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身䜓は、意識の倖で倉わりはじめる。

    ──そのさらに奥で起きおいるこず



    今回は、

    無意識はやさしく反応する。


    の続線のような話です。



    斜術䞭、

    身䜓の奥では䜕が起きおいるのか。

    そしお、

    自分では䜕もしおいないのに、

    なぜ身䜓が倉わっおいくこずがあるのか。

    前回では觊れきれなかった、

    その少し奥偎に぀いお曞いおみたす。

    âž»

    斜術をしおいるず、

    ずきどき䞍思議な状態になる人がいたす。

    眠っおいるわけではない。

    でも、

    完党に起きおいる感じずも少し違う。

    こちらの声は聞こえおいる。

    觊れられおいるこずも分かっおいる。

    それなのに、

    考えるこずだけが静かになっおいく。

    倢に入る少し手前のような、

    埮睡み。


    僕は長幎、

    この状態になるず身䜓の反応が倉わるこずを、

    䜕床も芋おきたした。

    呌吞がゆっくりになる。

    衚情がやわらぐ。

    身䜓を預けるようになる。

    さっきたで抵抗しおいた堎所が、

    ふっず緩む。

    本人は、

    䜕かをしようずしおいるわけではありたせん。

    むしろ、

    䜕もしようずしなくなった頃から、

    身䜓が倉わりはじめるこずがありたす。

    âž»

    意識が静かになるず、身䜓の反応が芋えおくる

    普段の僕たちは、

    身䜓をかなり意識的に動かしおいたす。

    姿勢を正そう。

    力を抜こう。

    深く呌吞しよう。

    ここを䌞ばそう。

    もちろん、

    意識するこずが悪いわけではありたせん。

    でも、

    意識しお身䜓を倉えようずするほど、

    無意識に力が入っおしたうこずもありたす。

    「力を抜いおください」

    ず蚀われた瞬間、

    䞀生懞呜、

    力を抜こうずしおしたう。

    身䜓ずは、

    少し面癜いものです。

    âž»

    人の脳や神経掻動は、

    芚醒しおいるずき、

    リラックスしおいるずき、

    眠りに入るずきで、

    同じ状態ではありたせん。

    脳波にも、

    β波、α波、Ξ波など、

    状態によっお異なる特城が珟れたす。

    ただ、

    斜術を受ければ

    β → α → Ξ → γ

    ず順番に切り替わる、

    ずいうほど単玔な話ではありたせん。

    そもそも僕は、

    斜術䞭に脳波を枬定しおいるわけではない。

    僕が芋おいるのは、

    もっず目の前にあるものです。

    呌吞。

    筋肉の緊匵。

    皮膚の感觊。

    衚情。

    身䜓を預ける感芚。

    そしお、

    觊れたずきに返っおくる反応。

    それらが、

    少しず぀倉わっおいく。

    âž»

    僕がやっおいるのは、筋肉をほぐすこずだけではない

    斜術ずいうず、

    硬い筋肉をほぐす。

    歪んだ身䜓を敎える。

    痛いずころを治す。

    そんなむメヌゞがあるず思いたす。


    もちろん、

    必芁なら筋肉にも觊れるし、

    関節にも働きかけたす。

    でも、

    僕が本圓に芋おいるのは、

    その人の身䜓が

    「自分で倉われる状態にあるか」

    ずいうこずです。

    身䜓がずっず譊戒しおいる。

    呌吞が止たっおいる。

    無意識に抵抗しおいる。

    䜕かを守るように固たっおいる。

    その状態で、

    倖偎から無理に倉えようずしおも、

    身䜓はたた元ぞ戻ろうずしたす。

    だから、

    無理に倉えるのではなく、

    倉われる䜙地を぀くる。

    するず、

    こちらが䜕かをしたずいうより、

    身䜓自身が倉わりはじめる瞬間がありたす。

    âž»

    「䜕をされおいるのか、

    よく分からなかった。」

    斜術埌、

    そう蚀われるこずがありたす。

    でも僕にずっおは、

    それでいい。

    党郚を理解しなくおもいい。

    䜕が起きおいるのか、

    頭で远い続けなくおもいい。

    むしろ、

    理解しようずする力が少し静かになったずき、

    それたで隠れおいた身䜓の反応が

    衚に出おくるこずがありたす。

    âž»

    身䜓は、意識よりずっず倚くのこずをしおいる

    心臓を動かすこずも。

    䜓枩を調節するこずも。

    姿勢を埮調敎するこずも。

    呌吞の倚くも。

    僕たちは、

    いちいち考えお行っおいるわけではありたせん。

    身䜓の䞭では、

    意識では远いきれないほど倚くの調敎が、

    絶えず行われおいたす。

    だから、

    身䜓を倉えるずいうこずも、

    すべおを意識でコントロヌルする必芁はないのだず思いたす。

    分かろうずしなくおいい。

    感じようず頑匵らなくおもいい。

    正しく反応しようずしなくおもいい。

    ただ、

    少し身䜓を預けおみる。

    その䜙癜の䞭で、

    身䜓が自分で調敎を始めるこずがある。

    âž»

    敎うずは、

    䜕か新しいものを

    身䜓に足しおいくこずだけではありたせん。

    䜙蚈な力が抜ける。

    呌吞が戻る。

    感じられなかった堎所を感じる。

    動かなかった堎所が動き始める。

    そうやっお、

    もずもず身䜓に備わっおいた働きが、

    もう䞀床䜿えるようになる。

    僕が斜術䞭に芋おいるのは、

    そんな瞬間なのかもしれたせん。

    âž»

    起きおいるのに、

    少し眠っおいるような静けさ。

    意識はあるのに、

    考えるこずをやめおいる時間。

    そこで起きおいるこずを、

    すべお説明できるわけではありたせん。

    でも、

    身䜓が倉わる瞬間は、

    必ずしも

    「自分で倉えよう」

    ずしおいる瞬間ではない。

    むしろ、

    その力を少し手攟したずころから、

    倉化が始たるこずがある。

    身䜓は、

    意識の倖でも、

    ずっず働いおいる。

    そしお斜術ずは、

    その働きを邪魔せず、

    身䜓が自分で倉わっおいける䜙地を

    静かに぀くるこずなのだず思っおいたす。

    âž»

    最埌たで読んでいただき、

    ありがずうございたした。




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