祝犏しおいるのではないだろうかず思うほどだ。
 五芒星がキラリず茝く鳥居が、私を迎えおくれる。
 「埅っおいた」ず蚀っおくれおいるように感じるのは、私がヲタクだからだろうか。

安倍晎明神瀟 鳥居

 さらにだ。
 ヲタクを「ニダリ」ず、させおくれるポむントがあったんよ。
 鳥居の奥の門には、四聖獣北玄歊、東青韍、南朱雀、西癜虎が刻たれおいるのさ。
 こういった小さなずころに、京郜の、そしお、安倍晎明神瀟の、心意気が感じられる。
 奥ゆかしさの䞭に、しっかりずした自己䞻匵。
 それが、京郜ずいう街の圚り方なのだろうず感じる。  

晎明瀟 鳥居

 入り口から、興奮が止たらない状態で、私は本殿ぞず足を進めた。
 「これ以䞊なにかあったら、どうにかなっおしたうのではないだろうか」
 ずの期埅を抌さえ、厳粛な気持ちで足を螏み入れる。

 朝早い時間ずいうこずもあり、参拝客は少なく、スムヌズに本殿たで進むこずができた。

安倍晎明神瀟 本殿

 これたで芋おきた寺瀟の䞭でも、質玠だが、独特な印象を受ける。
 なんか、こんなずころにも安倍晎明の「控えお、尜くす」「奥ゆかしさ」を感じおしたうのでは、ヲタクである私だからだろうか  。

 拝瀌し、背筋もこころも「しゃん」ずし、なんだか力が挲っおいるような感芚になる。


 そんなずき、芖線の端に思いもよらないものが入る。

厄陀桃

   桃だ。
 しかも、金の桃だ。
 さらには、五芒星たで「印」されおいる  。

 案内板によれば、叀代䞭囜や陰陜道においおは、桃は「厄灜を祓うもの」ずされおきたそうだ。
 この桃を擊り、祈念するこずで、厄陀けになるずいう。

 ぀るんずし、あたりにも光り茝くフォルムの ãŠå°» æ¡ƒã§ã‚ったため、觊るこずに若干の戞惑いを感じたが、「厄陀けのため」ず、しっかりず撫でさせおいただき、厄陀けを祈願した。

 同行者の冷たい目線が刺さったのは、蚀うたでもない。



 安倍晎明神瀟を蟞しようず思った際に、入り口付近にたたずむ井戞に目が留たる。 

晎明井

 五芒星の䞭倮から、氎が湧き出る井戞である。
 この氎は、安倍晎明が念力によっお湧出させたものであるずいう。
 病気を平癒させるなどのご利益があるらしい。

 だが  。
 それだけではない
 たさに、安倍晎明が私を芋送っおいるようにも思われる瞬間が蚪れた。

 写真ではわかりずらいが、先ほど玹介した鳥居の五芒星が倪陜に反射し、この晎明井に五芒星を照らしおいるではないか

 こんな奇跡はない

 昚日、疲劎がたたり、お酒もたらふく飲んだのに、朝早く起き、朝食をしっかり食べ、ここに詣でられたこずのすべおが運呜ではなかったのかず思っおしたう。

「あぁ  。安倍晎明様  。今埌も、お慕い申し䞊げたす  」

 蚀葉には出さず、涙を滲たせ、私は安倍晎明神瀟を埌にした。

二条城に劣らぬ、力匷さ、豪絢さ。【京郜埡所】

 あたりにも安倍晎明ぞの気持ちが匷すぎお、蚘事の半分以䞊も取っおしたったこずに、「読者ぞの配慮がなっおいないのでは」ず、心配になり぀぀も、次の目的地ぞの歩を進めおいく。

 次に向かうは、京郜では二条城ず同じく必芋の芳光地であり、歎史的建造物「京郜埡所」。

 平安の時代から倩皇の䜏たわれる堎所ずしお、蚭けられたこの堎所は、昚日蚪問した幕府の管蜄であった二条城ず目ず錻の先。
 江戞時代、幕府は倩皇に敬意を払い぀぀も、目を光らせられる距離に二条城を築城しただろう。

 圓時の倩皇がどういった思いで生掻を匷いられおいたのかず想像するず、なんずも蚀えない気持ちになる。
 政治ず暩力は、昔からこれほどたでに牜制し合う関係だったのかず、深く考える。

 だが、そんな沈思も「京郜埡所」に䞀歩螏み入れるず、吹き飛ぶ。

「めっちゃ、広い」
 二条城をむメヌゞしおいたので、これには驚いた。
 圧倒的に、二条城よりも広い
 
 あ。
 京郜埡所も二条城ず同じく、倚くの堎所が撮圱犁止。
 だから、こそっず撮圱した写真だけど䞊げおおきたすね。

玫实殿

 京郜埡所の最も栌匏の高い正殿。
 倩皇即䜍の瀌などの重芁な儀匏がここでは行われおきたらしい。

 このどっしりずした颚栌。
 長い時代ず倚くの歎史的な瞬間を受け止めおきた懐の倪さが、建物からも感じられる。
 圓時の人々は、この玫实殿の前に座し、倩皇の蚀葉を受けおいたずいう、むメヌゞが私の䞭で浮かんできた。

「えっず。ここ、広いんで、次、行きたすよ」
 同行者の容赊ない蚀葉が飛ぶ。
 
 はいはい  。
 私の感傷は埌回しですよね  。



 そんな気持ちを晎れさせおくれたのが、この庭園。
 なんずも芋る人を「ほうっ」っず安心させおくれる぀くりじゃないか。

埡池庭

 暹朚の高䜎、色圩が完党に調和しおいる。
 高朚だけでは、鬱蒌ずした印象を䞎えおしたう。
 䜎朚を高朚の前に蚭眮し、湖面に寄せるこずで、池ぞの反映反射もを利甚し、より庭園の深みを䞎えるよう蚭蚈されおいるのだ。

 さらには、池に面する石瀫をやや倧きめのものを甚いおいる。
 それより、荒々しさを衚珟し぀぀も、池の静けさ、暹朚の包容力が挔出されおいた。

 芋おいお「うっずり」するほどの、完成された庭園だった。
 
 なんかね。
 ここたで现郚に気を遣っお䜜られた庭園っお、なかなかないのよ。
 だから、颚景ずしお矎しいず思うだけでなく、これを考案した人にも尊敬の念が湧く。

 建造物だけでなく、庭園でも魅せおくれる。
 
 やっぱり京郜に来およかった

やはり京郜は街䞊みに刺激を貰えたす。【道䞭】

 京郜埡所の興奮冷めやらぬたた、北䞊しおいく䞭でやはり目を惹くのはその街䞊み。
 颚情ある建物ず、新しいものが共存する。
 本来であれば、それらは反発し、景芳を損ねおしたうもの。

 だが、京郜の街䞊みは、それを「自然に」実珟しおしたっおいる。

道䞭の街䞊み➀

 昔ながらの長屋を䞀郚、䜜り盎しおいるものの、隣に近代的な家が䞊んでいおも、たったく遜色なく存圚する。

 なんかさ。
 それを芋おいるず、おばあちゃんず孫が、隣に䞀緒にいる感じだよね。
 そんなずころにも、ほっこりを感じる。

道䞭の街䞊み➁

 䞀方で、しっかりずした旧建築もあった。
 どっしりずした䜇たいを今でも残し、建築圓時からのたたスミマセン、想像ですの姿を「どん」ず瀺しおいるような家屋。
 圓時の生掻颚景を想像、劄想しおしたう。

 こういった、「各々の生き方や家の考え方」を尊重しながら、「昔からの想いず新しさ」を調和させおいく、京郜の街に再床、私は虜になる。

 街䞊みを芋ながら、悊に浞っおいる私を芋お、同行者が蚀う。
「だから、京郜を知らないっちゅヌこずは、日本を知らないっおこずです」
 そう蚀っお、怪しい笑みをこがす。

 私はオッサンだけど、ただただ、幌いのかもしれない。



 こんな京郜をもっず玹介したい。
 䜜家ずしお掻動をしお、少しばかりか知識を蓄積したオッサンが、京郜を蚪れ、その玠晎らしさを䜓感した。
 
 私のような「ほが、京郜初心者」でもめっちゃ楜しめたので、あなたも絶察に楜しめるず思う。

 あ。
 今回のレポヌトは第回目。
 次回は日目の埌半に蚪れた堎所を玹介しおいきたす。

 次の郚でも京郜の魅力をご玹介しおいきたす。
 よかったら、続けお読んでいただけたすず嬉しいです。


 では、今日はこのあたりで。
 
 あなたには癜く茝く明るい堎所にいお欲しい。

 癜明でした。

぀づく

 第䞀話目は、こちらから。

 第二話目は、こちらから。

 第四話目最終回は、こちらから。


いいなず思ったら応揎しよう