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創䜜倧賞は、なにを生むための賞なのか◇04

    くもり

    ▷ 前回たでの思考 â–œ

    ▌ T O P ▌

    創䜜倧賞は、なにを生むための賞なのか

    noteの経営構造ず新人発掘の仕組みから考える

    â…€ 䜜家のいない垂堎


    ① ばななモデル

     
    noteの収益源は、手数料収入、note pro、コンテストなどの法人向けサヌビスにある。厳密な意味でのキャッシュカりではないけれど、珟圚の金のなる芜くらいに呌ぶには問題ないず思う。
     
    問題は、これを知ったずきのわたしが「は」っお思っおしたった状況のほう。
     
    なぜなら、noteに出䌚っおからずっず、noteは「゚ッセむや日蚘を無料で投皿するサむト」だず思っおいた。ここがSubstackやMediumずは決定的な違いだず思っおいたのだ。もちろん、䞡者にもブログ的なものはあるけれど、どちらかずいうずニュヌスレタヌや専門曞的な文章が䞻軞ずいう印象が匷い。
     
    䞀般人の゚ッセむや日蚘を収益化したずころで、数十億を動かせるなら、この囜は空前の文豪ブヌムなのかず思っおしたう。なので、プロ䜜家の䞻戊堎くらいに考えおいた。
     
    しかし、実際はプロを名乗る䜜家は倚いけれど、いわゆる著名な䜜家文孊賞・ベストセラヌ玚は、びっくりするほど少ない。しかも、noteで䜜品を発衚しおいる䜜家は、いるのかどうか怪しい皋床。新䜜発衚に絞るず、皆無に近かった。わたしの知る限りでは、吉本ばななくらいだろうか。
     
    よく考えおみれば、著名な䜜家ほど、noteで䜜品を発衚するずいうのは、けっこうリスキヌな遞択なのだず思う。線集や流通、既存読者などなど、捚おるものが倚いから。
     
    では、吉本ばななはなぜ、ずいう問いには、noteが最前線ず語るばなな自身が、すでに答えを出しおいた。端的に蚀うず、「本を出版瀟経由で売る代わりではなく、本を曞くたでの生掻ず時間を支える基瀎収入」ずいうこずらしい。
     
    正盎、なにを寝がけたこずを、ずは思った。あのクラスの䜜家が生掻や時間を支える皋床の資金なんお、もう䞀生ぶんあるだろうに盎芳。たったく䞖代ではないわたしが、あなたの曞籍を䜕冊読んで、どれだけ泣かされたず思っおいるのか。
     
    ずいうか、「noteから曞籍化もしおない」ず、やや意地悪なわたしから芋るず、ちょっず支えられすぎな気もする。けれど、本人がおっしゃっおいるのだから、そういうこずにしおおくずしお、noteがプロ䜜家の新しい䞻戊堎になるには、制䜜過皋から䜜品たでを販売し、のちに加筆修正しお曞籍化するずいう「ばななモデル」を採甚するか、著名ではない䜜家による販売に限られおくるのだず思う。
     
    ぜんぜん関係ないけど、ばななはむノベヌタヌだったんだね。
     
    ずいうこずで、いただ解決しおいない「決算䞊に茉っおいる垂堎がnoteのどこにあるの」ずいう、わたしの疑問は次節にたわる。
     
    ② 芋えない有料経枈圏
     
    前節では、吉本ばななに察しお盎芳的嫉劬ずいう新しい感情を披露した。今節では、「決算䞊に茉っおいる垂堎がnoteのどこにあるの」ずいう疑問を解消しおいきたい。
     
    実はこれ、䞖間知らずなわたしの芋萜ずしだったずいう、぀たらないオチだった。
     
    わたし自身が他人の投皿をあたり読んでいないからなのか、アルゎリズムの圱響なのかは知らないけれど、わたしが普段目にする無料投皿圏ず、決算䞊の売䞊に぀ながる有料経枈圏が、シンプルに存圚しおいた。
     
    今回、わたしが芋お回った範囲で蚀うず、有料蚘事には専門性のある内容が倚かった。経枈、医療、ビゞネス、自己啓発、゜フトりェア開発などの分野で、知識や経隓、具䜓的な方法を提䟛する蚘事が販売されおいる。
     
    たた、著名人による発信や、実甚的なノりハりを扱う蚘事も倚く芋られたし、noteで皌ぐ方法なんおいう胡散臭い蚘事たで販売されおいた。
     
    ただ、重芁なのは内容がどうこうではない。人気の床合いはたちたちだけれど、十分に収益ずしお成り立っおいるであろう蚘事やメンバヌシップは数倚く存圚しおいお、「知名床や認知床に䟝存しない独自のテキスト経枈圏が確立しおいる」ずいうこずだ。
     
    ここたで読んだあなたは、すでにわたしの無知を知っおいお、笑っおいたかもしれない。そんなあなたを想像するず、顔が熱くなっおしたう。はずかしい。
     
    なので、ハニカミながら実際に調べおみるず、noteの公匏でも、テック・AI掻甚、SNS・コンテンツ運甚、耇業・圚宅ワヌク実践、デザむン・動画制䜜などが急䞊昇カテゎリを占めおいた。抂ね印象ず䞀臎する。
     
    ここで、わたしはひず぀気が付いたこずがある。人気蚘事やメンバヌシップを芋お回った範囲では、゚ッセむや日蚘に比べお、無名な曞き手による小説は芋぀けられなかった。正確に蚀うず、販売はしおいるものの、人気があるものを芋぀けられなかった。
     
    ③ 小説の賌入導線
     
    これには、明確に説明できる理由がある。
     
    たず、゚ッセむず小説は、䞊蚘ずは読むものが異なる。䞊蚘は情報を読むのに察しお、゚ッセむは人を読む。小説は物語を読む。これが収益化の難床の違いになるのではないか、ずわたしは考えおいる。
     
    さらに゚ッセむは、本文から人物像が芋えやすく、身近な出来事から共感や応揎ずいう心理を生みやすいので、そのあたりが賌入導線になっおいるのではないかず芋おいる。
     
    䞀方で、小説の䞀般的な賌入導線は、noteではほが皆無なのだず思っおいお、賌入の障害がみっ぀に数えられる。
     
    䞀぀目は、䜜家のストヌリヌ性が必須であるこず。
     
    読者が曞籍を賌入するたでの導線には、実は受賞歎、既刊䜜品、曞評、出版瀟、メディア化実瞟、掚薊者、䜜者の人物像などがある。これらは䜜品の面癜さそのものずは関係ないけれど、䜜品のバックグラりンドは信甚ずいう刀断材料になっおいお、お金を支払う䟡倀に盎結しおいる。
     
    なにもないずころから唐突に売れ出すなんお珟象を、かなりの読曞家を自負するわたしでも知らない。この堎合は、ほずんど無料から埐々にファンが぀いお、曞籍化ずいう流れになるず思う。
     
    二぀目は、読み終えるたでおもしろさがわからないこず。
     
    冒頭のフックが匷い䜜品もあれば、前半では魅力がわからない䜜品もあるし、最終盀でそれたでの流れを倧きく倉える䜜品だっおある。もっずも䌝わりにくいのは、耇数回読むこずが前提ずなっおいるであろう、おもしろさがすぐにはわからない䜜品だ。
     
    䜜品の評䟡は、構成や文䜓、題材、読者の奜みによっお倧きく巊右される。
     
    あたり悪くは読たれたくないけれど、倚くのラノベに芋られる、カタルシス䞻矩・男性䞭心的な女性衚象・単玔化されたシナリオ・キャラ絶察䞻矩ずいった、いわばテンプレの䞭で、どう衚珟するかによっお差別化を図る戊堎ずは違い、䞀般文芞や玔文孊になればなるほど、䞭倮倀のない嚯楜なので、より有料販売が䞍利なのだず思う。
     
    プロ䜜家でも盲信しおいる方はいるけれど、W理論なんおただの幻想にすぎない。結果から芋た統蚈的な傟向ずしおはありうるけれど、読み手個人があんなものに収束するこずはない。
     
    読み手の背景や読曞習慣、媒䜓によっお読み方が倧きく異なるこずは、OECD経枈協力開発機構の「21st-Century Readers」党線にわたり、科孊的なデヌタに基づいお蚌明されおいる。やっぱり盎芳はいい加枛なんだよね。
     
    みっ぀目は、売り方に工倫が必芁ずされるこず。
     
    ほかのカテゎリに工倫が䞍芁ずいう意味ではなくお、極めお匷い運ずマヌケティング力が必芁であるずいうこず。
     
    自分で曞いた小説でさえ読みたいず思えないのに、他人の小説を、しかも有料で読めず蚀われおも、「え、無理」ずなっおしたう。䞀床でいいから読んでみお、ずいうアプロヌチが小説には効かない。
     
    ほかのカテゎリ、特に専門的なものは、そもそも扱っおいる分野がフックになっおいたりするので、アプロヌチの遞択肢も増える。この違いはかなり倧きいず考えおいる。
     
    noteの有料経枈圏は、文章そのものが売れおいる垂堎だった。
     
    それも掚定、数癟䞇円幎単䜍で収益化に成功しおいるクリ゚むタヌは、わたしの芋た限りの印象だず0.001ほど、぀たり120アカりントはありそうだった。
     
    このあたりは、noteが詳しい数字を公衚しおいないので、正確な数字はわからない。公開情報では、幎間売䞊䞊䜍1,000アカりントの平均が、玄1,515䞇円に達しおいるらしい。それもずに考えるず、0.01盞圓——1,000アカりント皋床は存圚するこずになる。
     
    ただし、この平均の分垃が平坊で綺麗に䞊んでいたらの話なので、1アカりントでも極端に抜きに出おいれば、この数字は単なる神話にすぎないずも蚀える。
     
    ずはいえ、わずか1アカりントが数十億円を皌いでいるずいうのは、平均額を芋るず、数孊的には吊定できない。けれど、経枈圏ずしお考慮するず、たず考えにくい。なので、もしかしたら、わたしの芋た数字のほうがわりずリアルなのかもしれない。
     
    ずりわけ、決算䞊の数字ずの敎合も、これでなんずなく玍埗がいく。
     
    ただし、その䞭心は文孊䜜品ではなく、課題を解決する情報、曞き手ぞの信頌、継続的な関係性に察しおお金が支払われる垂堎のようだ。


    2026幎6月 / 創䜜倧賞は、なにを生むための賞なのか
    Author: Kumori Amane
    AI Support: Perplexity SonarPerplexity AI(Research  Structural assistance & Proofreading)

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    論考ず゚ッセむに分けおいたす。 結論を急がない曞き方をするので、途䞭で降りおもらっお構いたせん。

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