
【S4|未来感の編集】よせかえすデザイン #1
序章|
歳を重ねたせいではないと思う。
未来のイメージができなくなっている自分に気がついた。
子どものころ、ハヤカワ文庫を読んでワクワクした世代だ。
未来に向かうことが、正しいことだと、どこかで信じていた。
でも、もしそれすら、
デザインされた感覚だったとしたら。
Alのせいで、未来が見えづらくなった。
そう言い切ることは簡単だ。
けれど、たぶん、
もっと根は深い。
「未来感」は現代だけの話ではない。
ここでも、少し触れた。
人類は、ずっと未来を必要としてきた。
今より良くなる世界。
今より悪くなる世界。
宗教も、
文明も、
国家も、
そのイメージを扱いながら、人を動かしてきた。
なぜ人類は、未来を求め続けるのか。
なぜ、まだ存在していないものの姿を、
先に見たがるのか。
この連載では、その感覚を、
「デザイン」という視点から考えていきたい。
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私が運営する「D4G Works」では、デザインを通じて社会や生命の営みをより良くする実践を進めています。
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※未来のイメージが共有できなくなったことで、「何を目指せばいいのか」が曖昧になる場面は増えています。
そうした、まだ輪郭を持たない感覚や違和感を、構造として整理していくこともできます。
→ 言葉になる前のものを、構造として捉え直す
▼ 未来は、いつも少し懐かしい顔をしている
▼ 未来は、計算の先にそのまま現れるわけではない
▼ まだ見えていないものを、先に感じ取っている