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帰国までの残り1ヶ月半、これからの自分を考える

    ケント

    Bonjour!
    2024年6月から、ワーキングホリデーでフランスに来ています。
    現在はパリの日本食レストランで働きながら、フリーランスのWebデザイナーとしても活動しています。

    先週の月曜日はイースターでした。
    フランス語では「Pâques(パック)」と呼ばれています。
    これは、十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが復活したことを記念する日で、多くのキリスト教国では祝日とされています。
    もちろん、キリスト教国であるフランスでも重要な祝日です。

    イースターの日には、教会の鐘が鳴り響き、街には屋台が多く並んでいました。
    卵型のお菓子を贈り合う習慣があり、子供たちにとっても楽しい一日となっています。
    改めて、日本との文化の違いを感じるとともに、こうした習慣に触れられる喜びも感じました。



    さて、働いているレストランでは、先週までの2週間のバカンス休暇が、急遽3週間に延長されました。
    ぽっかり空いた一週間…
    これはもう旅に出るしかない!
    いろいろありながらも、なんとかミュンヘンからパリに戻れた(こちら)のも束の間、再び旅に出ることにしました。

    今回の行き先はモロッコです。
    北アフリカの熱気に包まれたこの国には、おしゃべり好きな人たちがたくさんいます。
    そして、実はモロッコ人はフランス語がとても堪能。
    フランスの植民地だった歴史があり、多くの人が第二言語として学校でフランス語を学んでいます。
    そのため、英語よりもフランス語のほうが得意な人が多いのです。

    僕がフランス語で話しかけると、彼らは流暢なフランス語で返してくれます。
    いまだにぎりぎりのフランス語でしかコミュニケーションを取れない僕でも、彼らの高いコミュ力に助けられ、会話が弾みました。
    フランス語を学ぶ環境として、おしゃべりな人々のいるモロッコはとても良い場所だと感じました。

    フランスは周囲の国々へのアクセスが非常に良いため、特にパリに来てからは旅が捗ります。
    これで訪れた国は51に。
    旅をしていろんな国を訪れることが、僕にとっての一番の趣味であり贅沢だな、と改めて思いました。

    しかしながら、1年限定のワーキングホリデーも、残り1ヶ月半となりました。
    帰りの航空券はすでに購入しています。
    これからどんどん帰国後のことを進めていかなければなりません。
    正直なところ、今はあまり具体的に進められていないのが現状です。



    僕は「ギリホリ」でフランスにやって来ました。
    昨年の夏、30歳の誕生日をフランスで迎えました。

    30代に入ってから、20代の頃に感じていた「若さからくる感覚」を徐々に失いつつあると感じています。
    それは、地に足をつけた安定思考や、将来を見据えたキャリア戦略といった考えが強くなってきたことに起因していると思います。
    「30代だろうとまだまだ若いし、そんなに難しく考えなくてもいい」という意見も、もちろん理解できます。
    僕自身、昨年はその考えを支えに、勢い任せでフランスに飛び込みました。

    しかし、時は経ちました。
    自分の立ち位置を客観的に見つめたときに感じる焦りは、否応なく僕を現実へと引き戻します。

    そのうえで、今の僕が理想とする姿は、「楽しく仕事に打ち込みながら、未来を見据えられている人」です。
    多少仕事が忙しくてもかまいません。
    楽しい日々を送りながら、自分の創造力やチャレンジ精神を存分に発揮し、成長できる状態でありたいと思っています。



    僕の20代は、さまざまなことに挑戦した10年間でした。
    何度も未経験の扉を叩き、行動力を武器に、仕事も勉強も遊びも一生懸命にのめり込みました。
    良く言えば好奇心旺盛、悪く言えば飽きっぽい性格だったと思います。
    仕事では怠惰な面が目立ち、環境を変えることもたびたびありました。
    そして、目標だったものは手にした瞬間に手放してきました。

    その結果、今でも僕にはわかりやすい実績と呼べるものがありません。
    以前もnoteに書きましたが(こちら)、僕はいまだに何のプロフェッショナルでもないのです。
    それゆえ、お金もなければ、仕事もあまり来ません。
    そんな状態のまま、30歳を迎えました。
    後悔がないわけではありませんが、それは当然の結果だと受け止めています。

    それを踏まえ、30代は「続ける努力」をしたいと考えています。
    ぶれない軸を持ち、何か一つを貫くこと。
    嫌だから、不満だから、損をするからといって途中で投げ出すことはしない。
    続けることで、仕事のパフォーマンスは上がり、チャンスも増えるはずです。
    小手先の機会ばかりを追いかけると、かえって成長の機会を失いかねません。
    これからの10年間は、これまでの反省を活かす期間にしたいと思っています。

    ただ、そのためには「自分がやりたいことをやる」という決断が必要です。
    大事なのは「やりたいことを見つける」そして「選ぶ」ということ。
    これまでは広く浅く手を出して、好き嫌いを判断してきましたが、そんな自分は過去のものにしたいと考えています。
    多少嫌なことがあっても、自ら選んで、続けていく。
    それが、今の僕に必要なことだと思っています。



    僕には常に時間がない。
    生き急いでしまい、やりたいことが見つからないことに焦りを感じています。

    だからこそ、立ち止まって、ゆっくりと好きなものを追いかける時間が必要だと考えています。
    カルチャー、アート、テクノロジー。
    本当はこれらをもっと深く探求していきたい。
    けれど、どこかで周りの目を気にしながら、ファッション感覚で「好き」と言っている自分がいることにも気づいています。

    もっと、自分の心にしっかり向き合う時間が必要だと感じます。
    そして、その先に、自分が本当にやるべきことを見出していきたいと思っています。

    周囲からの目線を気にするのをやめる。
    周囲から「すごい」と思われることを求めるのもやめる。
    見栄を張らず、自分の意志だけを尊重して生きていきたいです。

    自分に自信が持てないと、どうしても判断が鈍ってしまいます。
    だからこそ、もっと長い視点で考えたいと思っています。
    5年後に「これでよかった」と納得できるような決断を、ひとつひとつ積み重ねていきたいです。

    過去には戻れないからもう、過去のことを悔やむのはやめる。
    一度決めたことでも、必要であれば迷わず見直し、自分の意志を最優先する。
    そんなふうに生きていきたいと思っています。



    そうは言っておきながら、僕は安定しているときでないと、自分の将来を想像することができません。
    不安な状態になると、どんどんネガティブな思考に引き込まれてしまいます。
    その意味では、もう一度安定した場所に身を置く必要があるのかもしれないと感じています。
    そこでゆっくりと、ポジティブな将来を描いていくのも悪くないと思いました。

    海外で働き、未知の経験を積むのもいいな。
    日本で働きながら、しっかりとスキルアップに時間を使うのもいいな。
    フリーランスのノマドワーカーとして、場所に縛られずに働けたら素敵だな。

    こんなふうに、極端な選択肢がいつも頭の中に浮かんでいます。
    今やるべきことは、やりたいことを見つけて決めることです。

    これから帰国までの1ヶ月半の間に、僕は次に進んでいきます。



    旅の中で得たたくさんの出会いと経験。
    楽しいことも、苦しいことも、すべてが今の自分を作ってくれました。
    フランスに来てからも、いろんなことがありました。

    きっとこの先も、迷ったり悩んだりしながら歩いていくのだと思います。
    それでも、自分で選んだ道なら後悔はしないように。

    決めきれない自分をここで終わらせるために。

    これからもパリでの生活は続きます。




    ↓ワーホリのきっかけなどはこちらに書いてます。

     
     
     
    やってみて、考えて、言葉にする。日々の暮らしで見つけた小さな気づきを、自分なりの言葉でまとめています。 フリーランスとしてWeb制作・マーケティングに携わる32歳。フィリピン就職、ジョージアノマド生活、フランスワーホリを経て、大阪在住。旅と本と野球とお酒のために生きている。

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