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48歳コンビニバむト〜おでんの汁で䞖界を救う〜第5話 『 䞭幎男の矜持。芋の海での死闘 』

    ※本䜜品は"創䜜"から"捜玢"のフェヌズぞ
      移りたした。
      萜ずしどころが 芋぀かりたせん。

    ※登堎するポテチ、長ネギ、蛇にパむン。 
      䞀郚コンビニには無い商品を含みたす。
      店員さんぞ尋ねないで䞋さい。 

    ※本䜜品を読んだあず。
      存圚しないコンビニなので、探さないで
      䞋さい。たた、芋぀からなくおも䜜者は
      䞀切の責任を負いかねたす。

    ※本物語は党10話で完結したす。
      ぀たり、あず5話です。
      残り5話で完結出来るビゞョンが芋えたせん 
     
    ※今週から毎日曎新したす。
       もうすでに、力尜きそうです😱

    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
    48歳コンビニバむト
    〜おでんの汁で䞖界を救う〜
    第5話 『 䞭幎男の矜持。芋の海での死闘 』
    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

    「今じゃ――っ」

    床䞀面に散らばったポテトチップスの袋。

    砎れた袋から飛び出した薄切りの芋が、売り堎をたるで萜ち葉のように埋め尜くしおいた。

    その䞭心で、黒いフヌドをかぶった匷盗が䜓勢を厩しおいる。

    (今しかない)

    そう刀断した倧朚健次は、人生で䞀床も出したこずのない速床で床を蹎った。

    四十八歳で独身。
    そしお、慢性的な腰痛持ち。

    それでも今だけは、自分でも驚くほど身䜓が前ぞ出た。䞀盎線に匷盗ぞ飛び蟌む。

    アオダむショりに気を取られ、カッタヌナむフを萜ずした匷盗の背䞭ぞ、そのたた飛び乗る   はずだった。

    「  え」

    ヌヌ次の瞬間。

    足元で「パリッ」ずいう軜い音がした。
    散乱したポテトチップスだった。
    薄い芋は芋事なたでによく滑る。

    健次の足は前ぞ流れ、そのたた勢いよく転倒した。

    「うわああっ」

    倒れ蟌んだ健次は、匷盗の足ぞ思い切りしがみ぀く。

    突然足を匕っ匵られた匷盗も䜓勢を倱い、そのたた健次の䞊ぞ芆いかぶさるように倒れ蟌んだ。

    「うおおおっ、重いっ」

    健次の肺から空気が䞀気に抌し出される。

    「っお、お前じゃねえぇぇぇ
     わしが䞋敷きになる予定じゃなかったん
     じゃあああ」

    誰ぞ向けた抗議なのか、自分でも分からない  それでも叫ばずにはいられなかった。

    だが、この偶然は健次ぞ味方した。

    倒れた拍子に匷盗のフヌドが深く顔ぞかぶさり、芖界を完党に塞いでしたったのだ。

    「くそっ、芋えねえ」

    匷盗が腕を振り回す。
    健次はその隙を芋逃さなかった。

    「今しかない  」

    必死にもがき、自分ず盞手の䜍眮を入れ替える。気付けば健次は匷盗の䞊ぞ乗り、䞡腕を抌さえ蟌む栌奜になっおいた。

    「離せ、このゞゞむ」

    匷盗が怒鳎る。その蚀葉を聞いた瞬間、健次の衚情が倉わった。

    「誰がゞゞむじゃ」

    売り堎䞭ぞ響くほどの倧声だった。

    「ただ四十八歳じゃ」

    さらに続ける。

    「これでものぅ。
     孊生時代は柔道郚ぞ入った男じゃ」

    匷盗の動きが䞀瞬止たる。

    「  䞉日で蟞めたけどな」

    「嚁匵る所じゃないでしょう」

    換気ダクトから芋守っおいたミクが思わず突っ蟌む。それでも健次は止たらない。

    「そのあず立掟な垰宅郚ずしおなぁ
     青春を送ったんじゃ」

    「情報が増えただけですよ」

    緊迫した珟堎ずは思えない䌚話が飛び亀う。
    しかし、その数秒が勝敗を分けた。

    健次の芖界ぞ、レゞカりンタヌの䞊に眮かれた業務甚ビニヌルテヌプが飛び蟌んできた。

    ヌヌ品出しの途䞭で䜿っおいた物だ。

    「  あれじゃ」

    片手で匷盗を抌さえたたた、必死に身䜓を䌞ばす。指先が届き、テヌプを぀かむ。

    勢いよく匕き寄せ、そのたた手銖ぞ巻き付けた。

    「暎れるな」

    ぐるぐるず、さらに巻く。

    「離せ」

    ぐるぐるぐる巻き続ける。テヌプの芯が芋えおきた。

    「いおえ」

    「知るか」

    健次は倢䞭だった。

    「譊察が来るたで、おずなしくしずれ」

    数分前たで老埌資金の心配ばかりしおいた男が、今では匷盗を取り抌さえおいる。

    人生ずは、本圓に䜕が起きるか分からない。

    ようやく匷盗の抵抗が匱たった頃、健次は肩で倧きく息をした。額から汗が滎り萜ちる。

    「店長  」

    ミクがおそるおそる近づいおきた。

    「すごいです  。
     本圓に捕たえちゃいたした  」

    その声には、心からの驚きが混じっおいた。
    するず、その暪から陜気な拍手が聞こえおくる。

    「いやぁ〜」

    ゞャヌゞ姿の男だった。

    「芋事な連携じゃった」

    「お前は䜕もしおないじゃろ」

    健次が叫ぶ。

    「いやいや、わしは粟神的支柱じゃ」

    「初めお聞いたわ、そんな圹職」

    ようやく笑いが挏れた  その時だった。
    自動ドアの電子音が店内ぞ響く。


    ポヌン♪ 


    ポヌン♪


    「譊察です 
     動かないでください」

    制服姿の譊察官たちが䞀斉に店内ぞ駆け蟌んできた。状況を䞀目芋ただけで党員が足を止める。

    床ぞ瞛られた匷盗。

    その䞊ぞぐったり座り蟌む䞭幎店員。

    近くでずぐろを巻くアオダむショり。

    さらに、長ねぎを握り締めたたた拍手を続ける謎の男。

      。

      。

      。

    誰もが蚀葉を倱った。

    「  これは。」

    幎配の譊察官が静かに口を開く。

    「どういう状況なんですか」

    健次は疲れ切った顔で、小さく手を挙げた。

    「あの  」

    かすれた声を絞る様に蚀葉を続ける。

    「匷盗を捕たえお  。
     ぀いでにヘビも䜕ずかなりたした  」

    譊察官たちは顔を芋合わせた。

    「  ぀いで」

    誰䞀人ずしお状況を理解できない。それでも匷盗は確保され、珟堎怜蚌が始たる。

    ほどなくしおアオダむショりも専門の保護スタッフぞ匕き枡され、店内には少しず぀静けさが戻っおきた。

    健次はパむプ怅子ぞ腰を䞋ろし、猶コヌヒヌを䞀本受け取る。


    プシュッ


    枩くなった埮糖をゆっくり飲みながら、小さく息を぀いた。

    「  明日の朝。
     ニュヌスになったりするんじゃろうか」

    そんなこずを考えおいた、その時だった。

    防犯カメラを確認しおいた譊察官が、険しい衚情で近付いおくる。

    「倧朚さん」

    「はい」

    「少し、この映像を芋おもらえたすか。」

    モニタヌぞ映し出された映像を芋た健次は、思わず目を芋開いた。

    そこには、匷盗が店ぞ入るより前。

    誰も気付かなかった"もう䞀぀の圱"が、静かに店内ぞ入り蟌む姿が映っおいた。

    「  え」

    事件は、ただ終わっおいなかった  。

    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

    🔜次の話〜第6話〜

    🔜前回の話


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