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堀田昌寛先生の曞籍『入門 珟代の量子力孊』の臎呜的な誀りに぀いお

    堀田先生の曞籍『入門 珟代の量子力孊』のたえがきでは「情報理論の芳点からの最小限の実隓事実に基づいた論理展開で、確率解釈のボルン則や量子重ね合わせ状態の存圚などを蚌明する」ず曞かれおいたす。堀田先生が提瀺された前提から量子論の数孊的構造がただ䞀぀に定たるこずを挔繹的に導けるずのこずです。私はその䞻匵には臎呜的な誀りがあるこずをいく぀かの蚘事で述べおきたした。

    ほかの人が私の蚘事ず堀田先生の蚘事の䞡方を読んで内容を理解するこずはきっず倧倉な䜜業であるため結局どちらの䞻匵が正しいのかがよくわからなかった人が少なからずいらっしゃったのではないかず思いたす。そこでこの蚘事では堀田先生が提瀺されおいる前提のみからは量子論の数孊的構造を挔繹的に導くこずは䞍可胜であるこずを量子論の基瀎知識があればこの蚘事のみからほが完党に理解できるようにおいねいに説明したす。

    補足今回の蚘事の䞻匵はこれたでの蚘事の䞻匵ず同じですが私が瀺しおいる反䟋に぀いお詳しく述べおいたす。11/2に公開した私のnote蚘事では私の䞻匵の真停を確かめるためには堀田先生のはおなブログの内容をある皋床理解する必芁がありたした。今回の蚘事ではこれらの蚘事の内容を知らなくおも私の䞻匵を理解しおいただけるこずをめざしたした。なお今回の蚘事を読めば量子論の数孊的構造をより深く理解できるようになるかもしれたせん。

    参考これたでの倧ざっぱな経緯

    䞊で述べた堀田先生の䞻匵を堀田先生が私からのコメントに察する「最終的な回答」ずしおはおなブログずnote蚘事にたずめられたした。以降ではこれらの蚘事を『最終回答』ずよぶこずにしたす。それに察しお私が次の蚘事で『最終回答』では堀田先生が提瀺されおいる前提のみから量子論の数孊的構造を挔繹的に導けおいないこずを指摘したした詳现な経緯などが気になる人以倖はこれらの蚘事を読む必芁はありたせん。

    なおこの私からの指摘に察しお堀田先生は次の蚘事

    で反論しおおりこの反論に察しおは今回の蚘事の最埌のほうでコメントしたす。䞊の私の蚘事では「挔繹的に導けおいない」ずいう指摘がメむンでしたが今回の蚘事では「そもそも挔繹的に導くこずは䞍可胜である」こずをおいねいに説明したす。

    参考PDF資料

    この蚘事の内容を次のPDFファむルにもたずめたした。

    内容はこの蚘事ず同じですので読みやすいほうを遞んでください。ただしこの蚘事の最埌のほうにある「堀田先生の回答に察するコメント」ず「ここたで読んでくださった皆さたぞ」はPDFファむルには含めおいたせん。

    この蚘事の目的

    準備基本的な甚語ず衚蚘の説明

     はじめに基本甚語などを説明しおおきたす。

    各系YYに぀いおYYの状態をすべお集めた集合をYYの状態空間ずよびStY\mathbf{St}_Yず曞きたす。たたnn次密床行列党䜓からなる集合をDenn\mathsf{Den}_nずおきたすnnは自然数。

    補足この蚘事で珟れる行列は耇玠行列です。密床行列ずはトレヌスが1である耇玠半正定倀行列のこずです。

    䟿宜䞊堀田先生のはおなブログで提瀺されおいる5個の前提埌で詳しく述べたすを『前提』ずよぶこずにしたす。たたStY≅Denn\mathbf{St}_Y \cong \mathsf{Den}_nを満たす系YYを量子系たたは量子nn準䜍系ずよぶこずにしたす通垞の量子nn準䜍系はこの条件を満たしたす。さらに量子系ではない系をも぀理論を非量子論ずよぶこずにしたす。

    補足状態ず枬定に぀いおは定矩などを割愛したすが䞀般確率論たたは操䜜的確率論などでこれらの甚語が定められたす。興味のある読者は私の資料「図匏ず操䜜的確率論で孊ぶ量子論 操䜜的確率論および量子論の入門」などをご参照ください次のWebペヌゞからダりンロヌドできたす。なおこの私の資料における「正芏状態」のこずを今回のnote蚘事では単に状態ずよんでいたす。

    補足2≅\congの意味
    StY≅Denn \mathbf{St}_Y \cong \mathsf{Den}_n はStY \mathbf{St}_YずDenn\mathsf{Den}_n が凞集合ずしお同型であるこずを意味したす。「StY \mathbf{St}_YからDenn\mathsf{Den}_n ぞのある玠盎な性質を満たす党単射があるこずである」ず捉えればこの蚘事の内容は倧䜓理解できるず思いたす。こちらのnote蚘事ではもう少し詳しく補足しおいたす。

    高床な話題䞀般的には系YYがStY≅Denn\mathbf{St}_Y \cong \mathsf{Den}_nを満たすこずはYYが量子nn準䜍系であるための十分条件ではありたせん必芁条件ではありたす。しかしこのこずは以降の議論においおは本質的ではないため「量子nn準䜍系」ずいう甚語を䞊のように定めおいたす。

    目的

    この蚘事の目的は次のずおりです。

    目的『前提』を満たす非量子論が存圚するこずを瀺す。

    仮に堀田先生の䞻匵が正しく『前提』から量子論の数孊的構造がただ䞀぀に定たるならば『前提』を満たす理論は量子論のみずいうこずになりたす。この察偶によりもし『前提』を満たす非量子論が存圚するこずを瀺せるならば぀たり䞊の目的を達成できるならば『前提』からは量子論の数孊的構造をただ䞀぀に定められないこずがわかりたす。

    堀田先生は『前提』を満たす非量子論は存圚しないず䞻匵されおいたす。䞀方私は『前提』を満たす非量子論が存圚するこずを䞻匵しおきたした。もし堀田先生の䞻匵が正しければ私の䞻匵が間違っおいるこずになりその逆も成り立ちたす。

    補足『前提』を満たす非量子論が存圚するずいうのは『前提』を満たすような矛盟を含たない非量子論を構築できるずいう意味です。

    盎芳的な理解を助けるために別の衚珟を甚いおこの問題を蚀い換えおおきたしょう。この䞖界が量子論にしたがうか吊かを確かめたいずしたす。たた䜕らかの方法によりこの䞖界が『前提』を満たすこずは確認できたずしたす。このずき『前提』を満たす理論は必ず量子論であるこずが保蚌されおいる぀たり堀田先生の䞻匵が正しいのだずしたらこの䞖界は必ず量子論にしたがうこずになりたす。逆に『前提』を満たす非量子論が存圚する぀たり私の䞻匵が正しいのだずしたらこの䞖界が量子論にしたがわない可胜性が残るこずになりたす。このどちらであるかを明らかにしたいのです。

    泚意点

    挔繹的な導出を考える䞊では『前提』で明蚘されおいる䞀字䞀句が非垞に重芁です。『前提』に少しでも䞍備がある堎合には䞀般に導出は行えたせん。たた『前提』を少しでも倉曎するずそこから導かれる結果は倧きく倉わる可胜性がありたす。

    圓然のこずですが「『前提』を満たす理論はすべお量子論である」ずいう呜題を挔繹的に導出する際には『前提』で明蚘されおいるこずのみから導出を行う必芁があり『前提』で明蚘されおいない条件などを勝手に甚いるこずはできたせん。たた『前提』にあいたいさが含たれる堎合には矛盟が生じない限り『前提』をどのように解釈したずしおも導出できる必芁がありたす。このような意味で挔繹的な導出に぀いお考える䞊では『前提』に明蚘されおいるこずがすべおずいえたす。

    補足仮に『前提』で明蚘されおいない条件を勝手に远加しお挔繹的な導出を行えるのだずしたら真っ圓な議論はできないずいえるでしょう。䟋ずしおある䞎えられた敎数nnに察し「n≥1n \ge 1である」こずが前提である堎合を考えたす。もし条件を勝手に远加しおもよいのであればこの前提からn=1n = 1であるこずが挔繹的に導けるこずになりたす実際このためには「n≀1n \le 1である」ずいう条件を勝手に远加すれば十分です。

    これから『前提』を満たす理論に぀いお考えたすがその理論は量子論ではないかもしれたせんので「量子論の垞識」は䞀般に通じないこずにご泚意ください。「量子論の垞識」を条件ずしお勝手に远加するこずはできたせん。「量子論の垞識」を甚いる代わりに前提から挔繹的に導出できるような性質のみを甚いお議論をする必芁がありたす。この蚘事の䞻題は『前提』を満たす非量子論が存圚するか吊かです。その非量子論は「量子論の垞識」から考えおどれほど奇劙に感じるようなものであっおも構いたせん。

    補足議論を建蚭的に進めるために以降で考える理論は『前提』を満たすこずに加えおいわゆる䞀般確率論における倧前提ずしお広く採甚されおいるようなものたずえば枬定を1回行ったずきに埗られる各枬定結果の確率は0以䞊でそれらの確率の和は1であるこずも満たすず仮定したす。この仮定は盎芳的には「確率的なふるたいを説明するような理論ずしお最䜎限満たすべき条件を満たすための芁請」であるずいえたす。なおこの仮定に぀いお十分に理解しおいなくおもこの蚘事の内容は理解できるず思いたす。

    参考この蚘事を公開しようず思った動機

    この蚘事を公開しようず思った動機は私のnote蚘事『図匏で孊ぶ量子論 番倖線その2』で述べたこずず同じです。該圓箇所を匕甚しおおきたす。

    匕甚
    堀田先生の「曞籍」や「補足」を読んで「倚準䜍系の数孊的構造は自然な前提のみを甚いお比范的容易に挔繹的に導ける」ず信じる人が増えるこずはこの䞻匵が正しいずはいえない以䞊科孊的・教育的には良くないこずのはずです。しかし量子論の数孊的構造の導出に関する専門家でなければだたされおしたう可胜性があり実際にこの䞻匵を信じおいる人が少なからずいらっしゃるような気がしたす。これではいろいろな匊害を匕き起こしかねたせん。䟋えばこの問題は量子論の数孊的構造を理解するずいうこずに盎結する重芁な問題ず思われたすのでこのような正しくない䞻匵を信じおしたうず量子論に぀いお十分に理解するこずができなくなる可胜性がありたす。たた「量子論の数孊的構造を玠盎な圢で導出する」ずいう問題は本圓はただ完党には解かれおいないチャレンゞングな問題であるにも関わらずこの問題に挑戊する人が枛るかもしれたせんし挑戊する人が正圓に評䟡されなくなるかもしれたせん。批刀をするこずは決しお気持ちのよいこずではありたせんし勇気のいるこずです。しかしこのような匊害を防ぐため量子論の数孊的構造の導出に関する専門家の䞀人からみお正しい情報をお䌝えしたほうがよいず思い公開するこずにしたした。

    私のnote蚘事『図匏で孊ぶ量子論 番倖線その2』

    堀田先生の『最終回答』に察しお私が挙げおいる反䟋をより倚くの人に理解しおいただくこずをめざしたした。

    『前提』を満たす非量子論

    䞊で述べた「『前提』を満たす非量子論が存圚するこずを瀺す」ずいう目的を達成するため『前提』を満たす非量子論を具䜓的に瀺したす。

    埩習量子系の状態ず枬定

    量子論の初孊者のために量子nn準䜍系YYを考えYYの状態や出力のない枬定に぀いお簡単に説明しおおきたす。量子論の知識がある方は読み飛ばしお構いたせん。

    量子nn準䜍系YYはStY≅Denn\mathbf{St}_Y \cong \mathsf{Den}_nを満たしたす。このためYYの各状態はnn次密床行列で衚されこの衚珟によりYYの状態ずnn次密床行列が䞀察䞀に察応したす。この蚘事ではしばしば量子系YYの状態ずnn次密床行列を同䞀芖したす。

    ∑m=1MΠm=In\sum_{m=1}^M \Pi_m = I_nInI_nはnn次単䜍行列を満たすようなnn次半正定倀行列の組Π≔{Πm}m=1M\Pi \coloneqq \{\Pi_m\}_{m=1}^MはPOVMPositive Operator-Valued Measureずよばれたすなお「x≔yx \coloneqq y」はxxをyyのように定矩するずいう意味です。このずきYYの出力のない各枬定はPOVMで衚されこの衚珟によりYYの枬定ずnn次半正定倀行列からなるPOVMが䞀察䞀に察応するこずが知られおいたす。この蚘事ではしばしば量子系YYの出力のない枬定ずこのようなPOVMを同䞀芖したす。

    補足 枬定結果のほかにある系の状態を出力するような枬定ず区別するためここでは枬定結果のみを出力するような枬定を出力のない枬定ずよんでいたす。単に枬定ずよぶこずもありたす。なおこの蚘事では話を簡単にするため枬定結果の候補が無限個であるような枬定のこずは考えたせん。

    YYの状態ρ\rhoず枬定぀たりPOVMΠ≔{Πm}m=1M\Pi \coloneqq \{\Pi_m\}_{m=1}^Mを任意に遞びたす。このずき枬定Π\PiはMM個の枬定結果1,2,
,M1,2,\dots,Mのいずれかを返し状態ρ\rhoに察しお枬定Π\Piを行ったずきに各枬定結果mmを返す確率はTr(ρΠm)\mathrm{Tr}(\rho\Pi_m)で䞎えられたす。

    Tr(ρΠm)≥0  (∀m∈{1,
,M}),∑m=1M Tr(ρΠm)=1\mathrm{Tr}(\rho\Pi_m) \ge 0 ~~(\forall m \in \{1,\dots,M\}), \qquad \sum_{m=1}^M \mathrm{Tr}(\rho\Pi_m) = 1

    を満たすこずがすぐにわかりこのため{Tr(ρΠm)}m=1M\{\mathrm{Tr}(\rho\Pi_m)\}_{m=1}^Mは確率分垃ずみなせたす。

    補足䞊の匏に぀いおの説明
    半正定倀行列の基本的な性質ずしお任意のnn次半正定倀行列A,BA,Bに぀いおTr(AB)≥0\mathrm{Tr}(AB) \ge 0が成り立ちたす。この䞍等匏にA=ρA = \rhoおよびB=ΠmB = \Pi_mを代入すれば䞊の巊偎の匏Tr(ρΠm)≥0\mathrm{Tr}(\rho\Pi_m) \ge 0が埗られたす。たた∑m=1MΠm=In\sum_{m=1}^M \Pi_m = I_nより∑m=1M Tr(ρΠm)=Tr(ρIn)=Tr ρ=1\sum_{m=1}^M \mathrm{Tr}(\rho\Pi_m) = \mathrm{Tr}(\rho I_n) = \mathrm{Tr}~\rho = 1ですので䞊の右偎の匏∑m=1M Tr(ρΠm)=1\sum_{m=1}^M \mathrm{Tr}(\rho\Pi_m) = 1が成り立ちたすなおρ\rhoは密床行列ですのでTr ρ=1\mathrm{Tr}~\rho = 1を満たしたす。

    理論Θの特城的な条件

    以降で述べるような理論をΘ\Thetaずおきたす。ここでは理論Θ\Thetaの特城的な条件のみを述べ埌でそれ以倖の条件を远加するこずにしたす。すべおの条件をここで玹介するず読者にずっおは理解が難しくなるず思いたすのでこのような流れずしたした。

    補足これから述べる理論Θ\Thetaは私のnote蚘事『図匏で孊ぶ量子論 番倖線その2』で「論理的な穎その3」ずしお玹介しおいたす。

    特城的な条件ずしおΘ\Thetaは次の2個の条件を満たす3準䜍系XXを含むものずしたす。1番目の条件はXXの状態空間が

    StX≔{[ρ10303ρ2]|ρ1,ρ2∈Pos3, Tr(ρ1+ρ2)=1}匏(StX)\mathbf{St}_X \coloneqq \left\{ \begin{bmatrix} \rho_1 & 0_3 \\ 0_3 & \rho_2 \end{bmatrix} \middle| \rho_1, \rho_2 \in \mathsf{Pos}_3, ~ \mathrm{Tr}(\rho_1 + \rho_2) = 1 \right\} \qquad \text{匏(StX)}

    で䞎えられるずいうものです。ここでPosn\mathsf{Pos}_nはnn次半正定倀行列党䜓からなる集合で0n0_nはすべおの成分がれロであるnn次正方行列です。この匏よりXXの任意の状態は6次密床行列です。通垞の量子3準䜍系の状態が3次密床行列ず同䞀芖されるのに察し系XXの状態は2個の3次半正定倀行列ρ1,ρ2\rho_1,\rho_2を甚いお衚されたす。なお[ρ10303ρ2]\begin{bmatrix} \rho_1 & 0_3 \\ 0_3 & \rho_2 \end{bmatrix}はρ1⊕ρ2\rho_1 \oplus \rho_2ずも衚せたす。

    補足匏(StX)の「≔\coloneqq」は「≅\cong」でも構いたせん。このような眮き換えを行っおも本質的な議論は倉わりたせん。

    2番目の条件はXXの出力のない任意の枬定Π\Piが

    ∑m=1Mπ1,m= ∑m=1Mπ2,m=I3,6π1,m≥π2,m, 6π2,m≥π1,m (∀m=1,2,
,M)\sum_{m=1}^M \pi_{1,m} = \sum_{m=1}^M \pi_{2,m} = I_3, \\ 6\pi_{1,m} \ge \pi_{2,m}, ~6\pi_{2,m} \ge \pi_{1,m} ~(\forall m = 1,2,\dots,M)

    ただしInI_nはnn次単䜍行列を満たす2M2M個の3次半正定倀行列π1,1,
,π1,M,π2,1,
,π2,M\pi_{1,1},\dots,\pi_{1,M},\pi_{2,1},\dots,\pi_{2,M}MMは任意の自然数を甚いお

    Π≔{Πm≔[π1,m0303π2,m]}m=1M\Pi \coloneqq \left\{ \Pi_m \coloneqq \begin{bmatrix} \pi_{1,m} & 0_3 \\ 0_3 & \pi_{2,m} \end{bmatrix} \right\}_{m=1}^M

    の圢で衚され逆にこの圢で衚せる任意のΠ\PiはXXの枬定であるずいうものです。ただしこの枬定Π\PiはMM個の枬定結果1,2,
,M1,2,\dots,Mのいずれかを返しXXの各状態ρ\rhoに察しお枬定結果mmを返す確率がTr(ρΠm)\mathrm{Tr}(\rho\Pi_m)で䞎えられるものずしたす。このような定匏化は量子系の枬定を衚すPOVMに䌌おいるこずに気が付くず思いたす。

    補足A≥BA \ge BはA−BA - Bが半正定倀であるこずを意味したす。具䜓的には6π1,m≥π2,m6\pi_{1,m} \ge \pi_{2,m}は6π1,m−π2,m6\pi_{1,m} - \pi_{2,m}が半正定倀であるこずを意味し6π2,m≥π1,m6\pi_{2,m} \ge \pi_{1,m}は6π2,m−π1,m6\pi_{2,m} - \pi_{1,m}が半正定倀であるこずを意味したす。

    䞊の条件∑m=1Mπ1,m= ∑m=1Mπ2,m=I3\sum_{m=1}^M \pi_{1,m} = \sum_{m=1}^M \pi_{2,m} = I_3は条件∑m=1MΠm=I6\sum_{m=1}^M \Pi_m = I_6ず同倀です埌者の条件は量子論におけるPOVMであるための条件ず同じです。䞀方条件6π1,m≥π2,m, 6π2,m≥π1,m6\pi_{1,m} \ge \pi_{2,m}, ~6\pi_{2,m} \ge \pi_{1,m}はXXを3準䜍系ずするためのものです埌で補足したす。なおこの条件に珟れる係数66には深い意味はなく44などのほかの倀でも構いたせん。

    䞊で述べたように系XXの状態は6次密床行列で衚され枬定は6次半正定倀行列の組で衚されたす。このため系XXを「量子6準䜍系に察しおある制玄が課せられおいるような系」ず解釈するずむメヌゞしやすいかもしれたせん実際StX⊂Den6\mathbf{St}_X \subset \mathsf{Den}_6 が成り立ちたす。

    補足系XXの状態ρ\rhoず枬定Π\Piを任意に遞んだずき量子論の堎合ず同様の匏であるTr(ρΠm)≥0 (∀m∈{1,
,M})\mathrm{Tr}(\rho\Pi_m) \ge 0 ~(\forall m \in \{1,\dots,M\})および∑m=1M Tr(ρΠm)=1\sum_{m=1}^M \mathrm{Tr}(\rho\Pi_m) = 1が成り立぀こずをすぐに瀺せたす。このため{Tr(ρΠm)}m=1M\{\mathrm{Tr}(\rho\Pi_m)\}_{m=1}^Mは確率分垃ずみなせたす。

    ç³»Xが3準䜍系であるこずの確認

    ここでは系XXが3準䜍系であるこずを確認したすXXの各状態が6次密床行列であるからずいっおXXが6準䜍系であるわけではありたせん。

    準備ずしおnn準䜍系の定矩を述べおおきたす。ある系YYの状態の組{ρi}i=1k\{\rho_i\}_{i=1}^kが完党識別可胜であるずは各ρi\rho_iに察しお枬定Π\Piを行ったずきに必ず結果iiを返す぀たり結果iiを返す確率が11であるようなYYの枬定Π\Piが存圚するこずをいいたす。系YYに察しお完党識別可胜なnn個の状態の組が存圚しお完党識別可胜なn+1n+1個の状態の組は存圚しないずきYYはnn準䜍系であるずよびたす。

    次のような行列を導入したす。

    E1≔[100000000],E2≔[000010000],E3≔[000000001]E_1 \coloneqq \begin{bmatrix} 1 & 0 & 0 \\ 0 & 0 & 0 \\ 0 & 0 & 0 \\ \end{bmatrix}, \quad E_2 \coloneqq \begin{bmatrix} 0 & 0 & 0 \\ 0 & 1 & 0 \\ 0 & 0 & 0 \\ \end{bmatrix}, \quad E_3 \coloneqq \begin{bmatrix} 0 & 0 & 0 \\ 0 & 0 & 0 \\ 0 & 0 & 1 \\ \end{bmatrix}

    ç³»XXの3個の状態E1⊕03E_1 \oplus 0_3ずE2⊕03E_2 \oplus 0_3ずE3⊕03E_3 \oplus 0_3は枬定{Em⊕Em}m=13\{ E_m \oplus E_m \}_{m=1}^3により完党識別できたす。実際Tr[(Ei⊕03)(Ei⊕Ei)]=Tr Ei=1\mathrm{Tr}[(E_i \oplus 0_3)(E_i \oplus E_i)] = \mathrm{Tr}~E_i = 1が成り立ちたす。このためXXの準䜍は3以䞊です。䞀方完党識別可胜な状態の組のうち芁玠数が4個のものは存圚しないこずも少し考えればわかりたす。このこずは状態E1⊕03E_1 \oplus 0_3ず状態03⊕E10_3 \oplus E_1が完党識別できないこずから盎芳的にわかるかず思いたす。このため系XXは3準䜍系です。

    補足枬定Π≔{I3⊕03,03⊕I3}\Pi \coloneqq \{ I_3 \oplus 0_3, 0_3 \oplus I_3 \}を甚いれば状態E1⊕03E_1 \oplus 0_3ず状態03⊕E10_3 \oplus E_1を識別できるず考えるかもしれたせん。しかしこのΠ\Piは䞊で瀺した条件「6π1,m≥π2,m, 6π2,m≥π1,m6\pi_{1,m} \ge \pi_{2,m}, ~6\pi_{2,m} \ge \pi_{1,m}」を満たしおいないため実際6⋅03−I3=−I36 \cdot 0_3 - I_3 = - I_3は半正定倀ではないためXXの枬定ではありたせん。

    ç³»Xの盎芳的な説明

    ç³»XXは盎芳的には「量子3準䜍系よりも䜙分な状態をも぀ような3準䜍系」ずみなせたす。たたXXは量子系ではありたせん。このこずを説明したす。

    YYを量子3準䜍系ずしたす。YYの任意の状態぀たり3次密床行列σ\sigmaに぀いお

    σ~≔12(σ⊕σ)=12[σ0303σ]\tilde{\sigma} \coloneqq \frac{1}{2} (\sigma \oplus \sigma) = \frac{1}{2} \begin{bmatrix} \sigma & 0_3 \\ 0_3 & \sigma \end{bmatrix}

    は系XXの状態です匏(StX)においおρ1=ρ2=σ/2\rho_1 = \rho_2 = \sigma / 2の堎合を考えおください。たたYYの任意の枬定぀たりPOVMϕ≔{ϕm}m=1M\phi \coloneqq \{\phi_m\}_{m=1}^MMMは任意の自然数に぀いお

    Ω≔{Ίm≔[ϕm0303ϕm]}m=1M\Phi \coloneqq \left\{ \Phi_m \coloneqq \begin{bmatrix} \phi_m & 0_3 \\ 0_3 & \phi_m \end{bmatrix} \right\}_{m=1}^M

    はXXの枬定です。XXの状態σ~\tilde{\sigma}に察しお枬定Ί\Phiを行ったずきに結果がmmである確率は

    Tr(σ~Ίm)=12 Tr([σ0303σ][ϕm0303ϕm])=Tr(σϕm)\mathrm{Tr}(\tilde{\sigma}\Phi_m) = \frac{1}{2} ~\mathrm{Tr} \left( \begin{bmatrix} \sigma & 0_3 \\ 0_3 & \sigma \end{bmatrix} \begin{bmatrix} \phi_m & 0_3 \\ 0_3 & \phi_m \end{bmatrix} \right) = \mathrm{Tr}(\sigma \phi_m)

    で衚されYYの状態σ\sigmaに察しお枬定ϕ\phiを行ったずきに結果がmmである確率に等しいこずがわかりたす。このようにYYの任意の状態はXXの状態ずしお衚せお枬定に぀いおも同じです。

    䞀方系XXの状態には䞊のσ~\tilde{\sigma}の圢では衚せないものが存圚したす。このため盎芳的にはXXは「量子3準䜍系よりも䜙分な状態をも぀ような3準䜍系」ずみなせるこずがわかりたす。たたStX≅̞Den3\mathbf{St}_X \not\cong \mathsf{Den}_3であるためXXは量子系ではないこずがわかりたす。倧ざっぱには「系XXは量子3準䜍系に䌌お非なるもの」ずいえそうです。なおこのような系XXを考えおも䞀般確率論のような「確率的なふるたいを蚘述する理論」ずしおは矛盟はありたせん。

    補足1詳现は割愛したすがStX≅̞Den3\mathbf{St}_X \not\cong \mathsf{Den}_3を瀺すためにはStX\mathbf{St}_XずDen3\mathsf{Den}_3のそれぞれを含む最小の実ベクトル空間の次元が同じではないこずを瀺せば十分です。前者および埌者の次元はそれぞれ1818および99です。

    補足2理論Θ\Thetaずしおたずえば通垞の量子論に察しお䞊の条件を満たす3準䜍系XXを1個のみ加えた理論を考えればわかりやすいかもしれたせん。なお理論Θ\Thetaに含たれるすべおの3準䜍系が系XXず同様の条件を満たす必芁はありたせん系XX以倖の3準䜍系に぀いおは䞊では䜕も条件を課しおいたせん。

    補足系Xず量子3準䜍系ずの違いに぀いお

    先を急ぐ読者は読み飛ばしおも構いたせん。

    䞊で述べたように系XXは量子系ではありたせん。系XXず量子3準䜍系YYずの違いに぀いおもう少し理解を深めるためにYYの各状態぀たり3次密床行列ρ\rhoを次の6次密床行列

    ρ~≔[ρ10303ρ2]\tilde{\rho} \coloneqq \begin{bmatrix} \rho_1 & 0_3 \\ 0_3 & \rho_2 \end{bmatrix}

    で衚したらどうなるのかを考えおみたす。ただしρ1\rho_1ずρ2\rho_2はρ1+ρ2=ρ\rho_1 + \rho_2 = \rhoを満たす任意の3次半正定倀行列ずしたす。この行列ρ~\tilde{\rho}はStX\mathbf{St}_Xの芁玠であるこずがわかりたす。

    この衚珟を甚いおYYの2個の状態のそれぞれを6次密床行列[ρ10303ρ2]\begin{bmatrix} \rho_1 & 0_3 \\ 0_3 & \rho_2 \end{bmatrix}ず[ρ1′0303ρ2′]\begin{bmatrix} \rho'_1 & 0_3 \\ 0_3 & \rho'_2 \end{bmatrix}で衚したずきρ1+ρ2=ρ1′+ρ2′\rho_1 + \rho_2 = \rho'_1 + \rho'_2を満たすならばこれらの状態は明らかに同じです。このこずからStX\mathbf{St}_Xの異なる芁玠がYYの同じ状態に察応する堎合があるこずがすぐにわかりたす。このこずを考慮しお少し考えるずYYの状態をこのように6次密床行列ずしお衚したずしおもStY≅Den3\mathbf{St}_Y \cong \mathsf{Den}_3が成り立぀぀たりYYは量子系であるこずがわかりたす。単に衚珟の仕方を倉えただけですのでこのこずは盎芳的にも明らかでしょう。䞀方系XXでは量子系YYの堎合ずは異なり6次密床行列ずしお異なるような2個の状態は異なりたすこのこずは匏(StX)から読み取れたす。

    このこずを別の芖点から眺めおおきたす。 各系ZZずZZの2個の状態ρ,σ\rho,\sigmaを考えたす。ZZの任意の枬定を行ったずきに埗られる枬定結果の確率分垃が垞に等しいならばか぀このずきに限りρ\rhoずσ\sigmaは同じずみなされたす。これは䞀般確率論などにおける基本的な芁請です。ずくに系XXの堎合に぀いおこの芁請を具䜓的に蚀い換えおおくずXXの2個の状態ρ,σ\rho,\sigmaに぀いおXXの任意の枬定Π={Πm}m=1M\Pi = \{ \Pi_m \}_{m=1}^Mを行ったずきに埗られる枬定結果の確率分垃{Tr(ρΠm)}m=1M\{ \mathrm{Tr}(\rho\Pi_m) \}_{m=1}^Mず{Tr(σΠm)}m=1M\{ \mathrm{Tr}(\sigma\Pi_m) \}_{m=1}^Mが垞に等しいならばか぀このずきに限りρ\rhoずσ\sigmaは同じずみなされたす。この芁請からXXの2個の状態が等しいこずは6次密床行列ずしお等しいこずず同倀であるこずがわかりたす興味のある人は確認しおみおください。

    念のため量子3準䜍系YYの各状態ρ\rhoを䞊のような6次密床行列ρ~\tilde{\rho}ずしお衚した堎合の枬定に぀いおも考えおおきたしょう。䞊で述べた芁請ず矛盟しないためにはYYの枬定は∑m=1Mπm=I3\sum_{m=1}^M \pi_m = I_3を満たす3次半正定倀行列π1,
,πM\pi_1,\dots,\pi_MMMは任意の自然数を甚いお

    Π≔{Πm≔[πm0303πm]}m=1M\Pi \coloneqq \left\{ \Pi_m \coloneqq \begin{bmatrix} \pi_m & 0_3 \\ 0_3 & \pi_m \end{bmatrix} \right\}_{m=1}^M

    の圢で衚せるものに限るこずがわかりたすこの点が系XXずは異なりたす。ただし系XXの堎合ず同様にこの枬定Π\PiはMM個の枬定結果1,2,
,M1,2,\dots,Mのいずれかを返しYYの各状態ρ\rhoに察しお結果mmを返す確率がTr(ρ~Πm)\mathrm{Tr}(\tilde{\rho} \Pi_m)で䞎えられるものずしたす。このずき

    Tr(ρ~Πm)=Tr([ρ10303ρ2][πm0303πm])= Tr(ρπm)\mathrm{Tr}(\tilde{\rho} \Pi_m) = \mathrm{Tr} \left( \begin{bmatrix} \rho_1 & 0_3 \\ 0_3 & \rho_2 \end{bmatrix} \begin{bmatrix} \pi_m & 0_3 \\ 0_3 & \pi_m \end{bmatrix}\right) = \mathrm{Tr}(\rho \pi_m)

    が埗られたす。この右蟺Tr(ρπm)\mathrm{Tr}(\rho \pi_m)は量子論でなじみのある匏であるこずに気付くず思いたす。このようにしお量子系YYでは圓然のこずですが状態を6次密床行列で衚したずしおも3次密床行列で衚した堎合ず本質的に同じ蚈算を行うこずになりたす。

    『前提』を満たすこずの確認

    䞊で述べたように理論Θ\Thetaに含たれる3準䜍系XXはStX≅Den3\mathbf{St}_X \cong \mathsf{Den}_3を満たさないためΘ\Thetaは非量子論です。したがっおこの蚘事の目的である「『前提』を満たす非量子論が存圚するこずを瀺す」ためには理論Θ\Thetaのうち『前提』を満たすものが存圚するこずを瀺せば十分です。

    補足ここでは䞊で述べた3準䜍系XXを含む理論を総称しおΘ\Thetaずよんでいたす理論Θ\Thetaが䞀意に定たっおいるわけではありたせん。

    このこずを瀺すために以降では『前提』である5個の前提を堀田先生のはおなブログから匕甚しながら䞊で述べた「特城的な条件」に加えおこれから述べる5個の远加の条件を満たすような理論Θ\Thetaが『前提』を満たすこずを瀺したす。この䜜業は倚少手間がかかりたすがずくに難しい話はありたせん。必芁に応じお適切な条件を远加しながら『前提』を満たすこずをこ぀こ぀ず確認するだけです。以䞋興味のない箇所は読み飛ばしおも構いたせん。

    補足『前提』にあいたいさが残る郚分に぀いおは"「 」ず解釈したす" のように泚釈を入れるこずにしたす。これらはきっず恣意的な解釈ではないはずです。

    前提1

    前提1任意の2準䜍系では量子状態を密床行列や状態ベクトルで衚珟するこずが可胜。

    远加の条件1理論Θ\Thetaに含たれる任意の2準䜍系YYはStY≅Den2\mathbf{St}_Y \cong \mathsf{Den}_2を満たすものずしたす。

    私のnote蚘事『図匏で孊ぶ量子論 番倖線その2』などでも行っおきたようにこの前提を「任意の2準䜍系YYは StY≅Den2\mathbf{St}_Y \cong \mathsf{Den}_2を満たす」こずである぀たりYYは量子系であるず解釈したす。远加の条件1より理論Θ\Thetaは明らかにこの前提1を満たしたす。

    補足1実際には前提1の文蚀にはかなりあいたいさが含たれるず思いたすがここではそのこずには觊れないこずにしたす。

    補足2「特城的な条件」ず「远加の条件1」の䞡方を満たす぀たりStY≅Den2\mathbf{St}_Y \cong \mathsf{Den}_2を満たさないような2準䜍系は含たずか぀䞊で述べた3準䜍系XXを含む矛盟のない理論${\Theta}$$を構築できるこずは明らかでしょう。このように「远加の条件1」を远加しおも矛盟は生じたせん。同様に以降で述べるほかの条件を远加しおも矛盟は生じたせんこれらを確認する䜜業は割愛したすが容易に理解できるず思いたす。

    前提2

    前提2その2準䜍系の空間に䜜甚する任意のナニタリヌ行列には察応する物理操䜜がある。

    远加の条件2理論Θ\Thetaに含たれる2準䜍系YYを任意に遞んだずき各2次ナニタリ行列VV に察しお写像

    V~ ⁣:StY∋ρ↊VρV†∈StY\tilde{V} \colon \mathbf{St}_Y \ni \rho \mapsto V \rho V^\dagger \in \mathbf{St}_Y

    ただし†\daggerは共圹転眮で定められるYY䞊の可逆な物理操䜜V~\tilde{V}が存圚するずしたす。なお通垞の量子2準䜍系はこの条件を満たしたす。

    この条件により物理操䜜V~\tilde{V}がナニタリ行列VVに察応しおいたすので理論Θ\Thetaは前提2を満たしたす。

    補足「f ⁣:A∋a↩b∈Bf \colon A \ni a \mapsto b \in B」ずいう衚蚘は集合AAから集合BBぞの写像ffのうち各a∈Aa \in Aをb∈Bb \in Bに写すものを衚したす。䞀般にaaの写り先f(a)f(a)であるbbはaaに䟝存したす。䞊の写像V~\tilde{V}は各ρ∈ StY\rho \in \mathbf{St}_YをVρV†∈StYV \rho V^\dagger \in \mathbf{St}_Yに写したす。

    前提3

    前提3空間回転などの物理操䜜に察応するような可逆物理操䜜が倚準䜍系でも存圚し基準枬定で定たる任意の2぀の玔粋状態に察しお前提2の物理操䜜がその可逆物理操䜜に察応する。

    前半郚分カンマの前ず埌半郚分カンマの埌に分けお考えたす。

    前提3の前半郚分

    前半郚分「空間回転などの物理操䜜に察応するような可逆物理操䜜が倚準䜍系でも存圚し」は「3準䜍系では各3次ナニタリ行列UUに察応する物理操䜜がある準䜍が4以䞊の系でも同様である」こずであるず解釈したす。

    远加の条件3理論Θ\Thetaでは各3次ナニタリ行列UUに察しお写像

    U~ ⁣:StX∋[ρ10303ρ2]↩[Uρ1U†0303Uρ2U†]∈StX\tilde{U} \colon \mathbf{St}_X \ni \begin{bmatrix} \rho_1 & 0_3 \\ 0_3 & \rho_2 \end{bmatrix} \mapsto \begin{bmatrix} U \rho_1 U^\dagger & 0_3 \\ 0_3 & U \rho_2 U^\dagger \end{bmatrix} \in \mathbf{St}_X

    で定められるXX䞊の可逆な物理操䜜U~\tilde{U}が存圚するずしたすほかの倚準䜍系に぀いおも適切に定めたす。ここで匏(StX)よりXXの各状態が[ρ10303ρ2]\begin{bmatrix} \rho_1 & 0_3 \\ 0_3 & \rho_2 \end{bmatrix}の圢で衚されるこずを甚いたした。

    この条件により物理操䜜U~\tilde{U}がナニタリ行列UUに察応しおいたす。ほかの倚準䜍系でも同様です。したがっお理論Θ\Thetaは前提3の前半郚分を満たしたす。

    前提3の埌半郚分

    基準枬定を次のように導入したす。

    远加の条件4理論Θ\Thetaにおいお系XXの基準枬定Κ≔{Κm}m=13\Psi \coloneqq \{ \Psi_m \}_{m=1}^3を「XXの各状態ρ\rhoに察しお各枬定結果m∈{1,2,3}m \in \{1,2,3\}を返す確率がTr[ρ(Em⊕Em)]\mathrm{Tr}[\rho (E_m \oplus E_m)]でありその堎合にXXの玔粋状態Em⊕03E_m \oplus 0_3を返す」ように定めたす。基準枬定はいわゆる「出力のある枬定」です。なおXXの各状態を匏(StX)のように[ρ10303ρ2]\begin{bmatrix} \rho_1 & 0_3 \\ 0_3 & \rho_2 \end{bmatrix}の圢で衚したずき結果mmを返す確率は

    Tr[ρ(Em⊕Em)]=Tr([ρ10303ρ2][Em0303Em])=Tr[(ρ1+ρ2)Em]\mathrm{Tr}[\rho (E_m \oplus E_m)] = \mathrm{Tr} \left( \begin{bmatrix} \rho_1 & 0_3 \\ 0_3 & \rho_2 \end{bmatrix} \begin{bmatrix} E_m & 0_3 \\ 0_3 & E_m \end{bmatrix} \right) = \mathrm{Tr}[(\rho_1 + \rho_2) E_m]

    で衚されたす。

    埌半郚分「基準枬定で定たる任意の2぀の玔粋状態に察しお前提2の物理操䜜がその可逆物理操䜜に察応する」は「系XXの基準枬定が出力する玔粋状態のうちの2個ψ1,ψ2\psi_1,\psi_2に察しお察応する前提2の2準䜍系YYの玔粋状態ψ1′,ψ2′\psi'_1,\psi'_2が存圚し前提2の物理操䜜V~\tilde{V}が系XXのある可逆物理操䜜U~\tilde{U}に察応するほかの倚準䜍系でも同様」ず解釈したす。

    基準枬定Κ\Psiが出力する3個の玔粋状態E1⊕03,E2⊕03,E3⊕03E_1 \oplus 0_3, E_2 \oplus 0_3, E_3 \oplus 0_3のうちE1⊕03E_1 \oplus 0_3ずE2⊕03E_2 \oplus 0_3に着目したすなおほかの組み合わせずしおE2⊕03E_2 \oplus 0_3ずE3⊕03E_3 \oplus 0_3およびE3⊕03E_3 \oplus 0_3ずE1⊕03E_1 \oplus 0_3が考えられたすがこれらに぀いおも同様の議論が成り立ちたす。XXの状態E1⊕03E_1 \oplus 0_3を2準䜍系YY前提1よりYYは量子系ですの状態[1000]\begin{bmatrix} 1 & 0 \\ 0 & 0 \end{bmatrix}に察応させXXの状態E2⊕03E_2 \oplus 0_3をYYの状態[0001]\begin{bmatrix} 0 & 0 \\ 0 & 1 \end{bmatrix}に察応させたす。たた2次ナニタリ行列VVで定たる系YYの物理操䜜V~\tilde{V}に察しお3次ナニタリ行列UVU_Vを

    UV≔[V1,1V1,20 V2,1V2,20000]U_V \coloneqq \begin{bmatrix} V_{1,1} & V_{1,2} & 0 \\ V_{2,1} & V_{2,2} & 0 \\ 0 & 0 & 0 \end{bmatrix}

    ず定めただしVi,jV_{i,j}はVVのii行jj列目の成分系YYの物理操䜜V~\tilde{V}を系XXの可逆物理操䜜U~V\tilde{U}_Vに察応付けたす。このような察応付けができるためほかの倚準䜍系でも同様理論Θ\Thetaは前提3の埌半郚分を満たしたす。

    したがっお理論Θ\Thetaは前提3を満たしたす。

    前提4

    前提4任意の状態は基準枬定機から出おくる1぀の玔粋状態に察する可逆物理操䜜ずそれで埗られた状態の確率混合の集合で䞎えられる。

    元の文蚀が「任意の状態はの集合で䞎えられる」ずいう圢になっおいたすがこれを「任意の状態はの集合に含たれる」のこずであるず解釈したす。

    远加の条件5理論Θ\Thetaにおいお写像

    W ⁣:StX∋[ρ10303ρ2]↩[ρ20303ρ1]∈StX\mathcal{W} \colon \mathbf{St}_X \ni \begin{bmatrix} \rho_1 & 0_3 \\ 0_3 & \rho_2 \end{bmatrix} \mapsto \begin{bmatrix} \rho_2 & 0_3 \\ 0_3 & \rho_1 \end{bmatrix} \in \mathbf{St}_X

    により定められるXX䞊の可逆物理操䜜W\mathcal{W}が存圚するずしたす。

    基準枬定が出力する玔粋状態の䞀぀ずしお状態E1⊕03E_1 \oplus 0_3を考えたす。この状態に察しお3次ナニタリ行列UUにより定たる物理操䜜U~\tilde{U}を斜しお確率混合を斜すず任意の3次密床行列ρ\rhoに察しおρ⊕03\rho \oplus 0_3の圢のXXの状態が埗られたす。たたこの状態に物理操䜜W\mathcal{W}を斜すず03⊕ρ0_3 \oplus \rhoの圢のXXの状態が埗られたす。ρ⊕03\rho \oplus 0_3の圢の状態ず03⊕ρ′0_3 \oplus \rho'の圢の状態の確率混合によりただしρ\rhoずρ′\rho'は3次密床行列XXの任意の状態が埗られたす。ほかの倚準䜍系でも同様です。したがっお理論Θ\Thetaは前提4を満たしたす。

    補足XXの状態σ,σ′\sigma,\sigma'の確率混合ずはこれらの状態からXXの状態pσ+(1−p)σ′p \sigma + (1-p) \sigma'ただしppは0以䞊1以䞋の任意の実数を生成する物理操䜜です。なおσ\sigmaずσ′\sigma'は6次密床行列でありpσ+(1−p)σ′p \sigma + (1-p) \sigma'は通垞の行列ずしおの実数倍ず和により埗られる6次密床行列です。

    前提5

    前提52準䜍スピン系でのスピン期埅倀のベクトル性の拡匵関係が倚準䜍系でも成り立぀。

    匏(StX)よりXXの各状態は[ρ10303ρ2]\begin{bmatrix} \rho_1 & 0_3 \\ 0_3 & \rho_2 \end{bmatrix}の圢で衚されこの状態に察しお3次ナニタリ行列UUにより定たる物理操䜜U~\tilde{U}を斜しおから基準枬定を行ったずきに結果mmが埗られる確率は

    Tr([Uρ1U†0303Uρ2U†][Em0303Em])=Tr[U(ρ1+ρ2)U†Em]\mathrm{Tr} \left( \begin{bmatrix} U \rho_1 U^\dagger & 0_3 \\ 0_3 & U \rho_2 U^\dagger \end{bmatrix} \begin{bmatrix} E_m & 0_3 \\ 0_3 & E_m \end{bmatrix} \right) = \mathrm{Tr}[U (\rho_1 + \rho_2) U^\dagger E_m]

    ずなりたす。このためこの状態を3次正方行列ρ1+ρ2\rho_1 + \rho_2これは密床行列ですで衚しお物理操䜜U~\tilde{U}を写像Den3∋σ↊UσU†∈Den3\mathsf{Den}_3 \ni \sigma \mapsto U \sigma U^\dagger \in \mathsf{Den}_3で衚しお状態σ∈Den3\sigma \in \mathsf{Den}_3に察しお基準枬定を行ったずきに結果mmが埗られる確率をTr(σEm)\mathrm{Tr}(\sigma E_m)で衚しおも同じ確率を返したす。このようにXXの各状態を3次密床行列に写しお考えれば量子3準䜍系の匏ず同様の匏が成り立぀こずから前提5を満たすこずがわかりたす詳しい蚈算は堀田先生のはおなブログをご参照ください。ほかの倚準䜍系でも同様です。したがっお理論Θ\Thetaは前提5を満たしたす。

    結論

    以䞊により理論Θ\Thetaは量子系ではない3準䜍系XXを含むため非量子論です。たたΘ\Thetaは『前提』5個すべおの前提を満たしたす。ゆえに『前提』を満たす非量子論が存圚しその䞀぀が理論Θ\Thetaです。

    堀田先生の回答に察するコメント

    䞊では『前提』を満たす非量子論Θ\Thetaを具䜓的に瀺したした。䞀方堀田先生は圌のnote蚘事(11/3)におこのような理論はおかしいず批刀されおいたす。以䞋該圓する箇所を匕甚したす。

    匕甚
    補足公開盎埌に䞭平氏から「最埌の」コメントが届きたした。
    䞭平氏の䞻匵だず、䞋蚘の内容で回答をされた぀もりだそうです。
    䞭略私の回答
    しかしこれは話になりたせん。そもそも「St_2≅Den_2」ずいう前提には、もちろん䞊のような次元理論があろうずも、St_2≅Den_2ずみなすずいう前提も含たれたす。ですのでSt_3≅Den_3の意味も圓然St_2≅Den_2での扱いず同じ意味でなければなりたせん。いくらでも反䟋が䜜れるずしながら、それがこちらの意味でのSt_2≅Den_2やSt_3≅Den_3に察する反䟋ずなるこずも䞭平さんは瀺しおいたせん。

    堀田先生のnote蚘事(11/3)

    以䞋ではこの批刀に察しお念のためコメントしおおきたす。

    この批刀の冒頭「そもそも」から始たる文から間違っおいるず思いたす。このこずは「前提St2≅Den2\mathbf{St}_2 \cong \mathsf{Den}_2」を「性質A」ずよんで「4次元理論」埌述を「性質Aを満たさない理論」ずよぶずわかりやすいず思いたす4次元理論はSt2≅Den2\mathbf{St}_2 \cong \mathsf{Den}_2を満たさない理論のはずです。このようによぶず「そもそも」から始たる文の䞻匵は次のように蚀い換えられたす。

    䞊の匕甚の「そもそも」から始たる文を蚀い換えたもの
    そもそも性質Aを満たすずいう前提にはもちろん䞊のような性質Aを満たさない理論があろうずも性質Aを満たすずみなすずいう前提も含たれたす。

    この文は明らかに矛盟を含んでおり論理的に砎綻しおいるこずがわかるでしょう。この論理的な砎綻のためかこの文より埌の文は私には解読䞍胜でした。

    繰り返しになりたすがSt2≅Den2\mathbf{St}_2 \cong \mathsf{Den}_2ずいう前提がある限りただしSt2\mathbf{St}_2は2準䜍系の状態空間「4次元理論」のようなこの前提を砎るような理論は議論の察象倖です。蚀い換えるず「『前提』を満たす非量子論がある」ずいう私の䞻匵に察しお堀田先生は「『前提』を満たさない非量子論もあるではないか」ず反論されおいるように読めたす。私は「『前提』を満たさない非量子論はない」などずいう䞻匵はしおいたせん。

    念のためおいねいに説明しおおきたす。「4次元理論」ずは理論Θ\Thetaで導入した3準䜍系XXの2準䜍系バヌゞョンのようですので具䜓的に述べたいず思いたす。「4次元理論」ずはある系X′X'をも぀理論のこずでありX′X'の状態空間が

    StX′≔{[ρ10202ρ2]|ρ1,ρ2∈Pos2, Tr(ρ1+ρ2)=1}\mathbf{St}_{X'} \coloneqq \left\{ \begin{bmatrix} \rho_1 & 0_2 \\ 0_2 & \rho_2 \end{bmatrix} \middle| \rho_1, \rho_2 \in \mathsf{Pos}_2, ~ \mathrm{Tr}(\rho_1 + \rho_2) = 1 \right\}

    で䞎えられるもののようです。たたX′X'の出力のない任意の枬定Π\Piは

    ∑m=1Mπ1,m= ∑m=1Mπ2,m=I2,6π1,m≥π2,m, 6π2,m≥π1,m (∀m=1,2,
,M)\sum_{m=1}^M \pi_{1,m} = \sum_{m=1}^M \pi_{2,m} = I_2, \\ 6\pi_{1,m} \ge \pi_{2,m}, ~6\pi_{2,m} \ge \pi_{1,m} ~(\forall m = 1,2,\dots,M)

    を満たす2M2M個の2次半正定倀行列π1,1,
,π1,M,π2,1,
,π2,M\pi_{1,1},\dots,\pi_{1,M},\pi_{2,1},\dots,\pi_{2,M}MMは任意の自然数を甚いお

    Π≔{Πm≔[π1,m0202π2,m]}m=1M\Pi \coloneqq \left\{ \Pi_m \coloneqq \begin{bmatrix} \pi_{1,m} & 0_2 \\ 0_2 & \pi_{2,m} \end{bmatrix} \right\}_{m=1}^M

    の圢で衚されるものずし逆にこの圢で衚せる任意のΠ\PiはX′X'の枬定であるものずしたしょう。系XXの堎合ず同様に系X′X'は2準䜍系ですがStX′≅Den2\mathbf{St}_{X'} \cong \mathsf{Den}_2は満たさないこずがわかりたす。䞀方远加の条件1で述べたようにこの蚘事で考えた理論Θ\Thetaに含たれる任意の2準䜍系YYはStY≅Den2\mathbf{St}_Y \cong \mathsf{Den}_2を満たしたす。このためもし『前提』を満たす理論Θ\Thetaがこのような系X′X'を含んでいるずするずその理論は『前提』を満たさないこずになり矛盟が生じたす。したがっお『前提』を満たす理論Θ\Thetaは系X′X'を含みたせん。

    ここたで読んでくださった皆さたぞ

    堀田先生は「『前提』を満たす非量子論が存圚しないこずを挔繹的に導出できた」こずを䞻匵されおいたす。これに察し今回の蚘事では「挔繹的な導出は䞍可胜である」こずを説明したした。

    11/2に公開した私のnote蚘事ず同様にこの蚘事の劥圓性に぀きたしおはこの蚘事を粟査・確認しおくださる方にご刀断いただければず思いたす。ご䞍明な点がありたしたらご質問ください。

    備考

    堀田先生は圌のnote蚘事(11/3)で

    • 䞭平の䞻匵が"おかしな䞻匵""的倖れ"

    • 䞭平が"「挔繹的に導出できた」こずを理解できなかった"

    • 堀田先生が"「挔繹的に導出をしたこずを第者がその導出の正しさを怜蚌できる情報を公開」しおいたした"

    ずいった䞻匵をされおおり私の䞻匵が間違っおいるこずを前提に話をされおいたすなお䞻語を明確にするため括匧内の文蚀は私が远蚘したした。たたほかの蚘事やX旧Twitterなどでも同様の䞻匵を䜕床もされおいたす。

    しかし11/2に公開した私のnote蚘事で行っおいる「任意の3準䜍系YYで次の写像

    D ⁣: StY∋S↩13(I^+∑n=18⟚λn⟩λ^n)∈ Den3D \colon  \mathbf{St}_Y \ni S \mapsto \frac{1}{3} \left( \hat{I} + \sum_{n=1}^8 \braket{\lambda_n} \hat{\lambda}_n \right) \in \mathsf{Den}_3

    が単射であるこずを瀺せおいない」このためStY≅Den3\mathbf{St}_Y \cong \mathsf{Den}_3を瀺せおいないずいう具䜓的な指摘に察しお私が知る限りでは堀田先生はこの蚌明を瀺されおいたせん。少なくずもこの蚌明を堀田先生が私や第3者が理解できる圢で公開されない限り私の䞻匵が間違っおいるずいう䞻匵は信憑性に欠けるず刀断せざるを埗ないず思いたす。

    堀田先生は

    • 堀田先生が"䜕も隠しおいるこずもないのに、あたかも「隠しおいる」ず匂わせる䞭平の蚀及が問題なのです"

    ずも䞻匵されおいたす。しかしこのような蚌明を公開されないこずは第3者に「本圓は導出できおいないずいう事実を隠しおいる」ず思われかねない行為ではないかず思いたす。

    補足私からは「堀田先生の曞籍の読者に本件に関する私ず堀田先生の䞡方の意芋を知っおもらうため堀田先生のはおなブログから私の蚘事にリンクを匵っおいただく」ずいうお願いをしおいたした。しかし堀田先生はこの䟝頌を拒吊しおいたす珟圚もリンクは匵られおいたせん。拒吊の理由は"孊術的にも道矩的にも問題があるため" ずのこずです。なお堀田先生が問題芖されおいる私の発蚀はリンクを匵っおいただけなかったこずを確認した埌で远蚘したものです。このようにリンクを匵らないこずも「堀田先生にずっお郜合の悪い情報である䞭平の蚘事を隠しおいる」ず第3者に思われかねない行為ではないかず思いたす。

    皆さたが「堀田先生の『最終回答』および関連する圌のコメントが圌の曞籍の読者に察しお科孊的に誠実なものであり適切な情報を䞎えおいるずいえるのか」ずいったこずを考える際に今回の蚘事を刀断材料の䞀぀にしおくださるず幞いです。

    補足1堀田先生はこれたでに本件に関しお私が認識する限り曲解・恣意的な解釈・論点ずらし・論理的な砎綻ず感じられる発蚀を耇数回行っおきたように思いたす。このため堀田先生が今回の蚘事に察しおさらに䜕らかの反論を行ったずしおもその反論が科孊的に真っ圓だず思われる堎合でない限り私からのおいねいなコメントなどは期埅しないでください。

    補足2堀田先生の『最終回答』は論ずしおの根底郚分は倉曎ないずいう意味で「最終的な回答」であるずのこずです。このためさすがに『前提』をたた倉曎するたたは『前提』で明蚘されおいない条件を勝手に远加するずいった䞍誠実な行為をされるこずはないずは思いたす。

    続線および経緯

    '24/12/21远蚘この蚘事を公開した埌堀田先生から新たな䞻匵がありたしたので次の蚘事にたずめたした。

    たたこれたでの経緯を次のnote蚘事にたずめたしたので適宜ご参照ください。

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