
〔講義004〕『超訳 ニーチェの言葉』[蹴球学部|哲学科]
本講義では、
ニーチェの言葉を一つ取り上げ、
その本文の要約と
実生活への落とし込みを
考えてみます。
ニーチェが本当に伝えたかったことを
サッカーでもたとえていきます。
それでは、講義をはじめましょう。
Ⅰ・己について
004 疲れたらたっぷり眠れ
【要約】
元気を取り戻すためには、
いつもより多く眠ること。
そうすれば、目覚めたときに
新しい力が漲る別の自分に
なっているだろう
【サッカー例え】
ローマに在籍していた頃の中田英寿は、
ベンチが定位置になっていた。
しかし、たまにある代表戦では主力中の主力、
絶対的なエースだった。
当時の中田の凄さとは、
フィジカルでも物怖じしないメンタルでもなく、
どの試合でもみせる献身性だった。
おそらく、普段の体調管理が
しっかりしていたのだろう。
《実生活への落とし込み》
疲れが溜まっているときは、
気力も判断力も自然と落ちていきます。
その状態で無理に働いたり考え込んだりしても、
良い結論には辿り着けません。
大切なのは、
「疲れた自分を責めるのではなく、
休ませる」 という姿勢です。
・眠気を我慢せず、思い切って早く寝る
・休むことを“怠け”ではなく“回復のための行動”と捉える
・睡眠を整えることを、自己管理の一部として扱う
・疲れが取れると、同じ問題でも前向きに捉えられる
意識的に睡眠を確保すると、
翌日の心の軽さや判断のクリアさが
まるで違ってきます。
“よく眠ること”は、
自分に力を戻す最もシンプルで確実な方法です。
■ おわりに
たっぷり眠ることは、
立ち止まることではなく、
前へ進むための準備です。
休息を恐れず、
回復した自分でまた歩き出しましょう。
【了】
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