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🍒子どもの詩282 Family-37

      〜あんた 誰かいな〜

     101歳の長寿の曽祖母や曾祖父が、数多くの孫やひ孫を識別出来るものなのでしょうか?101歳になってみるまでは、このことを確かめるすべがありません。
     ひいおばあちゃんに会うたびに、「あんた  誰かいな」と言われ続ける、ひ孫のかほりさんのレスポンスが凄い!
     Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
           🔹
       わたしのひいおばあちゃん
    ひいおばあちゃんは百一さい
    会うとかならず「あんた  だれかいな」
    「ひまごの中でたった一人の女の子やから
    おぼえといてよ」とおばあちゃん

    ひいおばあちゃんは入れ歯をしている
    でも百一さいにしてはよく食べる
    おぼんの時も
    上にぎりとイチゴショートケーキをペロリと食べた

    ひいおばあちゃんはぬい物が上手
    まっ白なハンカチのまわりに
    きれいな色の糸でレースのようにあんでくれる
    九十九さいまではぬい物ができたけど
    足をこっせつしてからはできなくなった
    ちょっぴりさびしい

    ひいおばあちゃんが作るやき肉がおいしいらしい
    にんにくやとうがらしなどを入れた
    ひいおばあちゃんとくせいの
    ソースにつけこんである
    昔はみんなが集まって食べたそうだ
    わたしも一度でいいから食べてみたい
    ちょっとからくておいしいんだろうな

    わたしがけっこんするまで元気でいてほしい
    そしてわたしの子どもに
    「あんた  だれかいな」と言ってほしい
         4年 かほり

     名前を覚えてくれなくとも、自分の母の母の母。名前を覚えられなくとも、自分の子どもの子どもの子ども。そういう縁の下に生まれた二人です。
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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