
【S1|形のルール】境界にデザインはある #3
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第3回---障子という浸透膜
障子の向こうに、人の気配がある。
姿は見えない。
でも、いることは分かる。
障子は、
遮断しない。
光も、音も、呼吸も、行き来する。
浸透膜のように。
当然、ドアとしても機能する。
でも、完全に閉じない。
日本の結界という考え方。
関係は、いつも、そこに在り続ける。
川の流れと流れの境界のように、自然と共にある。
もちろん、同じように、音も重要だ。
「ピシッ」
という、障子を閉める軽快な音は、それ自身が、
合図であり、時間と空間を区切る目印となる。
境界は、本来、
切り離すためだけに存在しているわけではない。
川の流れと流れの境界のように、そこには、
絶えず行き来が生まれている。
障子という境界は、日本人が自然との関係から学んできた、
デザインのひとつの結実なのだと思う。
こうやって、
答えは、いつも境界に現れる。
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私が運営する「D4G Works」では、デザインを通じて社会や生命の営みをより良くする実践を進めています。
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※答えは、いつも境界に現れます。
D4G Worksでは、そうした“まだ輪郭を持たない違和感”や、人と社会のあいだにあるズレを、構造として整理していく伴走も行っています。
→ 言葉になる前のものを、構造として捉え直す
▼ 気配は、先に届く
▼ 声は、境界をすり抜ける
▼ 沈黙にも、輪郭がある