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Photo bymoyamoyanote

掟生

    以前、「AI蚘事を人間が添削する」ずいう詊みの蚘事を曞いた。
    さんざんAI蚘事を “薄い” だの “ディテヌル砎綻しおる” だの煜っお、でも自分は䜕もせず、肝心の添削は他人に投げる、ずいうオチだ。

    これは、他に蚘事の締め方が思い぀かなかっただけです。
    たさか応えおくれる人がいるなんお思わなかった。

    でも、いち早く名乗りをあげた人がいた。
    くいたろうさんだ。

    やりたいやりたい
    䜜文添削しおみたい
    自分の蚘事でやればいいの
    このコメントに出せばいいの
    おしえお〜
    たのしみ〜

    9月のある日のコメント

    めっちゃノリノリ。
    そしおこの、「やりたいやりたい」は、い぀もの圌女のやり口だ。なんでも蚀葉を重ねおくる。かわいい。

    「えっえっ」っお私が戞惑っおいる間に、圌女は本圓にAI䜜文の添削蚘事を投皿した。
    その日から、くいたろうさんずいう人は、私の䞭で特別な䜍眮づけずなった。

    時は過ぎ※2か月、小説っぜいものを曞いおみた。
    『神様。以䞋略。』
    タむトルが長すぎお芚えられないので、途䞭から「以䞋略」にしたした

    ざっくり蚀えば、浮気男ず、浮かれ女ず、Wi-Fiずハナコ犬の物語。
    芋えないものは“ない”で抌し通しおきた女が、どう芋おも芋えおるク゜珟実に真正面から蹎り぀けられお、膝を擊りむいおフヌフヌする話です。ざっくり

    この物語の䞻芁キャラである坂本君が、狙い通り女子に倧䞍評。
    あたりに䞍評すぎお、䞻人公のでたらめさが霞むシステム。

      で。

    いたたで曞いたこずのない長いお話を完結させおえ3章なんの話ですか浮かれおいた私は、たたいらんこずを蚀った。

    めちゃくちゃ評刀の悪かった坂本君だっお、圌目線で語れば、ひょっずしたら――。

    っお思うんですけど、男目線で話を曞くのは私には無理なんで、誰か代わりにやっおもらえたせんか。誰かひずりたろうくらい、やっおくれる人いたせんか。

    「慣性」より

    ちょっずふざけただけなんです。

    むちゃぶり  ひずりくいたろう

    これは私のルヌティンなんです。迷惑

    でもね、さすがに今回はなっお。
    違うよなっお。
    思っおたした私。

    だっお、くいたろうず関谷ナりコは土俵が違いすぎるんですもの。
    しかも、この人、腹の底からサカモトのこず嫌っおるんですもの。

    「サカモトが悪いヌだ」っおすごい無邪気なキレ方しおたし、
    あずサカモトに錻フックしようずしおたし、
    なんかただの錻フックに留たらない、やたら凶悪な錻フック目論んでたし 。

    「うそうそ、冗談だよ」ず釘を刺した。
    だっお、土俵云々の話でもない。
    他人の創䜜物に手を加えるっお、ふ぀ヌにめっちゃプレッシャヌじゃないですか。
    私なら怖くおよヌやらんもん。

    けれど、圌女は答えた。


    「んヌ。もずもず才胜はないから、プレッシャヌもない。」


    くいちゃん。
    それはね、才胜が「ない」んじゃありたせん。
    それもはや、ひず぀の才胜のカタチです。
    異垞倀です。
    私は、あなたのぎっっっかぎっかの才胜が、眩しくおなりたせん。

    いく぀か、圌女に確認された。
    「関西匁じゃなくおもオッケヌですか」
    「誰これ珍癟景になっおもオッケヌですか」

    関西匁を厩しおやろうずしおるんだ、この人 
    正盎これ、めちゃくちゃツボでした

    私は、「サカモトむズム」さえあれば、誰これ珍癟景でも䜕でもオッケヌず答えた。

    私の思う「サカモトむズム」ずは、
    「坂本ずいう名前の男」がいる、皋床だ。
    なんなら阪本でもいいし、坂元だっおいい。
    ダマダでもいい


    そんなこんなで、くいたろうさんが読み解く「サカモト」が、投䞋された。


    くいたろうさんのい぀もの文䜓は、やわらかくお優しい。
    だから、圌女が照らすサカモトなら、あるいは――

    っお、ちょっずわくわくしながら読み始めたら、ちゃんずゲスいたたで笑った。
    あず、迷いなく関西匁も切り捚おられおお笑った。

    でも、サカモトだわ。
    サカモトむズムっおいうか、そこにいるのは、私の知らない、私の芖点だけでは映しきれなかった、サカモトその人だった。

    『惰性』で描かれる、サカモトの「普通」ぞの違和ず、「自分の圱が薄たっおいく感芚」。

    これは、『神様。』バヌゞョンでも、ずっず根底にあったサカモトの芯だ。
    くいたろうさんは、そこにきっちりアクセスしおいる。

      嘘です、ごめんなさい。
    しれっず自分の手柄にしおやりたかったけど、「圱」はたったく思い぀きたせんでした。かっけヌな、ず思いたした。認めたす。

    でも、『神様。』の方でも、サカモトず䞻人公は、ずっず「ふ぀う」ず「ふ぀うじゃない」の境界をうろうろしおいた。

      いや。違う。
    “ふ぀う” ず “ふ぀うじゃない” ——
    これは『神様。』だけのテヌマじゃない。

    サカモトず䞻人公だけじゃない。
    チカだけじゃない。
    カノゞョだけじゃない。

    “みんな”だ。

    ふ぀うじゃないこずは、特別なこずじゃない。
    でも、ふ぀うでいようずする。
    ふ぀うのふりをする。
    ふ぀うの堎所にいたい。
    そのくせ、ふ぀うの䞭で特別になりたがる。

    みんな、その揺れの䞭で、自身の圱を䞭和させおゆく。

    これは、みんなの物語だ。


    そしお――


    私がもっずもサカモトむズムを感じたの、ここです。

    だけどひずりだけ、俺のふ぀うに無関心な女がいた。
    た、どっちでもよかったんだろうな。
    あい぀はそういうや぀だ。
    案倖居心地が良かったから、こい぀ずだったら。ずも思ったんだけど  
    あっぶねヌ。
    うっかりがんばるずこだった。だっせぇ。

    くいたろう「惰性」より

    そうなのよ。これがサカモトなのよ。
    䞻人公ぞの、正匏な評䟡でも奜意でもない。
    でもここには、サカモトをサカモトたらしめる、むズムがある。

    そしおそれは、䞻人公にずっおの「救い」だ。

    あっぶねヌ。
    うっかりがんばるずこだった。だっせぇ。

    ああ、この人、ちゃんず䞻人公のこず認識しおくれおたんだ。

    はじめおサカモト本人の口から出た䞻人公ぞの感情のブレヌキに、
    めちゃくちゃ䞻人公に肩入れしおる私が歓喜しおおりたす。


    noteっおすごいよね。
    コメントっお、発火するよね。

    ありがずう。

    だいすき
    だいすき


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