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🍁「俺も子育てしてる」は、本当に妻の助けになっているのか

私は3児の父親。夫婦共働き、親のサポートなしで子育て中。
2人目が双子になり、一気に子ども3人の5人家族に。
大変でも毎日を充実させたい。家族5人で楽しく暮らしていきたい。
「ライフデザイン」をキーワードに日々のことを書いています。


🏡 ライフデザイン|子育て編 #5

「俺も子育てしてる」と思っていた
子どもが生まれてから、自分なりには一通りやっていたつもりでした。

お風呂に入れる。子どもと遊ぶ。オムツを替える。ご飯を食べさせる。休日は子どもを連れて出かける。

妻が大変そうなら「何かやろうか?」と声をかける。
自分では「俺もちゃんと子育てしている」と思っていました。

たぶん、妻に言われても「俺だってやってるよ」と思っていたと思います。

でも、妻がいない生活を経験してみると、少し違って見えてきました。


「何をすればいい?」と聞いていた

以前の私は、妻にこう聞くことがありました。

「何をすればいい?」
「何か手伝おうか?」
今思えば、この言葉には少し問題がありました。

この普通に聞くこと、
「何をすればいい?」自体が、妻に仕事を増やしていたのかもしれない。
と感じるようになりました。

妻は「じゃあ、これお願い」と指示を出す。
子どものことを考えて、家事の状況を把握して、今何が必要なのかを判断して、それを私に伝える。

私は「手伝った」
でも、その前に妻が考えていた。
そう考えると、私は子育てをしていたというより、妻から仕事をもらっていた部分があったのかもしれません。


「手伝う」という言葉にも違和感が出てきた

そもそも、子どもは夫婦2人の子どもです。
なのに「子育てを手伝う」という言い方は、まるで子育ての本来の担当者が妻で、私はそのサポート役のようにも聞こえる気がします。

もちろん、家庭によって事情は違います。
仕事の時間も違う。得意なことも違う。体力も違う。
だから、すべてが50対50になる必要はないと思っています。

でも「妻の負担を減らすために何をするか」ではなく、
「自分の家庭をどう回すか」
と考えることは大切だったんじゃないか。
そう思うようになりました。


妻がいなくなって、初めて分かった

妻が入院していた期間、私は一人で全部を完璧にできたわけではありません。

妻の普段は仕事、娘との時間、食事、洗濯、片付け、病院に行く。
そして、お腹の中には双子がいる。
毎日を回すだけで精一杯でした。

でも、その生活を経験したことで「妻は普段、これをやっていたんだ」と気づくことが増えました。

子どもの着替えを用意する。食事を考える。足りないものを買う。子どもの体調を気にする。保育園や幼稚園の予定を確認する。明日の準備をする。

こういうことは、目の前でやっている姿を見なければ、なかなか「仕事」として認識しません。
でも、なくなってみると分かる。家庭を回すためには、こういう細かなことがたくさん必要でした。


「見えない仕事」が、たくさんあった

子育ては、子どもと遊ぶことだけではありません。

むしろ子どもと遊んでいる時間の裏側に、たくさんの仕事があります。

明日の服を考える。オムツが残っているか確認する。子どもの体調を見る。食べられるものを考える。予防接種や健診の日程を確認する。必要なものを買う。子どもが寝たあとに片付ける。

そして「明日はどうしよう」と考える。
この「考えること」が、かなり大きい。

私はそこを、あまり理解できていなかったと思います。


だからといって、妻だけが大変という話ではない

ここは、誤解されたくありません。

これは「夫は何もしていない」という話ではありません。
私自身も仕事をしています。妻も仕事をしています。

お互いに大変です。

だからこそ「どっちが大変か」を比べるより、「家庭をどう回すか」を考えたほうがいい。
私はそう思うようになりました。

妻が忙しいから自分が手伝う。
ではなく、妻がいなくても家庭を回せるくらい、自分も家庭のことを知っておく。

そして、妻がいるときも「何をすればいい?」ではなく「今日はこれをやっておくよ」と言える。

その違いは、思っていた以上に大きいと思います。


「自分から動く」は、思っていたより難しい

ただ、これも簡単ではありませんでした。
自分では動いているつもりでも、妻からすると「そこじゃない」ということもある。

自分が良かれと思ってやったことが、逆に妻の仕事を増やすこともある。
だから「俺がやってやった」ではなく、

「家庭を一緒に運営する」

くらいの感覚が必要なんだと思います。
子どもが3人になってからは、特にそう感じます。1人なら、どちらかが抱えても何とかなる。でも、3人になるとそうはいかない。

誰かが泣いている。誰かが食べている。誰かがトイレに行きたい。誰かが眠い。その横で洗濯機が回っている。

そんな状態になります。
「手が空いている人がやる」だけでは、追いつかない。

だからこそ自分の担当として持つこと。これが大事なんだと思います。


「俺も子育てしている」の、その先へ

今でも、私は完璧な父親ではありません。

イライラすることもあります。
「ちょっと待って」と言うこともあります。
妻に任せてしまうこともあります。

だから「私は子育てを完全に分担できるようになりました」という話ではありません。むしろ今でも、試行錯誤しています。

ただ、以前とは少し考え方が変わりました。
「俺も子育てしてるよ」
ではなく、

「この家庭をどう一緒に回していくか」と考えるようになった。

そして「何をすればいい?」と聞く前に、自分で考えて動く。
まだまだできていないこともあります。でも、妻の負担を減らしたいと思うなら、

妻に「仕事を渡してもらう」のではなく、自分で仕事を見つける必要がある。
妻が長期間いない生活を経験したからこそ、私はそう思うようになりました。


🍁今日のライフデザイン

子育ては、
「父親がどれだけ子どもと遊んだか」だけでは測れないと思います。

家事もそう。夫婦の関係もそう。目に見えることだけではなく
誰が考えているのか。
誰が覚えているのか。
誰が先回りしているのか。
そこまで含めて、家庭を一緒につくっていく。

3人の子どもを育てるようになって、私は少しずつそれを意識するようになりました。

「俺も子育てしてる」
そう言っていた自分に、今ならこう聞いてみたい。
「それは、本当に妻の助けになっている?」

父親として。夫として。そして、家族5人の一員として。
これからも考えていきたいと思います。


次回は、

🍁5歳・1歳・1歳。3人育児で「父親の居場所」がなくなった

子どもが3人になって「父親として頑張らなきゃ」と思っていたはずなのに、気づけば家の中で、自分の居場所が分からなくなっていた。

そんな時期に、私が見つけた「父親の居場所」の話を書きます。


🏡 ライフデザイン|子育て編|バックナンバー
#1🍁「子どもは大きくなっても、小さくはならない。」園長先生の一言が変えた私の優先順位
#2🍁2人目が双子だと分かった日。父親になって、初めて「育てられるかな」と思った
#3🍁仕事を変えて気づいた。「子どもと過ごす時間」は、父親にも必要だった
#4🍁妻が1か月半入院。フルタイム・ワンオペで双子の出産を迎えました


私の自己紹介、ライフデザインを考えるきっかけとなったキャリコン挑戦のまとめ記事はこちらです。

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