
ガチでNTRれていたVRCnote
天は我々を見放した。
祈りはついに届かなかった。
あの決定的な「和解」(あるいは迎合?)に、納得のいく文脈など含まれてはいなかった。
前々回の記事を投稿した後、いくつかの対話を得た。それはコメントの応酬であり、引用されたnoteを読むことであった。
対話を繰り返すたび、私は深いため息をついた。怒りによるものではない。脱力に近い、激しい徒労感に起因するものだ。
そこには、私が、そして恐らく私のような人々が求めていたモノは何もなかった。和解などしていないという反論も、思想的な和解の理由も、書かれてはいなかった。
彼らの不充分な説明から断片的に得られた情報を整理するたびに、恐れていた現実が、それだけは起きてくれるなと願っていた現実が、その輪郭をはっきりとさせていく。
こうして悪口本舗さんとねたなかさんの、note界隈を騒がせ続けた二人の対決は、黄色い隣人となって幕を降ろした。(中略)
ねたなかさんは悪口本舗さんを投稿当時から目をかけて仲良くなろうとしていた。
どうやらこの「騒動」は、彼らにとって単にバカとメンヘラのレスバトルに過ぎなかったらしい。
「死ぬまで恨む」「殺しても許されるか」という発言はプロレスに過ぎなかったそうだ。
なんとなく不愉快だから怒ってみたものの、実際会ってみると「お前良い奴だな!」と尻尾を振るような、情緒の浮き沈みの激しいメンヘラと、何も知らないまま大きな声で駄々をこねていたら祭り上げられてしまった哀れなバカとの、小競り合いにすぎなかったのだ。
誰よりも、世界を楽しんでいた。
勝ち負けなんて、存在しないのかもしれないけれど、
この騒動の勝者は間違いなく私達だった。
改めて、私は今VRCを楽しんでいます。
私は正義の調停者でも社会の代弁者でもない、たった1個人の声を綴っているだけのちっぽけな存在ですがそれでも正直な気持ちを精一杯文章に込めています。
あんなに力強く、虐げられた誰かのために悪口本舗を非難したねたなかは、声を弾ませて生きててよかった〜と尻尾を振った。得も言われぬ満足感があった。
楽しければいいそうだ。弱者を虐げたと糾弾した相手に、一切の贖罪の念を抱かせられなくとも。一緒に写真を撮って楽しければそれでいい。
なんと単純明快な論理だろうか。すさまじくわかりやすい。その通りだ。ふにゃオスもメンヘラもVRChatterも、蔑んで楽しんだモン勝ちである。いやはや恐れ入った。

楽しく差別ができればそれいいのだ。楽しく差別者と肩を組めればそれでいいのだ。文化大革命の紅衛兵はさぞ楽しかっただろうね。ユダヤ人に石を投げたナチは、朝鮮人を撲殺した日本人は、さぞ楽しかっただろう。
そして、相手がなんら反省していなかったとしても、一緒に話して写真を撮るのは楽しかったのだろう。それを持ち出して「私達こそ勝者だ」と名乗りを上げたくなるぐらいには。
結局のところ、君たちは敗北した。「悪口本舗の記事を振り回すユーザー」という藁人形を立て、共通の敵を作り、目の前の相手から目を逸らした。インターネットレスバトルのよくある帰結だ。真正面の人間と真正面から向き合う勇気もないのに、よくインターネットにあんな文章を書き込めるものだ。
なんとなくわかりやすいハッピーエンド(風の何か)に釣られ、理論的一貫性も、道義も、筋も、ありとあらゆるものを捨ててしまった。
情緒が不安定だからか?思想に芯がないからか?最初から、「ただ何か気に食わない」という理由だけで人を叩き、そこに論理的な説明を付加する作業をサボっていたからか?
そういう風に楽しんで、私も「勝って」しまおうか。ポピー横丁にでも行って、「メンヘラのホモがふにゃオスとかお砂糖とかキモいんだよ!ww」と叫び、楽しさを得ようか。そう叫んでいる人間と写真を撮ろうか。
いや、そうはならない
君たちは仲間ではなかった。党派性に脳を焼かれてしまった君たちからすれば、代表者同士の和解で万事解決なのだろう。なんら状況が変わっていなかったとしても。
しかし、正義は我にあるのだ。少なくとも、私が提示したあの記事が有害である理由について、論理的な反論はされていない。(コメント欄で国語力がないと叩かれこそしたが)
君たちが感情に絆されて、掲げた正義に背くことも、自らの発言に責任を持たないことも自由だ。
しかし、私はそれを卑怯だと断じ続ける。君たちの行いがいかに不義のモノであるかを。
新たな友人と好きに遊べば良い。酒を酌み交わし、写真を撮ればいい。もはや君たちに彼を批判することはできないだろう。彼と同じような発言をするものを、批判することもできないかもしれない。
しかし、私はそれをするのだ。
これで、この件についての一旦の総括とする。
以下は、引用した各人についての記述だ。「ただ贖罪の気持ちは湧かないね。俺の怒りは事実だし。」と宣う彼と和解したのだから、多少感情的なことを書いても問題ないだろう。属性に対しての攻撃はしないように気を付ける。
ろくえん『なぜ俺が悪口本舗とねたなかを引き合わせ敗戦に導いたのか』
これは端的に、タイトルに内容が見合っていない。序盤の「ブログ炎上は文章が読めない人が騒いでいると言われがち」のパートは何なんだ。やたら長いし。
そして、ようやく出てきた肝心の「なぜ」がこちら
集まりに誘う前に悪口本舗と二人で話したとき、俺はその不道徳を諭した。悪口を言うにも作法や通すべきスジがある。責任は自分で取る。不利益は必要以上に被るべき。アイデンティティが染み付いた名義で書け。免許証の画像でも添えればなお良い。手に負えない迷惑はかけない。全部俺の勝手な美学ではあるのだけど、そのどれもにピンときている様子はなかった。道徳的であることに何の執着もないようだった。
挙げ句「なんでねたなかがあんなに怒っているのかわからない」と抜かした。曰く「自分が悪口を言われているわけでもないのに怒る意味が分からない」そうだ。全身の力が抜ける思いだった。あれだけ幾人もの人々が言葉を尽くして、何一つ届いていなかった。そんなこともわからないなんて程度の低い人間だと思った。文章が読めていないのだと思った。自分と違うものを持った人たちへの想像力が働いていないのだと思った。
だから招いた。そういう悪に利することを俺はやった。自分が悪人だからだ。俺がそうであるのと同じように、悪口本舗は人だからだ。自分が悪口を言い続けたいからだ。俺が俺の知り合いに嫌われているみたいだったからだ。憎しみが渦巻いているのが嫌だから。俺がみんなに好かれたかったからだ。
これが俺がねたなかと悪口本舗を引き合わせた理由だ。
本当によくわからない。文章が読めないが故の炎上を追体験させてくれるアトラクションなのか、本当に私の文章力が足りないのかすら判別できない。
重要そうな部分を要約してみる。
悪口本舗に不道徳を諭したが、ピンと来ていないようだった。彼は自分と違うものを持った人たちへの想像力がない。だから招いた。
よくわからん文章である。なぜ想像力がない人間を招くのか。文章からは推測しようがないので邪推すると、「自分とは違う人間がいることを見せつけるため」とかだろうか。
しかし、これに続く文は更に難解だ。
だから招いた。そういう悪に利することを俺はやった。自分が悪人だからだ。俺がそうであるのと同じように、悪口本舗は人だからだ。自分が悪口を言い続けたいからだ。俺が俺の知り合いに嫌われているみたいだったからだ。憎しみが渦巻いているのが嫌だから。俺がみんなに好かれたかったからだ。
これが俺がねたなかと悪口本舗を引き合わせた理由だ。
もう野原ひろしのコラ画像になりそうである(ポピ横ユーモア)
なぜ悪口本舗が人だと招きたくなるのか、招くと悪口を言い続けられるのか、招くと嫌われなくなるのか、招くと好かれるのか。
本当にわけがわからない。まあ、私の記事は冒頭に引用されただけで、この文章の本質は経緯説明ではなく「お気持ち」にあるんだろうと思う。
アニメの女の子が泣きながら思いの丈を絶叫するような文章であるが、残念ながらこのアニメは追いかけていない。文脈を共有していない私には意味不明である。
まあ、「説明してほしいが、しなくてもいい」と書いたので別に構わないけど。タイトル詐欺の形だからな。わけのわからない文章ならもっとわけのわからないタイトルを付けておいてほしい。
であるので、当然「どうすればよかったのか」という部分についてアドバイスを差し上げることもできない。置かれた状況が全く理解できないのだから仕方ない。まあ、文章から滲み出る自己陶酔の感じといい、実際に解決策を求めているわけではないだろう。
「どうしようもないことってありますよね」が唯一の正解だ。誰か一緒にリンゴを買いに行って雨に濡れてあげてほしい。私はしないが。
MM『私はVRCを楽しんでいます』
さっきの文章よりは幾分か読みやすい。修辞的美しさや内容からして、決して良い文章ではないが、読みやすいのはいいことだ。
肝心の内容であるが、「私はVRCを楽しんでいる」「今回の和解は少年漫画のような黄金展開」「私は正直な気持ちを文章に込めている」といったところであろうか。あまり取り上げたいとも思わない陳腐な内容だが、一応腐しておこう。
まず、「楽しければ勝ち」という価値観に対しての態度がよくわからない。氏は
自分の大切なものに火が付くまでは火中の栗を拾う必要がなく、燃えている栗が大切で一生懸命拾い上げようとしている人を愚か者と笑ってエンタメとして消化するのはさぞ楽しいことでしょう。(中略)
それに、楽しんでいる者が勝者であるというのであれば私は勝利者です。
と述べていて、「楽しければ勝ち」的価値基準に対してやや懐疑的な姿勢を示している。
しかし、記事タイトルや記事終盤では、「私はVRCを楽しんでいます」という表現が用いられている。
「楽しければ勝ちかどうかについて価値判断は差し控えるが、私がVRCを楽しんでいることは繰り返しお伝えする」
ということだ。国会答弁みたいになってしまった。「楽しければ勝ち」的価値観をフックに用いる必要がなく、文章が散漫になってしまっている。
恐らく日記的なモノだろうからそこまでツッコむのは無粋かもしれないが、文章に誠実に向き合っているという記述がされていたのでついケチをつけてしまった。
さて、一番のツッコミどころはここであろう。氏はこの件を、「少年漫画のような黄金展開」と評したのだ。
物は言いようとは言うが限度がある。レトリックが下手だと述べたのは間違いだったかもしれない。すさまじい発想力だ。
少年漫画読んだことあるのだろうか。対立していた人間同士の和解が、なあなあで済まされる漫画などない。(とも言い切れないが、それを少年漫画的と評するのは数多の漫画家や出版社への罵倒であろう)
どちらかというと『BLEACH』の月島さんか『チェンソーマン』のマキマのシーンに近い。
爆豪なんか謝罪した上で今も嫌われているのに。謝罪もなしに出久と和解し、出久以外の無個性者に差別発言を繰り返す爆豪がいたらどうだろう。「確かに俺も、俺の威を借りて無個性者差別するヤツは気に食わねえ」と言う爆豪だったら?うーん…
今回のケースで「考え方の違いはありつつもお互いを認める」なんてことがありえるのだろうか。死ぬまで恨む、お前はウスラゴミ虫だと述べたのに、その違いを飲み込めるなら何でもアリではないか。
まあなんでもアリだったのだろう。それについては上で総括した通りで、もう一度書きたくはない(嘘、何度でも書きたい)
次に、これは本当に個人的な好き嫌いの話なのだが、「込められた想いは本物だから…」などと抜かす創作者気取りのオタクがマジで嫌いだ。お前がどれだけ想いを込めようがカスなモノはカスである。正直な気持ちを精一杯込めました…などとヌルいことを言うな。DMCの根岸か


想いが本物であることに何の価値もない。創作者は別に偉くない。カスみたいな創作より上等な消費の方がよっぽど偉い。
MM氏は別にそこまで言ってないのだが、なんとなく地雷だったので必要以上に噛みついてしまった。プロフに「文字書き」とか書いてるヤツらが嫌いなのだ。許してほしい。
もし一連の流れについて少しでも知りたいと思う気持ちがあるなら当事者に取材でもしたらどうですか?
客観的に見て~とか構造的に~なんて学者様気取りのゴシップ書いていると信用を失いますよ?
余計なお世話である。そもそもこのnoteは読み物として面白いものを志している(はず)。凡百の人間の感情なんか書いても面白くならないのだ。信用などというわけのわからない指標に阿って、VRCフレンドからしか「スキ」が来ない人間になど成り下がりたくはない。
他人の喧嘩に勝手に乗っかっていざ矛を納めたら裏切られた何て言うのは都合が良すぎるという感想しか出てこないけどな
— エムエム (@emuemu_V) November 24, 2025
文句があるなら自分で抜けばいい
俺はデータを上げて理論的に反論するだとか、相手に効く文章を書くだとか、そんなことを考えて記事を書いてない。
— ねたなか (@netanaka01) November 17, 2025
ただ自分の思いについて書くだけだ。俺にはこれしかできない。各々得意なやり方があるだろう。それで戦えばいい。
共通の敵を前にかつて敵だった者と共闘する熱い展開来てるかも
— GNJ(ぎんじ) (@GNJ_VRC) November 17, 2025
この戦いは、どうせ勝てないのです。しかしもし、この場所を少しでも混沌としたまま残したいのなら、力を貸してください。#悪口本舗コンテストhttps://t.co/MfSc0zWzqr
— ねたなか (@netanaka01) November 17, 2025
なんのために今まで名声を蓄えてきたのか。俺の故郷を中傷するやつが称賛を浴びているのに、俺はあいつを殴るための武器を自分から封じてしまった
— ねたなか (@netanaka01) November 17, 2025
多分俺は焼き討ちされて死ぬと思いますが、世間様からのきしょいの大合唱に歯向かった奴が一人いたことを忘れないでください
— ねたなか (@netanaka01) November 18, 2025
リンクペタペタレスバマンになってしまった。まあ仕方ない。プロレスっすもんね。ヒーローショーでいくら助けを求めていてもステージ上がったら異常者っスもんね

ラインカーネーション【VRChat】悪口本舗とアンチが激突したらフレンドになって全部解決した話
書こうと思ったけど飽きちゃった。なんでも単純な構図に落とし込むのはやめた方が良いと思うけど、それも上で書いちゃったしな。
終わり
終わりに
思想的一貫性をいざというときに貫けないヤツらに殆ど生理的と言ってもいい嫌悪感があるんスよ。
同じくらい腹が立った事例を挙げて今日の締めとします。
🐑かわいいねっていう弱者男性(を名乗る)漫画家が「アイツ真の弱者男性じゃなくね?」って炎上したんスよ。
で、なんかアルファオタクみたいなヤツらが🐑(以下略)をスペースに呼んで、「お前彼女いるのにいないみたいな漫画描きやがって」みたいに詰めてたんスよ。
🐑は向精神薬?(アルコールだったかも)を飲んでちょっとマトモじゃない感じで、オタクの怒りを一身に受けてたわけよ。
そこでなんと!🐑の彼女がスペースに登壇!
「こんなこと話し合っても意味なくないですかァ?」
と女の声で言われるとオタクたちは勢いを失い、「なんか皆でアニメでも見ますか!w」とか言い始めた。断られてた。「鍵リク送るのやめてください」とも言われてた。
あの瞬間ほどイライラした時はなかった。普段の女叩きも、🐑への義憤もかなぐり捨て、目の前の女(にょ)から出る声で骨抜きになるオタクどもに殺意を抱いた。スピーカーリクエスト連打も虚しく、スペースはなあなあで終了。未だに思い出してイライラしてるのは、あのスペースにいた中で自分だけじゃないかと思う。
近しい事例として思い出した話でした。6000文字も書いている。昨日書けなかった分ということで。
では、また……。