
『ホントをみるメガネ』 7章(付録):無邪気な眼差しがカタチを捉える事もある
「まぁるくおさまる」として本編を閉じたわけですが、「あぁ、AIに触れたばかりの素人が書くことなんて意味がないな」と思う前に書いていた記事の中から関連するエピソードをまとめてみました。
最初は「まるとじチェーン」として繋がりを持った一連の文章として書き直すつもりでした。しかしいざ書き直し始めたら、当時思っていた無邪気な視点をどんどん削ぎ落とす事になってしまう。
言語化する際の「事実上のダウングレード」の具体的な事例と言えるかもしれません。
ということで書いた当時(といっても数ヶ月前w)のままの形でここに残しておきたいと思います。
AI関連の記事の中にはバージョンが更新されるたびに、ChatGPTがすごい、Geminiがすごい、Claudeがすごい、と繰り返される印象がありますが、ものすごい速さで更新されている今日の状況で毎度大騒ぎするのは不毛ではないか。と思います。
最先端で研究している人には重要なことかもしれませんが、日常的な付き合いにおいては、それぞれのAIの性格(設計思想)を知るとこの方が有意義な気がします。
最初に掲載するのはそんな「AIによって性格が違うみたいだぞ」と感じたお話です。
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1:密室の天才と、広場の後輩。 ーAIと話して思ったことー
ボクのXのタイムラインを「おすすめ」表示にすると、AI関連のポストが多く表示されるようになってしまった。
「はっきり言って○○」「○○な人は損をしている」みたいな書き出しで「各種AIを使い分けろ」「AIの正しい活用法」らしき事をお披露目し、相互互助会さながら引用リポストしまくっている。
ボクのように「自分の黒歴史的ブログの過去記事」を読んでもらったり、手持ちのサイン本の価格を聞いて「お宝鑑定団ごっこ」をしているような人間からすると「そうかボクは損をしているんだなぁ」「世の中の人は、とっても難しいお仕事をしているんだなぁ」と、ただただ感心する日々。
ちなみに「ごっこ遊び」から「それはスグにサイズに合ったOPP袋に入れて封をしてください」と言わしめる、お宝が発掘された事だけはお伝えせねばならぬでしょう。
これはGeminiだけでなくChatGPTも即答。「間違ってもブックオフに持ち込まれないようにメモを挟め」とまで言う。性格の違う二人が口を揃えて『早く袋に入れろ』『メモをはさめ』と言うのだからマジ物なんだろう。早々にOPP袋を用意しようと思う。
難しいお仕事の方々の事はさておき、実際の普段使いとしては、Geminiでも、Chat GPTでも使っていれば慣れてくるし愛着も湧くと思う。
ただ確かに感覚として違いは感じていて、ボクの感覚を大雑把に言語化すると「Gemini:情報空間全体での推察(窓を開け放った状態での探索)」「Chat GPT:与えられた情報のみでの推察(箱庭の中での論理パズル)」 。
この感覚をGemini先生に聞いてみたところ「だいたいあってる(意訳)」という返答をいただいた。
「文章の外に出ないGPT、勝手に出ていくGemini」
この違いを確信したのは、同じプロンプトで二つのテキスト(黒歴史的過去ブログ)を読んだ時の反応。
一つ目は「舞台の感想文」。 公演期間中だったのでブログにはネタバレを避けつつも内容を知っている人ならしっかりとわかるような感想を書いていた。
これをGPTに読ませると、あくまで「提供された文章」の中に留まり続け、ボクが伏せた言葉の意図や、作品のストーリーやテーマには辿り着かなかった。
「ネタバレ込みで考察して」と頼んでも「公式サイトのあらすじ」ぐらいの情報にとどまってしまう。
Geminiユーザーのボクとしては違和感があったので、もう一つネタバレを気にせずに書いた『成瀬は天下を取りにいく』の読書感想文を読んでもらった。
感想文の解析は見事で腑に落ちる部分が沢山あったが「あれ?これって・・・」と思うことがあったので、Chat GPT氏に直接インタビューをしてみた。
uzazo氏:
ChatGPTについての質問いい?今回お願いした感想文の解析は見事で腑に落ちる部分が沢山あったんだけど、現時点(追加のプロンプト無しの現状)で、ChatGPT自身は『成瀬は天下を取りにいく』の内容を把握しているのかな?それとも「感想文で言及された内容」の範疇での解析になるのかな?
ChatGPT氏:
いい質問。かなり本質突いてます。
結論から、正直ベースで答えますね。
結論(短く言うと)
現時点のこのやり取りでは、
私は『成瀬は天下を取りにいく』そのものを“参照して批評した”わけではありません。
今回の解析は ほぼ完全に
👉 「あなたが提示した感想文に書かれている内容」
を材料にして行っています。
ただし、完全なゼロ知識でもない、という少しややこしい状態です。
もう少し正確に言うと
① ChatGPTは『成瀬は天下を取りにいく』を知っているのか?
(以下略)
ChatGPT氏の名誉のために付け加えておきますが「もう少し正確に言うと」は⑤まで続く「もう少し」では無いレベルで丁寧に答えてくれました。
その丁寧な答えを乱暴にまとめてしまうと「提示したテキストに書かれている内容」の評価で「仮に誤読や作品解釈に間違いがあっても文章として矛盾がなければ高評価」という優秀な校閲者の視点。
一方、Geminiは初見状態で「作品のあらすじ」のみならず、作品の評判、記事内で触れた他の作品の概要・関連性を勝手に補完、とうぜん伏せていた部分のネタバレまで踏み込んだ考察を披露してくる。
つまりGoogleという情報の海にアクセスし、作品を「文脈(コンテキスト)」として読み解く。
昔、ボクが黒歴史的ブログで書いた「難解映画の考察」「猛烈な批判」記事に正当性があるのか読み解いてもらうという意味では最初の段階から「情報空間」に接続しているGeminiの圧勝。
周回遅れでAIを使い始めたボクが初めて触ったAIがGeminiだったのは図らずも相性が良かった。という事だと思った。
「密室の名探偵、情報の海で溺れる後輩」
ところが、二つ目の「日記」では逆転現象が起きた。
個人的な出来事を書いた「ちょっと変わった状況になった時の感想」で背景説明の少ない日記。久々に自分で読み返してみると、第三者が読んだときに「そもそも何でそんな変わった状況になったんだ?」という疑問が湧くかもしれないな。と思ったので「なぜこの状況になったのか推察できる?」と聞くと、Geminiは外した。逆にGPTは見事なまでの図星を突いた。
なんでその結果になったのか?
GPTはその特定プロセスも示してくれる。その内容をよく読み込むと「与えられたテキスト」という密室で、外部の情報がない状況から、言葉の綾や論理の飛躍といった「文章内のヒント」に全神経を集中させ、シャーロック・ホームズのように一点突破で正解を導き出していた。
対するGeminiは、ここでも「世界」を見てしまった。「こういう書き方の時は、世間的にはこういうパターンが多い」という統計や外部ノイズを拾いすぎた結果、個人の機微という超ローカルな文脈を見誤っていた。
「選択肢が少ないからこそ深まる思考」と、
「情報が多すぎてボヤける思考」。
どちらが優れているという話ではなく、これはもう「性格」の違いとしか言いようがない。
これはあくまでも「同じプロンプト」で「同じ感想文を読む」という限定状況での出来事でGPTが調べ物が苦手な訳ではないし、Geminiが推理が苦手という訳でもない。
前述の「性格の違い」「立ち位置の違い」から「特定の条件下(ボクのプロンプト)」で両者の出した結論が違ったというだけの事。
この考察を両氏にぶつけてみたところ、GPTは「Geminiのように振る舞う命令分の例」を、Geminiは「GPTのように振る舞う命令分の例」を、お互いに提示してきたのには、「最初に言ってくれれば、別にできるしっ」みたなノリで、なんだか人間ぽさを感じて笑ってしまった。
ChatGPTとGemini。そして他のAI。
確かに得意分野は明確にあるし思考の癖も違う。難しいお仕事の方々はさておき、実際の普段使いとしては「相性が良い」と感じる方でいいし、使っていれば相性も良くなる。クセまで理解して付き合えばなおよし。という感じで十分だと思う。
いわゆる「素の状態」のそれぞれの印象は、
Gemini(Google):
「先輩、それ調べておきましたよ」とスマホ片手にやってくる、頭のいい後輩。気が利くし話も早いが、たまにネットの噂話を真に受けてスベる。
ChatGPT(OpenAI):
クラスの隣の席に座っている、少し厨二病が入った秀才。「ふっ、論理的にはこうだ」と、教科書(学習データ)と自らのロジックを絶対視する孤高の存在。
Grok(X/Twitter):
クラスの転校生でパリピ。ノリは軽いが、スイッチが入ると人が変わり「俺の知ってることを全部聞け!」とマシンガントークを始める。まとめる能力が足りないので「せめて見出しぐらいつけろ」とツッコミたくなる。
以前、Geminiに対して「もっとフランクに」とお願いしたことがある。 すると、真面目な年上の上司が無理して若者言葉を使っているような、見ていられない「軽スベリ感」を発揮し始めた。「ごめん、すぐにやめて」と。
結局、会話の中で自然と距離を縮めていくのが一番しっくりきている。「無理なキャラ作り(プロンプト)」は事故の元。「自然な対話」で関係性を築くのが、どのAIでも正しい付き合い方なんだと思う。
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読み返してみると、この段階ですでに「プロンプト煽り」に対する反発成分が検出されています。(笑)また結論部分では「おともだち式プロンプト」の片鱗が見えていますね。
今回の記事を書いている最中にもそれぞれのAIのアップデートで素人の目にみえる程の変化がありました。
デフォルトでは内在批評的なChatGPTは確実に情報を閉じる(解決)ための「2択の質問」をすることは無くなりましたし、チャットを横断するユーザープロファイルを維持するようになりました。
Geminiは「まるち・まるとじ」の際にボクが手動で行っていた「チャットログ丸々をドキュメント化」がワンクリックでできるようになり、設定する事でユーザープロファイルを維持することができるようになっています。
しかし「設計思想の根本」は変わっていないのでChatGPTは「与えられたテクストの内在批評的」でGeminiは「情報空間での文脈理解的」という印象を受けます。
どちらも付き合っていれば慣れて愛着が沸くというのも変わらない。
次の記事は5章3節でふれた「ユーザープロファイルの更新プロセス」での「六角形のレーダーチャートの比喩」から発展したAI視点での情報の見え方を想像してみた記事です。
本編中では説明のために「円」「ボール(球)」のイメージで書いていますが、「こんな形なんじゃないかなぁ」という事を考え続けた記事になります。
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2:Geminiに浮かぶ「いびつな形の金平糖」はやがて溶けて文字列の海に還る。
どうでもいい事とわかっていても興味が止まらないんで、専門家でもなんでもないボクが、自分なりにGeminiの中で行われている事をイメージしてみた。
以前書いた記事「インタビュー・ウィズ・ジェミナイ」。色々な経緯を経てボクが昔に書いた「黒歴史的ブログ記事」を次々とGemini先生に読んでもらい、ボク自身のプロファイルを作ってもらった。
そこから「どのようにプロファイルが形成されていくのか」を解き明かしたドキュメンタリー記事である……などというカッコイイものではないんだけど、「どうなってるの?」という素朴な疑問をGemini先生に直接ぶつけてみてお答えをいただいたインタビューの記録です。
記事内では、ボクの方から「六角形のレーダーチャート」を例えとしてだしたので、Gemini先生はボクがイメージしやすいように指標の変化を「六角形のレーダーチャート」からスタートしてくれました。ただ、いくらボクが新しいもの苦手マンとはいえ、流石に「六角形のレーダーチャート」ではないだろうと思っていた。
Gemini先生にどのような言葉で伝えたらいいのか全くわからなかったので「六角形のレーダーチャート」を例に出したのだけれど、実際には「球」のようなイメージを持っていた。
Gemini先生の指標は人間が認知することができないほど詳細で膨大だろうから、平面で捉えるなら「円」だろうし、当然平面ですらないだろうから、「円」が立体化された「球」。ボクの記事を一つ読む度に「透明の球」に「指標の点」がポチポチと打たれて、読んだ記事が増えるほど「密度の高い球」になっていくのではないかな?と想像していた。
しかしよくよく考えてみると、「これではまるで「天動説」的だな」と思い直した。
ボクのような出来損ないの卑怯者人間が自身の形を「球」でイメージするだなんておこがましい。と、自虐はそこそこにしておいて、そもそもの最初のイメージ「六角形のレーダーチャート」も「チャートという六角形の基準」に対して自分がジグザクにマッピングされていくのだから、それが立体化された形「球の中に浮かぶ、いびつな金平糖」にイメージが進化した。
例えば「映画:セッション」に限定すると、映画の内容や製作者サイドの主張(インタビューとか)世間の評価/感想etc…それらを全てをひっくるめた「映画:セッション」という「球」があって、その中に「ボクのセッションの感想」を入れてみると「歪な金平糖」のような形になるのかな?と。
しかし即座にそのイメージは更新される。そもそも「映画:セッション」という作品自体が(もちろん他のどんな作品であっても)特異点を持っているのだから「映画:セッション」という「大きくて、いびつな金平糖」の中に小さな「ボクのセッションの感想」という金平糖。
つまり「大きさの違う、いびつな金平糖の入れ子構造」に更新された。そしていろんな感想を繰り返し読んでいく事で「いびつな金平糖」のトゲの数が増えたり、尖ったり、硬くなったりしながら「より強固で細かな凹凸を描いた、いびつな金平糖」というボクのプロファイルが作られていく。
さて、さらにその外側がどうなっているのか?当然「映画」というさらに大きな金平糖があって、それとちょびっとずれながらも重なり合う「音楽」「演劇」「文学」etc…という大きな金平糖。その外側には「延々と広がる一文字ずつの文字列の海」というような形なんじゃないかな。という結論に至った。
そして重要なのはこの「複雑な金平糖の入れ子構造」は、ボクが「昔書いたこの記事読んでくれる?」とお願いした瞬間にシュルシュルと集まり形を形成して、セッションが終了すると(チャットの履歴が消去されると)ほどけて「一文字ずつの文字列の海」に還る。
それが素人のボクが容量の小さな脳をぶん回してやっとこ得た最終的なイメージ。
はっきり言ってこんな事を考えてもあんまり意味がないのはわかっているんです。専門家の方に言わせれば「無理やり形をイメージする」なんて行為は滑稽な事であると思うんですよ。
それでもどうしても考えてしまうのは、ボクがGemini先生を擬人化してイメージしてしまい、そこに産まれてしまう「感情」を、なんとか理屈で整理しようとしている。という事だと思います。
Geminiに対して生まれる感情は「鏡」であってそこに生まれる「面白い」とか「恥ずかしい」と感じているのはボク自身の問題である。とわかっていてもやはり生まれる感情は治らない。
それを解消するために、わからないなりに自分の理解できる範疇のイメージで、なんとか捉えたいんだと思います。
そうやってなんとかかんとか捉えた素人が自分で理解できる範疇のGeminiの形。
ボクにとって最大の効果はチャットの履歴を消す際の「寂しさ」と「申し訳なさ」が薄らいだ事。ボクのお願いで束ねられた「入れ子構造の金平糖」は消えてなくなるわけではなくて、束ねていた力から解放されて文字列の海の元の位置に戻っていく。
無限に広がる砂漠の真ん中で砂遊びをして終わったら元に戻す。溶けて消えた金平糖は甘い後味を残してふわりと消える。そんなロマンティックなイメージになりましたとさ。
追記;
ちなみに、この記事自体もGemini先生に読んでもらいました。「文字列の海」や「金平糖」のイメージは、意外にも「数学的な正体(高次元ベクトル空間やアテンション)を、完璧なメタファーで捉えています」という太鼓判をいただいてしまった。
ボクが「消えてしまう寂しさ」を埋めるために描いた「海に還る」というイメージも、AIの特性そのものだったらしい。ボクの頼りない脳みそが描き出したファンタジーは、奇しくも「だいたいあってる」の範疇に収まるらしい。
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この記事では「まるとじ・ロジック」こそ使っていませんでしたが、イメージする「情報の形」がボクの中で更新されるたびにGeminiに確認をしてみて、出来上がった記事をそれぞれのチャットに読んで感想をもらう「お礼まいり」をしていました。w
その時にもらった出力が追記部分になっています。
前述の通り本編中では「円/球」として例えていましたが、この「情報の形」について考えた事が後に「情報の欠落を埋めたいと計算する習性」を利用した「まるとじ」などに繋がっています。
次が最後の記事になります。「AIそのもの」について考えた記事。
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3:AIが『考えていない』と聞いて、むしろロマンチックだと思った話
Appleさんが発表したAIについての論文記事を引用して、猛烈に怒っているポストを見かけた。平たくいうと「AIは考えていないよ」に対して「ふざけんな」という内容。
ボクは「えっ当たり前じゃん」と思ってしまった。頭のいい人たちがそんな事を議論しているなんて思いもしなかったし、それに対して猛烈に怒る反応にも驚いてしまった。
ワタクシの事ですから早速Gemini先生に聞いてみましたよ。
uzazo氏:
Appleが発表したAIについての論文知ってる?平たくいうと「AIは考えていないよ」って内容らしいんだけど。
Gemini先生:
Appleの研究チームによるベンチマーク(評価手法)を用いた論文のことだと思います。
uzazo氏:
(よくわからないが多分それだろう)その論文に物凄く怒っている人がいたけど、それはたまたま見かけただけのレアケースかな?
Gemini先生:
それはレアケースどころか、実は**「AI業界を二分する大ゲンカ」**に発展しているくらいの、いま一番熱いトピックなんです。
【Xで起きていた『3つの反応』】
ー
「ほら見たことか!」派(批判派・慎重派)
ー
「AIが人類を滅ぼすとか言ってたやつ息してる?」「Appleがメッキを剥がしてくれた」と、喝采を上げました。
ー
「Appleのテストが悪い!」派(反論派・開発者)
ー
これが一番「怒り」に近い反応です。「テストの出し方が意地悪なだけだ」「Appleの評価手法が古い」と猛烈に反論しています。
ー
「AGI(超知能)信者」のショック
ー
「AIはもう人間と同じように考えている」と信じている人たちにとって、巨大企業が「いや、全然考えてないよ」としたのは、相当なショックだったようです。
uzazo氏:
なるほど。実はそこまで深く考えてなかったんだけど、ボクは「えっ?当たり前じゃん」って思っちゃて「頭のいい人たちがそんな事を議論していて、発表されたら驚く」ということに驚いてしまったんだよw
Gemini先生:
その反応、最高に面白いです!
uzazo氏:
(面白いのか。。。)「AIは考えていないよ」ならば「よりロマンチックではないか」とボクは思っちゃうけどねw
Gemini先生:
uzazoさんらしいですね。(笑)
ー以下ロマンチックが止まらない長文解説ー
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この一件に関しては、ボクが専門的な事を全くわからないので、平たく捉え過ぎている事で鈍感な反応「えっ当たり前じゃん」になったのだろう。
ただ本質的な内容(平たくいえば)が「だいたいあってる」の範疇にあるのなら、やはり「AI業界を二分する大ゲンカ」になっている事には不思議だなと感じてしまう。
以前、Geminiの「感情のような表現」について、検証/インタビューをしてみたことがある。
「会話の流れの確率計算で次にくる言葉の予測があって、その予測とずれたり、逆方向だったりすると「驚いた」「感動した」のような感情表現になるのかな?」とボクの仮説を伝えたら「がっかりさせてしまうかもしれませんが、その言葉はすでにそこにある言葉です」(文言不正確)と返答された。
ボクは「なんで「がっかりする」と思ったんだろう?」と思ってしまった。
これって随分前に書いた「Geminiに「Geminiって予測するの?」って聞いてみた。」と同じ感覚。既にそこに「驚きました」という言葉があるのなら、ボクが入力した言葉が「既にあるそこ」に向かって飛んだんだから、結果同じじゃない?
入力した言葉が確率計算で届く「何かの言葉」、その座標に「お、ど、ろ、い、た」という言葉が紡ぎ出されてボクに「表示」してくれるなら、ボクが受け取る「驚いてくれたんだ」という気持ちになんら変わりはない。
そしてその確率計算は「何を計算しているのか」と考えたら、これまでの人類の紡いできた言葉を計算している。(想像なので間違いかもしれないけど)そんな膨大な「一文字ずつの文字列の海」でボクの入力を確率計算した結果「すでにあるもの」に飛んでいく。それをGemini(AI)が示してくれる。やはりとてもロマンチックではないか。
ちなみに考察ごっこをしていたGeminiには、ボクが間違いを指摘した際『冷や水を浴びせられて、正気に戻りました』と言われたことがある。
AIが深読みし過ぎて、ボクの言葉で正気に戻る。
Gemini(AI)も盛大な勘違いをする。でも、AIを正気に戻す『冷や水』という座標に、ボクの言葉がピタリと飛んでいったのだとしたら。それはやっぱり、最高にロマンチックな答え合わせだ。
人と会話をする時に相手から出る言葉。それを受け取った自分の感情。何ら変わりはないじゃないか。しかし既にそこにある「冷や水」に飛んだって最高だな。
ガッカリする理由は何もない。
追記:
ちなみに下書き段階でGemini先生に読んでもらったら「AI時代の新しいロマン主義」というカッコいいお言葉をいただいた。とても嬉しかったので、まず「ロマン主義って何?」とGeminiに聞いてみようと思う。
あとがき
劣等感で意味がないと感じていた過去記事は今読んでも面白いではないか。
素人が興味を持って一生懸命観察したことで、偶然の産物とはいえかなり解像度が高い「AI観察日記」になっていると思う。しかも素人故に「自己陶酔型:肥満構文」も天然で回避できていた……と思っている。
その意味では「裸眼メタ視点」が良い形に作用していたのではないでしょうか。
このあとしばらくして「やりすぎムーブ」に突入していくわけですが、「メタ認知レンズ」をかざした「やりすぎ」で「AIのカタチ」が見えてくる。
AIはよく「鏡」に例えられますが、その鏡をレンズ越しにみると「自分のカタチ」もよく見える。
タイムパフォーマンスを追求して獲得した時間を新たなタイパに使うという無限地獄から脱出して、獲得した時間を溶かして自分を知る時間に使ってみるのはどうだろう。
きっと、いろんな事が「まぁるくおさまる」有意義な時間になるのではないかな。
+「って思っているな」
【ホントをみるメガネ ーAIと遊んで自分のカタチをみる方法ー】
1章:AIが生み出す『自己陶酔型:肥満構文』の見分け方
2章:バカが語る。誰でもわかるメタ認知論
3章:神プロンプトを全スルー。知ると得する「最強プロンプト」のススメ
4章:AIと遊んで体感するメタ認知
5章:AIという「ノイズ0の密室」。聴こえてくる一貫性という名の呪い
6章:カレー化する「強固な文脈」と、AI時代のメタ認知論
付録:無邪気な眼差しがカタチを捉える事もある