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意外と説明できない「Wi-Fi」を、IT初心者向けに超わかりやすく説明!#ITの再入門11


「Wi-Fiって何?」


そう聞かれたら、どう説明しますか?

「スマホやPC、ゲーム機を無線でネットにつなぐもの?」

「家に飛んでいる電波?」

なんとなく分かっていても、説明しようとすると意外と難しい。

毎日のように使っているのに、よく考えると正体が分からない。

今回はそんなWi-Fiを、できるだけ専門用語を使わずに簡潔に説明します。

教科書では無いので、難しい規格や歴史の話は一切しません!

まず知ってほしいのは、一つだけです。

Wi-Fiとインターネットは、同じものではありません!


Wi-Fiはインターネットではない

家でスマホを使ってYouTubeを見る場面を考えてみます。

通信の流れをかなり簡単にすると、こうなります。

【図1】

※実際には別の機器などを通る場合がありますが、
ここでは分かりやすく省略しています。

ここで注目してほしいのが、

「Wi-Fi」と「インターネット」を分けていること。

Wi-Fiは、スマホやパソコンなどを電波を使って
ネットワークにつなぐ仕組みです。

インターネットそのものではありません。

家庭で考えるなら、

スマホとWi-Fiルーターの間を、ケーブルの代わりに電波でつないでいる。

まずは、このイメージで十分です。

※インターネットは分かりやすく下記で説明しています。


「見えないLANケーブル」と考えると分かりやすい

パソコンをLANケーブルでつないだことがある人もいると思います。

有線ならケーブル。
Wi-Fiなら電波。

もちろん、まったく同じものではありません。

Wi-Fiは電波なので、距離や壁、周囲の電波などの影響を受けます。

ただ、Wi-Fiの役割を理解する最初のイメージとしては、

「見えないLANケーブル」

と考えると分かりやすいと思います。

※LANケーブルの分かりやすい記事は以下です。



「Wi-Fiにつながった」=「インターネットにつながった」ではない

ここが今回、一番伝えたいところです。

スマホにWi-Fiマークが表示された。

普通なら、

「ネットにつながった」

と思いますよね。

でも、正確には少し違います。

Wi-Fiマークが表示されていても、その先のインターネット
まで正常につながっているとは限りません。

だから、

「Wi-Fiマークは出ているのに、ネットが使えない」

ということが起こります。

【図2】

スマホとWi-Fiルーターの間はつながっている。

でも、その先に問題がある。

これなら、

Wi-Fiにはつながっているのに、インターネットは使えない

という状態になります。

「Wi-Fiがおかしい」と「インターネットにつながらない」は、
必ずしも同じではないのです。


Wi-Fiマークが最大なら、ネットも速い?

これも別です。

スマホを見るとWi-Fiマークは最大。

だから、

「ネットも速いはず」

と思いたくなります。

でも、Wi-Fiの電波が強いことと、インターネット全体が
速いことは同じではありません。

Wi-Fiルーターのすぐ近くにいて、電波が強くても、その先の通信が遅ければ動画やWebサイトは遅く感じます。

逆もあります。

インターネット回線には問題がなくても、Wi-Fiルーターから遠かったり、間に壁や床があったりすると、Wi-Fi側が遅くなることがあります。

つまり、

「Wi-Fiが遅い」と感じても、Wi-Fiだけが原因とは限らない。

ここも大事なポイントです。


なぜ部屋によってWi-Fiの強さが違うの?

Wi-Fiは電波を使っています。

そのため、ルーターからの距離や壁、床などの影響を受けます。

「リビングでは快適なのに、寝室では遅い」

ということがあるのは、そのためです。

周囲で使われている電波や、家電などの影響を受けることもあります。

目には見えませんが、スマホとWi-Fiルーターの間では電波を使ってデータをやり取りしています。

そう考えると、

Wi-Fiルーターをどこに置くかも大切

だと分かります。


ITのトラブルでは「どこまで正常か」を考える

私は現在、ITシステムの運用保守に携わっています。

トラブルを調べるとき、

「ウェブにつながらない」

だけでは原因が分かりません。

そこで、

「どこまでは正常なのか?」

と考えます。

家庭のWi-Fiでも同じです。

たとえば、

「ネットが使えない!」

となったとき。

いきなり原因を当てようとするのではなく、

そのスマホだけなのか?

ほかのスマホやパソコンも使えないのか?

Wi-Fi自体にはつながっているのか?

Wi-Fiにはつながっているけれど、インターネットが使えないのか?

と分けて考えます。

そうすると、

スマホ側なのか。

Wi-Fi(設定)の部分なのか。

それとも、その先なのか。

少しずつ見る場所を絞れます。

専門用語をたくさん知っていることより、

「どこまではつながっていて、どこから先がつながっていないのか」

を考える。

ITのトラブル対応では、この考え方がかなり重要です。


Wi-Fiを一言で説明するなら

最後に、最初の質問に戻ります。

「Wi-Fiって何?」

簡単に一言で説明するなら、

Wi-Fiとは、スマホやパソコンなどを、
電波を使ってネットワークにつなぐ仕組み。
です。

※ネットワークは以下で分かりやすく解説

そして、もう一つ。

Wi-Fiとインターネットは別物です。

この図が頭に入っているだけでも、

「Wi-Fiマークは出ているのに、なぜネットが使えない?」

「Wi-Fiの電波は強いのに、なぜ動画が遅い?」

といった疑問を考えやすくなります。

Wi-Fiは目に見えないので、分かりにくい。

だからこそ、全部を一気に覚える必要はありません。

まずは、

Wi-Fiはインターネットそのものではない。

そしてトラブルが起きたら、

「どこまではつながっている?」

と考えてみる。

そこから始めれば、Wi-Fiという言葉が今までより
少し分かるようになると思います。

無事に繋がりました!

インターネットを簡単に知りたい方はこちら

LANケーブルを簡単に知りたい方はこちら

ネットワークを簡単に知りたい方はこちら


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kai|元高校球児×IT技術者 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 高校野球での経験と、IT技術者としての経験を、誰かの仕事や人生を 少し前向きにする言葉に変えていきます。 「また読みたい」と思っていただけたら、応援していただけるとうれしいです。いただいた応援を、次の記事に必ずつなげます。