メフィスト賞受賞のおすすめ小説30選|面白ければ何でもあり!の衝撃作がたっぷり
今回は「メフィスト賞」のおすすめ小説を厳選してご紹介します。
「メフィスト賞」は少し変わった文学賞。普通の文学賞では、まず下読みがあり、そこを通過した作品のみが編集者の目に触れるのですが、「メフィスト賞」では下読みがないのです!すべての作品を編集者が直接読み、面白ければ、絶対に本になる、という大変ユニークな文学賞です。
賞金はありません。ですが、この「メフィスト賞」から多くの人気作が生まれてきたことを見れば、いかに重要な登竜門となっているかが分かりますよね。
今回は「メフィスト賞」受賞作品の中から特にチェックしておきたい30作を厳選してご紹介します。次の一冊として、ぜひ、手に取ってみてくださいね。
第1回『すべてがFになる』森博嗣
密室から飛び出した死体。究極の謎解きミステリィ。
コンピュータに残されたメッセージに挑む犀川助教授とお嬢様学生・萌絵。
孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季(まがたしき)。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平(さいかわそうへい)と女子学生・西之園萌絵(にしのそのもえ)が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。
第4回『Jの神話』 乾くるみ
全寮制のミッションスクールで、敬虔なクリスチャンの安城由紀が謎の投身自殺。亡くなる直前に残した遺書には「ジャック」という言葉が。その後間もなく、カリスマ性をもつ美しき生徒会長・朝倉麻里亜も自室で<胎児なき流産>により失血死し、学院内に衝撃が走る。相次ぐ不審死の真相に迫る女探偵・黒猫と、内気な新入生の坂本優子に迫る魔手。背後に暗躍する「ジャック」の正体は? 極上エロスと奇想天外なストーリーが絡み合い、ミステリの概念を覆す驚きのラストへ!
第5回『記憶の果て』 浦賀和宏
父が自殺した。突然の死を受け入れられない受験生・安藤直樹は父の部屋にある真っ黒で不気味な形のパソコンを立ち上げる。ディスプレイ上で裕子と名乗る女性と次第に心を通わせるようになる安藤。プログラムにしかすぎないはずの裕子の記憶が紐解かれ、浮上する謎。徹底した方法意識に貫かれたテクストが読者を挑発する、第5回メフィスト賞に輝くデビュー作。
第7回『血塗られた神話』 新堂冬樹
悪魔と呼ばれた街金融の野田は惨殺された新規客の肉片を受け取った。過酷な徴収で客を自殺させた記憶が蘇る――。金融界に身を置いていた著者が描く復讐劇!
第9回『QED 百人一首の呪』高田崇史
百人一首カルタのコレクターとして有名な、会社社長・真榊大陸が自宅で惨殺された。一枚の札を握りしめて……。関係者は皆アリバイがあり、事件は一見、不可能犯罪かと思われた。だが、博覧強記の薬剤師・桑原崇が百人一首に仕掛けられた謎を解いたとき、戦慄の真相が明らかに!?
第12回『ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ』霧舎巧
《あかずの扉》の向こう側に――本格推理の宝物がある北澤大学新入生のぼく=二本松飛翔(かける)は、サークル《あかずの扉》研究会に入会した。自称名探偵、特技は解錠などクセ者ぞろいのメンバー6人が、尖塔の屹立(きつりつ)する奇怪な洋館“流氷館”を訪れた時、恐るべき惨劇の幕が開く。閉鎖状況での連続殺人と驚愕の大トリック! 本格推理魂あふれる第12回メフィスト賞受賞作。
第13回 『ハサミ男』殊能将之
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作! 【2005年公開映画「ハサミ男」原作】(講談社文庫)
連続美少女殺人鬼、通称・ハサミ男の正体は
鋭利に磨かれたハサミを死体の首につきたてる殺人鬼。通称・ハサミ男がねらった美少女が殺された。しかも、ハサミ男の手口で――。圧倒的知力に満ちた傑作長編。
第18回 『日曜日の沈黙』石崎幸二
20世紀最後の「メフィスト賞」受賞作!
究極のトリックを封印したミステリィの館で推理合戦!
「ミステリィの館」へようこそ。もともと当ホテルは密室で死んだ作家・来木来人(らいきらいと)の館。これから行われるイベントでは、彼が遺したという「お金では買えない究極のトリック」を探っていただきます。まずは趣向をこらした連続殺人劇をどうぞ。そして興奮の推理合戦、メフィスト賞ならではの醍醐味をご堪能下さい。
第19回『煙か土か食い物 Smoke, Soil or Sacrifices』舞城王太郎
腕利きの救命外科医・奈津川四郎に凶報が届く。連続主婦殴打生き埋め事件の被害者におふくろが? ヘイヘイヘイ、復讐は俺に任せろマザファッカー! 故郷に戻った四郎を待つ血と暴力に彩られた凄絶なドラマ。破格の物語世界とスピード感あふれる文体で著者が衝撃デビューを飾った第19回メフィスト賞受賞作。(講談社文庫)
これが噂のMaijoだ
小説界を席巻する「圧倒的文圧」を体感せよ!
腕利きの救命外科医・奈津川四郎に凶報が届く。連続主婦殴打生き埋め事件の被害者におふくろが? ヘイヘイヘイ、復讐は俺に任せろマザファッカー! 故郷に戻った四郎を待つ血と暴力に彩られた凄絶なドラマ。破格の物語世界とスピード感あふれる文体で著者が衝撃デビューを飾った第19回メフィスト賞受賞作。
第23回 『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』 西尾維新
エンターテインメントを一新した傑作!「戯言シリーズ」
第23回メフィスト賞受賞作
自分ではない他人を愛するというのは一種の才能だ。他のあらゆる才能と同様、なければそれまでの話だし、たとえあっても使わなければ話にならない。嘘や偽り、そういった言葉の示す意味が皆目見当つかないほどの誠実な正直者、つまりこのぼくは、4月、友人玖渚友に付き添う形で、財閥令嬢が住まう絶海の孤島を訪れた。けれど、あろうことかその島に招かれていたのは、ぼくなど足下どころか靴の裏にさえ及ばないほど、それぞれの専門分野に突出した天才ばかりで、ぼくはそして、やがて起きた殺人事件を通じ、才能なる概念の重量を思い知ることになる。まあ、これも言ってみただけの戯言なんだけれど――第23回メフィスト賞受賞作
第24回 『『クロック城』殺人事件』北山猛邦
終焉をむかえつつある人類の世界。探偵・南深騎(みき)と菜美の下に、黒鴣瑠華(くろうるか)と名乗る美少女が現れた。眠り続ける美女。蠢く人面蒼。3つの時を刻む巨大な時計。謎が漂うクロック城に2人を誘う瑠華。そこに大きな鐘が鳴り響いたとき、首なし遺体が次々と現れた。驚愕のトリックが待つ、本格ミステリ。(講談社文庫)
世界が終わる瞬間、あなたは誰と一緒にいたいですか?
「その時」だからこそわかる、本当に大切な人、守りたいもの。あなたなら、そのために人を殺せますか?
歓喜した。こんな本格の傑作に出会えようとは。――有栖川有栖
終焉をむかえつつある人類の世界。探偵・南深騎(みき)と菜美の下に、黒鴣瑠華(くろうるか)と名乗る美少女が現れた。眠り続ける美女。蠢く人面蒼。3つの時を刻む巨大な時計。謎が漂うクロック城に2人を誘う瑠華。そこに大きな鐘が鳴り響いたとき、首なし遺体が次々と現れた。驚愕のトリックが待つ、本格ミステリ。
「もしも、『クロック城』をブレイク前の習作だと思っている方がいたら、ぜひ本書を読んで勘違いに気づいていただきたい。(中略)シュアで美しい推理をたどり、ゴールに着いた時は、溜め息が出た。しごく素直な気持ちで、凄い、と思った。」――<有栖川有栖氏「解説」より>
第24回メフィスト賞受賞作
第26回 『死都日本』石黒耀
西暦20XX年、有史以来初めての、しかし地球誕生以降、幾たびも繰り返されてきた“破局噴火”が日本に襲いかかる。噴火は霧島火山帯で始まり、南九州は壊滅、さらに噴煙は国境を越え北半球を覆う。日本は死の都となってしまうのか? 火山学者をも震撼、熱狂させたメフィスト賞、宮沢賢治賞奨励賞受賞作。(講談社文庫)
各紙誌絶賛の超弩級クライシスノベル!
「精密予測 うなる専門家」――朝日新聞
「学者たちが舌を巻くリアルな描写」――毎日新聞
「破局を超えて、日本再生の道を示しているところがいい」――AERA
西暦20XX年、有史以来初めての、しかし地球誕生以降、幾たびも繰り返されてきた“破局噴火”が日本に襲いかかる。噴火は霧島火山帯で始まり、南九州は壊滅、さらに噴煙は国境を越え北半球を覆う。日本は死の都となってしまうのか? 火山学者をも震撼、熱狂させたメフィスト賞、宮沢賢治賞奨励賞受賞作。
第30回 『極限推理コロシアム』矢野龍王
夏の館と冬の館に強制的に集められた男女に「主催者」は命じる。「今から起きる殺人事件の犯人を当てよ」。被害者は彼らの中から選ばれていき、しかも、もう一つの館より早く犯人を当てなければならない。不正解の代償は館に残る全員の「死」――。第30回メフィスト賞受賞作品。
第31回 『冷たい校舎の時は止まる』辻村深月
エンターテインメント界注目の大型新人・辻村深月が贈る青春小説
閉じ込められた8人の高校生――雪はまだ降り止まない
「ねえ、どうして忘れたの?」
雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう――。第31回メフィスト賞受賞作。
第32回 『孤虫症』真梨幸子
「週に3度、他の男とセックスすることを習慣にして」いる主婦・麻美。彼女の不倫相手が、次々と身体全体に瘤のようなものを作って原因不明の死を遂げる。彼女自身の肉体にも異変が起こる。女同士の憎悪や嫉妬、母娘で繰り返される愛憎劇。一見幸せな主婦の誰にも言えない秘密とは……。メフィスト賞受賞作。(講談社文庫)
謎の奇病に秘められたリアルで恐い女の悪意
「週に3度、他の男とセックスすることを習慣にして」いる主婦・麻美。彼女の不倫相手が、次々と身体全体に瘤のようなものを作って原因不明の死を遂げる。彼女自身の肉体にも異変が起こる。女同士の憎悪や嫉妬、母娘で繰り返される愛憎劇。一見幸せな主婦の誰にも言えない秘密とは……。〈解説・豊崎由美〉
第35回 『天帝のはしたなき果実』古野まほろ
勁草館高校の吹奏楽部に所属する古野まほろは、コンテストでの優勝を目指し日夜猛練習に励んでいた。そんな中、学園の謎を追っていた級友が斬首死体となって発見される。犯人は誰か?吹奏楽部のメンバーによる壮絶な推理合戦の幕が上がる!青春×SF×幻想の要素を盛り込んだ、最上かつ型破りな伝説の本格ミステリ小説が完全改稿され文庫化。
第42回 『プールの底に眠る』白河三兎
夏の終わり、僕は裏山で「セミ」に出逢った。木の上で首にロープを巻き、自殺しようとしていた少女。彼女は、それでもとても美しかった。陽炎のように儚い1週間の中で、僕は彼女に恋をする。あれから13年……。僕は彼女の思い出をたどっている。「殺人」の罪を背負い、留置場の中で――。誰もが持つ、切なくも愛おしい記憶が鮮やかに蘇る。
第45回『図書館の魔女』高田大介
鍛冶の里に生まれ育った少年キリヒトは、王宮の命により、史上最古の図書館に暮らす「高い塔の魔女(ソルシエール)」マツリカに仕えることになる。古今の書物を繙き、数多の言語を操って策を巡らせるがゆえ、「魔女」と恐れられる彼女は、自分の声を持たないうら若き少女だった。超弩級異世界ファンタジー全四巻、ここに始まる!
第47回 『眼球堂の殺人 〜The Book〜』周木律
新たな理系&館ミステリ。シリーズ第一作神の書、The Bookを探し求める者、放浪の数学者・十和田只人(とわだただひと)がジャーナリスト・陸奥藍子と訪れたのは、狂気の天才建築学者・驫木煬(とどろきよう)の巨大にして奇怪な邸宅眼球堂だった。二人と共に招かれた各界の天才たちを次々と事件と謎が見舞う。密室、館、メフィスト賞受賞作にして「堂」シリーズ第一作となった傑作本格ミステリ!
懐かしく思い出した。本格ミステリの潔さを。森博嗣
放浪の数学者探偵、降臨!
堂シリーズ文庫刊行開始!
新たな理系&館ミステリ。シリーズ第一作
神の書、The Book(ザ・ブック)を探し求める者、放浪の数学者・十和田只人(とわだただひと)がジャーナリスト・陸奥藍子(むつあいこ)と訪れたのは、狂気の天才建築学者・驫木煬(とどろきよう)の巨大にして奇怪な邸宅眼球堂だった。二人と共に招かれた各界の天才たちを次々と事件と謎が見舞う。密室、館、メフィスト賞受賞作にして「堂」シリーズ第一作となった傑作本格ミステリ!
第50回 『○○○○○○○○殺人事件』早坂吝
アウトドアが趣味の公務員・沖らは、仮面の男・黒沼が所有する孤島での、夏休み恒例のオフ会へ。赤毛の女子高生が初参加するなか、孤島に着いた翌日、メンバーの二人が失踪、続いて殺人事件が。さらには意図不明の密室が連続し……。果たして犯人は? そしてこの作品のタイトルとは? 「タイトル当て」でミステリランキングを席巻したネタバレ厳禁の第50回メフィスト賞受賞作
「ミステリが読みたい! 2015年版」(早川書房)第1位!(国内篇 新人部門)
「タイトル当て」で
ミステリランキングを席巻した
ネタバレ厳禁の第50回メフィスト賞受賞作
第51回 『恋と禁忌の述語論理(プレディケット)』井上真偽
雪山の洋館での殺人。犯人は双子のどちらか。なのにいずれが犯人でも矛盾。この不可解な事件を奇蹟の実在を信じる探偵・上苙丞(うえおろじょう)が見事解決ーーと思いきや、癒やし系天才美人学者の硯(すずり)さんは、その推理を「数理論理学」による検証でひっくり返す!! 他にも個性豊かな名探偵たちが続々登場。名探偵を脅かす推理の検証者、誕生! 大ヒットミステリー『その可能性はすでに考えた』はここから始まった!?
それは、「推理」でなく「検証」。
探偵を補完するもう一つの存在・推理の「検証者(ベリファイア)」、見参!
大ヒット『その可能性はすでに考えた』はここから始まった!?
雪山の洋館での殺人。犯人は双子のどちらか。なのにいずれが犯人でも矛盾。
この不可解な事件を奇蹟の実在を信じる探偵・上苙丞(うえおろじょう)が見事解決
ーーと思いきや、癒やし系天才美人学者の硯(すずり)さんは、その推理を「数理論理学」による検証でひっくり返す!!
他にも個性豊かな名探偵たちが続々登場。名探偵を脅かす推理の検証者、誕生!
第53回 『NO推理、NO探偵?』柾木政宗
名探偵を自任する女子高生、美智駆(みちかる)アイは突如、推理のための頭が働かなくなる。
そこで助手の取手(とりで)ユウは、”面倒くさい小話をまじえた推理”なんていらなくない?と
推理なしで事件の解決をもくろむが……。日常の謎や旅情ミステリ、果てはエロミスまで!
推理の常道を突き進んだ女子高生探偵・アイと助手・ユウの目には何がうつるのか?
前代未聞の真相に驚愕するメフィスト賞受賞作がついに文庫化!
第55回『閻魔堂沙羅の推理奇譚』木元哉多
☆☆【2020年秋】NHK総合よるドラにて、TVドラマ化!☆☆
謎を解けば、あなたは生き返る
――どこからでも読める珠玉のミステリシリーズ!
☆☆☆
第55回メフィスト賞、受賞作!!
「犯人がわからない? あなたは地獄行きね」
死者復活を賭けた推理ゲーム!
俺を殺した犯人は誰だ? 現世に未練を残した人間の前に現われる閻魔大王の娘――沙羅。赤いマントをまとった美少女は、生き返りたいという人間の願いに応じて、あるゲームを持ちかける。自分の命を奪った殺人犯を推理することができれば蘇り、わからなければ地獄行き。犯人特定の鍵は、死ぬ直前の僅かな記憶と己の頭脳のみ。生と死を賭けた霊界の推理ゲームが幕を開ける――。
第57回 『人間に向いてない』黒澤いづみ
「今年(2018年)読んだ本の中で、私のベスト3に入る1冊!」――宮部みゆき(単行本帯コメントより)
話題騒然のメフィスト賞受賞作。読者から届いた熱い、熱い声。続々重版出来。
子供を殺す前に。親に殺される前に。
すべての「向いてない人」に捧ぐ、禁断のオゾミス、または落涙の家族サスペンス!
一夜のうちに人間を異形の姿へと変貌させる奇病「異形性変異症候群」。
この世にも奇妙な病が蔓延する日本で、家族は。
ある日、美晴の息子の部屋を、気味の悪いクリーチャーが徘徊していた。
――冗談でしょう。まさか、うちのユウくんも・・・!!??
そこから平凡な家族の、壮絶な戦いが幕を開ける。
第59回 『線は、僕を描く』砥上裕將
横浜流星主演映画『線は、僕を描く』原作。
2022年10月21日公開。
出演
横浜流星
清原果耶 細田佳央太 河合優実
矢島健一 夙川アトム 井上想良 / 冨田靖子
江口洋介 / 三浦友和
監督 小泉徳宏(『ちはやふる』)
2020年本屋大賞第3位、ブランチBOOK大賞2019受賞。こころ温まる水墨画小説
「できることが目的じゃないよ。やってみることが目的なんだ」
家族を失い真っ白い悲しみのなかにいた青山霜介は、バイト先の展示会場で面白い老人と出会う。その人こそ水墨画の巨匠・篠田湖山だった。なぜか湖山に気に入られ、霜介は一方的に内弟子にされてしまう。それに反発する湖山の孫娘・千瑛は、一年後「湖山賞」で霜介と勝負すると宣言。まったくの素人の霜介は、困惑しながらも水墨の道へ踏み出すことになる。第59回メフィスト賞受賞作。
第60回 『絞首商會』夕木春央
昭和・平成のミステリの技法をフル装備し、
乱歩デビュー前の大正時代半ばに転生して本格探偵小説を書いたら……。
そんな夢想が現実のものになったかのような極上の逸品。
この作者は、令和のミステリを支える
太い柱の一つになるだろう。
有栖川有栖
大正の東京。
秘密結社「絞首商會」との関わりが囁かれる
血液学研究の大家・村山博士が刺殺された。
不可解な点は3つ。遺体が移動させられていたこと、
鞄の内側がべっとり血に濡れていたこと、そして、
遺族が解決を依頼したのが以前村山邸に盗みに入った元泥棒だったこと――。
頭脳明晰にして見目麗しく、厭世家の元泥棒・蓮野が見つけた
四人の容疑者の共通点は、“事件解決に熱心過ぎる”ことだった――。
『方舟』が各界から激賞されたミステリー作家、衝撃のデビュー作!
第61回 『#柚莉愛とかくれんぼ』 真下みこと
ネット炎上ーー
誰もが当事者になりうる戦慄のSNSサスペンス!
第61回メフィスト賞受賞作、ついに文庫化!
3人組アイドルグループのメンバー・青山柚莉愛。
メジャーデビューを目指すも売り上げ目標を越えられず焦る日々。
ある日マネージャーの提案で動画配信ドッキリを実行し、ファンの混乱がSNSで広がっていく。
騙されたファンの怒りの矛先はマネージャーや事務所ではなく柚莉愛本人に向かってしまい――。
第62回 『法廷遊戯』五十嵐律人
15万部突破!!
ミステリーランキング席巻の鮮烈デビュー作、早くも映画化!
☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆★
映画「法廷遊戯」
[主演]永瀬 廉(King & Prince)
[出演]杉咲 花 北村匠海
2023年11月10日 全国公開
☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆★
【内容紹介】
法律家を目指す学生・久我清義と織本美鈴。
ある日を境に、二人の「過去」を知る何者かによる嫌がらせが相次ぐ。
これは復讐なのか。
秀才の同級生・結城馨の助言で事件は解決すると思いきや、予想外の「死」が訪れる――。
ミステリー界の話題をさらった、第62回メフィスト賞受賞作。
第63回 『スイッチ 悪意の実験』潮谷験
夏休み、スイッチをもって1ヵ月暮らすだけの簡単なお仕事。
日当は1万円、勤務終了後のボーナスは、なんと100万円!
スイッチは押しても押さなくても1ヵ月後には100万円が手に入る。押すメリットはない。「誰も押すわけがない」皆がそう思っていた。しかし……友人たちとアルバイトに参加した大学生の箱川小雪は思い知らされる。想像を超えた純粋な悪の存在を。
第63回メフィスト賞の本格ミステリー長編!
第65回 『死んだ山田と教室』金子玲介
【本屋大賞2025ノミネート!】
青春と教室に囚われ続けている身に、なんて突き刺さる一冊。傑作です。ーー辻村深月
自分はなぜ生きているのか、自分はなぜ死なないのか、逡巡の中にいるすべての人へ。私がずっとデビューを待ち望んでいた新人の、ユーモアと青臭さと残酷さと優しさが詰め込まれた快作です。ーー金原ひとみ
【第65回メフィスト賞】
【本の雑誌が選ぶ2024年度上半期ベスト10第1位】
【第11回山中賞受賞】
【未来屋小説大賞第2位】
【王様のブランチBOOK大賞2024受賞】
二度と戻らない青春時代。
教室に響く声は生の証。
夏休みが終わる直前、山田が死んだ。飲酒運転の車に轢かれたらしい。山田は勉強が出来て、面白くて、誰にでも優しい、二年E組の人気者だった。二学期初日の教室。悲しみに沈むクラスを元気づけようと担任の花浦が席替えを提案したタイミングで教室のスピーカーから山田の声が聞こえてきたーー。教室は騒然となった。山田の魂はどうやらスピーカーに憑依してしまったらしい。〈俺、二年E組が大好きなんで〉。声だけになった山田と、二Eの仲間たちの不思議な日々がはじまったーー。
まとめ|メフィスト賞受賞のおすすめ小説30選|面白ければ何でもあり!の衝撃作がたっぷり
メフィスト賞を受賞している人の中には今では大人気ベストセラー作家になっている人もたくさんいますよね。このユニークな賞のことを知って、新たな作家との出会いのきっかけにしてみてくださいね♪
