
自由が自由でなくなるとき ② 自由と放任の違い
自由とは、自らに由来して選ぶこと。
放任とは、責任を置き去りにして放っておくこと。
どちらも「縛られない」という点では
似ているけれど、
その根底にある意識はまったく異なる。
自由の中には、責任がある。
自分で選ぶということは、
結果を自分で引き受けるということ。
だからこそ、自由は重く、そして尊い。
一方、放任は、責任を手放すこと。
他者を、そして自分をも
関係の外へ追いやる状態。
そこには、
優しさの皮をかぶった“無関心”が潜んでいる。
真の自由は、愛のある制限と共にある。
やっていいこと、やらないこと。
を見極めながら、
内側の秩序を保つ力が、自由の成熟だ。
放任の先にあるのは孤立。
自由の先にあるのは尊厳。
本当の自由は、
「自分を律する力」によって支えられている。
だからこそ、自由と自律はいつもセットで育つ。
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