
今からフェアレディZ32に乗るⅧ〜段ボールチェックの日々
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オイル漏れ止め剤を投入して、様子をみることになったZ32。
投入後、約200㎞程度走行すると効果が表れるという話を聞き、そのとおりの距離を走行した。
さらに毎日乗ると、漏れ止め剤の効果はより発揮されるという話も聞いたので、普段は乗らない平日の夜も、仕事から帰ってくると10㎞程度運転するのが日課になった。
オイルが滴下しているかどうか確認するために活躍したのが「段ボール」。
段ボールを駐車場の床に敷き、毎晩駐車場からZ32を出して、オイル漏れがあるかどうかをチェックした後、10㎞程度走行。
帰宅してまた段ボールを駐車場の床に敷き、駐車してまた翌日同じことを繰り返す。ルーティンワークになった。
毎晩乗っているとオイルが2~3日滴下しない日もある一方で、2~3日連続で滴下する日もあった。
漏れ止め剤の効果が出ているのか、それとも単なる偶然なのか。正直よく分からなかった。
毎晩帰宅すると真っ先に駐車場へ向かい、段ボールを確認する。シミがなければ「今日は落ちてない!」と少し安心し、シミを見つけると「また落ちていた…」と落胆する。そんな一喜一憂を繰り返す日々だった。



週末には日産ディーラーKG店でリフトアップして、工場長に状況を見てもらった。状況は悪化しておらず、一定の滲みに近い状態が続いていることが確認できただけでも、安心感は大きかった。
パーツクリーナーで洗浄を繰り返し、オイル漏れ(滲み)の場所はオイルパンとリアクランクシールからということが、改めて確認された。
そんな段ボールチェックの日々を送りながらも、普通に乗ることはできる。
オイル漏れが判明する以前から予約していた「新車戻し」への作業も、予定通り進めた。
まず施工したのが「ネオチューン」。
ショックアブソーバーを分解し、内部のオイルを交換・調整することで乗り心地を改善するサービスだという。
実は納車以来、高速道路の継ぎ目や荒れた路面で感じる硬さが少し気になっていた。
施工後に走り出してすぐ違いが分かった。
「あれ?全然違う。」
路面からの突き上げが明らかに丸くなり、それでいてフワフワするわけではない。車全体がしっとりと動くような感覚だった。新車当時を知らない自分ではあるが、「もしかしたら新車の頃はこんな感じだったのかもしれない」と思わせるほどの変化だった。
次の施工は、「CAR BEAUTY PRO」のガラスコーティング。
実はBMW420iを所有していた時に依頼しようと思ったことがあり、コーティングを依頼する場合は、このショップと決めていた。
2025年7月下旬にショップに持ち込むと、マスターが出迎えてくれた。
同年代の彼は、Z32を見ると隅々までボディの状態をチェックし、「すごくキレイな車体ですね!年数経っているのにこんなにきれいな状態で残っているのは、かなり珍しいですよ!しかもフルノーマルじゃないですか!当時は大体の車両がカスタムされていたので、フルノーマル自体に価値がありますよ!もう大好物です!」と、ものすごく喜んだ。1泊2日の工程で預けた。
翌日引取りに行った際、マスターからは意外な指摘があった。
「このZ32、オールペイントしてますよ。それも相当丁寧な仕上げです。100万ぐらいはかかっていてもおかしくないですよ!」
え?
そうなの?
確かに、外装はまあまあキレイだと思っていた(だから購入したんだけど)。
だが、このZ32は過去に不動車だった時期もあったかもしれない。冷却水漏れやオイル漏れもあり、正直なところ、前オーナーに大切にされてきた個体とは思っていなかった。
ところが、そんな自分の認識は覆された。こんなに丁寧なオールペイントが施工されているとは驚きだった。
Bピラーの仕上げに若干のトラブルがあったものの、ボディの艶が見違えるようになり、また一歩、新車に近づいた気がした。
(Bピラーは後日マスターがきれいに復元してくれ、これも新車のようによみがえった。)
マスターからは「ぜひフルノーマルのままで維持し続けてください!」と熱いエールをもらった。
そのエールに影響された。
新車戻しのテーマに「フルノーマル」が追加された。



あとは9月から始まるオイル漏れの本格修理が終われば、自分ではほぼ新車に戻ると思った。
オイル漏れの本格修理を9月に設定したのは理由があった。
8月に再び埼玉から兵庫にドライブすることを計画していたからだった。
オイル漏れを抱えたままで行けるか、日産KG店の工場長との相談を続けていた。
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