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「2025年本屋大賞」ノミネート10作品|どの本が大賞を獲るのか全部読んでみよう

本好きさんの注目度も高い「本屋大賞」。2025年の本屋大賞ノミネートの10作品が発表されました。「本屋大賞」は新刊本を扱う書店の書店員が選出する文学賞とし有名です。今回は第22回目で、全国488の書店、652人の書店員による投票で決められました。

どの作品も大賞を獲ってもおかしくない作品ばかり!大賞は4月9日(水)に発表予定。どの作品が大賞を獲るか、予想してみるのもいいですよね。未読の作品がある方は、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。


2025年本屋大賞ノミネート(作品五十音順)

2025年本屋大賞ノミネート作品は以下の通りです。(作品五十音順)


『アルプス席の母』早見和真

まったく新しい高校野球小説が、開幕する。
秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。湘南のシニアリーグで活躍する航太郎には関東一円からスカウトが来ていたが、選び取ったのはとある大阪の新興校だった。声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て。息子とともに、菜々子もまた大阪に拠点を移すことを決意する。不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。果たしてふたりの夢は叶うのか!?
補欠球児の青春を描いたデビュー作『ひゃくはち』から15年。主人公は選手から母親に変わっても、描かれるのは生きることの屈託と大いなる人生賛歌! かつて誰も読んだことのない著者渾身の高校野球小説が開幕する。
『イノセント・デイズ』、『ザ・ロイヤルファミリー』、『八月の母』の著者としても有名な早見和真さん。『アルプス席の母』で第15回山田風太郎賞候補になっています。

Amazon公式紹介文より引用

高校野球の厳しい世界を描いた作品。高校の部活でスポーツをやっていた人たちなら共感するところが非常に多い作品です。感情移入しながら、一気読みしてしまうこと間違いなし!


『カフネ』阿部暁子

【第8回未来屋小説大賞】
【第1回「あの本、読みました?」大賞】
一緒に生きよう。あなたがいると、きっとおいしい。
やさしくも、せつない。この物語は、心にそっと寄り添ってくれる。
法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。弟が遺した遺言書から弟の元恋人・小野寺せつなに会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに。弟を亡くした薫子と弟の元恋人せつな。食べることを通じて、二人の距離は次第に縮まっていく。

Amazon公式紹介文より引用

『屋上ボーイズ』、『どこよりも遠い場所にいる君へ』などの著者としても有名な阿部暁子さんの作品です。第8回未来屋小説大賞を受賞した作品。こちらの文学賞では『地雷グリコ』『死んだ山田と教室』などを抑え、一位になったことでも話題となりました。

最初にこの題名に決めていたという阿部さん。「カフネ」はポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」を指すそう。ラストまで読むと、タイトルがより印象的に思えてきますよ。


『禁忌の子』山口未桜

第34回鮎川哲也賞、満場一致の受賞作
投稿作であることも忘れ手に汗握った。
読者を没入させるストーリーテリングができる方だ
青崎有吾
とにかく書きっぷりが達者で、私は作品の半ばまで読んで
「これが今年の鮎川賞だな」と確信した
東川篤哉
良質なサスペンスドラマのように、主人公が歩みを進めるたびに
真相に近づいていく展開は見事のひと言
麻耶雄嵩
救急医・武田の元に搬送されてきた自身と瓜二つの溺死体。
彼はなぜ死んだのか、なぜ同じ顔をしているのか。
「俺たち」は誰なんだ。
現役医師が描く医療×本格ミステリ
救急医・武田の元に搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係は何なのか、武田は旧友で医師の城崎と共に調査を始める。しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先、相手が密室内で死体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは――。過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリ! 第34回鮎川哲也賞受賞作。
第34回鮎川哲也賞選考経過、選評=青崎有吾 東川篤哉 麻耶雄嵩

Amazon公式紹介文より引用

現役医師、一児の母である山口未桜さんによる医療×本格ミステリー。第34回の鮎川哲也賞を受賞している作品です。本作がデビュー作。現役の医師らしい医療現場の詳細な描写やスピード感のある展開で、ぐいぐい世界に引き込まれてしまいます。


『恋とか愛とかやさしさなら』一穂ミチ

プロポーズの翌日、恋人が盗撮で捕まった。
カメラマンの新夏は啓久と交際5年。東京駅の前でプロポーズしてくれた翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久とやり直せるか、葛藤する新夏。啓久が”出来心”で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。
信じるとは、許すとは、愛するとは。
男と女の欲望のブラックボックスに迫る、
著者新境地となる恋愛小説。

Amazon公式紹介文より引用

『スモールワールズ』、『光のとこにいてね』、『ツミデミック』の著者としても有名な一穂ミチさんの恋愛小説です。新夏視点の第一章と、その後の啓久の話の第二章という二部構成になっています。心の機微が丁寧に描かれ、心揺さぶられる作品です。


『小説』野崎まど

「物語に救われ、読書に呪われた」
君はなぜ、小説を読むのか?
読者を唖然とさせる飛躍とどんでん返しが待っていて、「小説」の意味を痛切に問い直す。――小川哲
何もかも投げ出して小説に没頭するうしろめたさを知るすべての人に捧げたい傑作。――大森望
小説を愛するすべての人に届くべき作品。――けんご
【あらすじ】
五歳で読んだ『走れメロス』をきっかけに、内海集司の人生は小説にささげられることになった。
一二歳になると、内海集司は小説の魅力を共有できる生涯の友・外崎真と出会い、二人は小説家が住んでいるというモジャ屋敷に潜り込む。
そこでは好きなだけ本を読んでいても怒られることはなく、小説家・髭先生は二人の小説世界をさらに豊かにしていく。
しかし、その屋敷にはある秘密があった。
読むだけじゃ駄目なのか。
それでも小説を読む。
小説を読む。
読む。
宇宙のすべてが小説に集まる。

Amazon公式紹介文より引用

『know』、『タイタン』などの著者としても有名な野崎まどさんの作品。小説を読むということについての小説というユニークな作品。本を読む人たち誰しもがふと思う「なぜ小説を読むのか」という疑問について改めて考えさせられますよ。


『死んだ山田と教室』金子玲介

自分はなぜ生きているのか、自分はなぜ死なないのか、逡巡の中にいるすべての人へ。私がずっとデビューを待ち望んでいた新人の、ユーモアと青臭さと残酷さと優しさが詰め込まれた快作です。ーー金原ひとみ
夏休みが終わる直前、山田が死んだ。飲酒運転の車に轢かれたらしい。山田は勉強が出来て、面白くて、誰にでも優しい、二年E組の人気者だった。二学期初日の教室。悲しみに沈むクラスを元気づけようと担任の花浦が席替えを提案したタイミングで教室のスピーカーから山田の声が聞こえてきたーー。教室は騒然となった。山田の魂はどうやらスピーカーに憑依してしまったらしい。〈俺、二年E組が大好きなんで〉。声だけになった山田と、二Eの仲間たちの不思議な日々がはじまったーー。

Amazon公式紹介文より引用

第65回メフィスト賞受賞作品。金子玲介さんのデビュー作です。男子高校生特有の雰囲気が軽やかで、さくさくと読み進められる作品。ワイワイと盛り上がる前半から、切ないラストへの展開が見事です。


『spring』恩田 陸

♛2025年 本屋大賞ノミネート!
構想・執筆10年――
稀代のストーリーテラーが辿り着いた
最高到達点=長編バレエ小説
「俺は世界を戦慄せしめているか?」
自らの名に無数の季節を抱く無二の舞踊家にして振付家の萬春(よろず・はる)。
少年は八歳でバレエに出会い、十五歳で海を渡った。
同時代に巡り合う、踊る者 作る者 見る者 奏でる者――
それぞれの情熱がぶつかりあい、交錯する中で彼の肖像が浮かび上がっていく。
彼は求める。舞台の神を。憎しみと錯覚するほどに。
一人の天才をめぐる傑作長編小説。
♛読書メーター「読みたい本ランキング」月間1位 (2024年2月2日〜3月3日/単行本部門)
♛今月の絶対はずさない! プラチナ本 選出 (「ダ・ヴィンチ」2024年5月号)
♛キノベス!2025 第10位
♛第1回 「あの本、読みました?」大賞 第5位
♛埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本 第3位

Amazon公式紹介文より引用

『夜のピクニック』、『六番目の小夜子』、『蜜蜂と遠雷』など多数の人気作の著者としても有名な恩田陸さんの作品。バレエの魅力を丸ごと書きたいという恩田さんの力作です。主人公が振り付けるバレエはすべて恩田さんの創作だそう。情景が思い浮かぶ細かな描写に驚かされます。


『生殖記』朝井リョウ

とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。
体組成計を買うため――ではなく、寿命を効率よく消費するために。
この本は、そんなヒトのオス個体に宿る◯◯目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積です。

Amazon公式紹介文より引用

『何者』で直木賞史上初の平成生まれの受賞者となった朝井リョウさん。『桐島、部活やめるってよ』、『正欲』など話題作の著者としても有名です。本作は、事前情報がほとんど明かされず、「ネタバレ厳禁」とされたことでも話題となった作品。


『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈

唯一無二の主人公、再び。
……と思いきや、まさかの事件発生!?
10万部突破の前作に続き、読み応え、ますますパワーアップの第2作!
成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。
「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー(をやめたい)主婦、観光大使になるべくしてなった女子大生……。
個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……!?
面白さ、ますますパワーアップの全5篇!

Amazon公式紹介文より引用

2024年の「本屋大賞」を受賞した『成瀬は天下を取りにいく』の第二作目である本作。主人公の成瀬あかりの高校3年生の秋から大学1回生の年末年始までの出来事を描いています。2024年『ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2024』小説ランキング第1位、『読書メーター OF THE YEAR 2024-2025』第1位、『2024年ブクログ年間ランキング』 本 部門第1位と本を読む人達から圧倒的な支持を得ている作品です。


『人魚が逃げた』青山美智子

本屋大賞4年連続ノミネート! 今最注目の著者が踏み出す、新たなる一歩とは――。幸福度最高値の傑作小説! 〈STORY〉ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。そして「王子」は人魚と再会できるのか。そもそも人魚はいるのか、いないのか……。

Amazon公式紹介文より引用

『お探し物は図書室まで』、『赤と青とエスキース』、『月の立つ林で』、『リカバリー・カバヒコ』と連続で「本屋大賞」にノミネートされている青山美智子さん。2025年は『人魚が逃げた』でノミネートされています。青山さんお得意のゆるくつながる連作短編集です。


まとめ|「2025年本屋大賞」ノミネート10作品|どの本が大賞を獲るのか全部読んでみよう

「2025年本屋大賞」ノミネート作品も例年通り、話題作が目白押しとなっています。まだ読んでいない本、チェックしていない本があったら、4月の大賞発表前に、読んでおくといいですよね。ぜひ、気になった本は手に取ってみてくださいね♪


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