
【S2|生命とデザイン】生物は、意味になる前に響いている #1
第1回|腹が先に反応した
最近、私は「身体で考える」クセがますます強くなっている。
おでんを一口食べた瞬間に「沁みる」と感じるように、
言葉が出てくる0.2秒前に腹の底が「なんか違う」とざわつくように。
頭で受け入れるより先に、身体が何かを読み取っている。
私はそれを、ただ受け止めるしかない。
そんな身体がまた反応した。
「人類以外の生物は、どのようなコミュニケーションをとっているのか」
という素朴な疑問をAIに訊いてみた。
最初は、ただの寄り道のつもりだった。
少し気になったことを訊いて、
なるほど、そういうことかと納得して、そこで終わるはずだった。
蜂の尻振りダンス、
クジラの複雑な歌、
猿の細かく使い分けられた警戒音。
研究者たちは、
それらの動きや声を観察し、何度も確かめながら、
そこにどんな意味があるのかを読み解いていく。
それは確かに整然としていて、頭では「なるほど」と納得できる。
でも、腹は違和感を捨てきれなかった。
これは、本当に彼らの『コミュニケーション』なのだろうか。
私たちが外側から機能として切り取っているだけで、
彼らの「在り方」そのものには、たぶん、まだ触れられていないのではないか。
科学で説明されたあとにも、身体に残るものがある。
この連載では、その残ったものを追ってみたい。
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D4G Worksについて
私が運営する「D4G Works」では、デザインを通じて社会や生命の営みをより良くする実践を進めています。
詳しくはこちら → D4G Works公式サイト
※説明されても、まだ身体に残るものがあります。
頭では納得している。でも、腹の底では、何かが引っかかっている。
その違和感は、まだ言葉になっていない構造を、身体が先に受け取っているサインなのかもしれません。
D4G Worksでは、そうした言葉になる前の反応や違和感を、
構造として捉え直し、かたちにしていく伴走を行っています。
▼ 見えていても、まだ触れていないものがある
▼ 意味より先に、身体に入ってくる
▼ わからないから、追いかけたくなる