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【就活・内定】秋採用を待つ27卒へ、内定式10月1日後の空席は夏に面接した学生から埋まります【27卒・秋採用・内定辞退】

秋採用の記事はたくさんありますが、内定式のあとに採用担当の机で何が起きているかを書いたものは、あまり見かけません。今日はそこを書きます。8月17日の時点で内定を持っていない27卒に、いちばん関係のある話です。

マイナビの調査では、2026年6月末時点の27卒の内々定率は81.2%でした。残りの2割弱が、7月と8月でどれだけ決まったかは会社によって差がありますが、採用側の感覚では、8月後半になっても動いている学生は一定数います。そして、その学生の多くが「10月に追加募集が出るらしいから、それを待つ」と言います。採用の内側から見ると、この待ち方は損をします。理由は単純で、内定式のあとに空いた席は、10月に告知を見て応募してきた人ではなく、夏のうちに面接まで進んでいた学生から先に埋まるからです。今日はこれを、待つ学生と動いた学生の2人を並べて説明します。

内定式のあと、採用担当の机で起きていること

10月1日の内定式が終わると、採用側には毎年ほぼ同じことが起きます。内定式に来なかった学生、あるいは式のあと数日で辞退を伝えてくる学生が出て、採用計画に対して席が空きます。1人か2人のこともあれば、職種によっては5人以上のこともある。ここで採用担当がまずやるのは、新しい募集を出すことではありません。手元の名簿を開くことです。

名簿には、9月までの選考で最終面接まで進んで、惜しくも落とした学生や、内々定を出せなかったが評価は高かった学生の名前が残っています。「連絡可」「補欠候補」のようなメモつきで。空いた席は、まずこの人たちに電話をかけて埋めます。電話1本で「まだ就活を続けていますか」と聞き、続けていれば最終面接を1回やり直すか、そのまま内々定を出す。新しく募集を告知して、書類を読んで、面接を2回組む時間は、10月にはもう残っていないからです。

この電話が空振りしたとき、つまり名簿の全員がすでに他社に決めていたときに、初めて「秋採用・追加募集」の告知が外に出ます。学生が10月に目にする追加募集は、採用側にとっては最後の手段です。ここを知っているかどうかで、8月と9月の過ごし方が変わります。

待つ側:10月の告知を見てから動く学生に起きること

まず、告知を待つ学生の側です。10月に「追加募集」の文字を見て応募すると、何が起きるか。第一に、その募集は先ほど書いた通り、名簿の電話が空振りした後に出ています。つまり席の数は最初から少ない。1名か2名の募集に、その告知を見た未内定の27卒がまとまって応募する形になります。倍率は、春の本選考より高くなることが普通です。

第二に、選考が圧縮されます。10月の追加募集は書類のあと面接1回で決めることが多く、面接の中身も「なぜ今まで決まらなかったか」「入社の意思はあるか」に集中します。準備の時間は短く、聞かれることは重い。慣れていない学生ほど、ここで崩れます。

第三に、これがいちばん大きいのですが、告知そのものが出ない会社が多い。名簿の電話で埋まってしまえば、外から見ると「その会社は秋採用をやらなかった」ように見えます。実際にはやっていて、外に出る前に終わっている。待っている学生は、その会社の秋採用があったことすら知らないまま、10月を過ごすことになります。

待つ側の学生がよく口にするのが「10月なら企業側も焦っているから通りやすい」という見立てです。採用の内側から言うと、これは半分だけ正しい。焦っているのは事実です。ただ、焦っている採用担当が最初に手を伸ばすのは、目の前の名簿であって、新しい応募者ではありません。焦りは、名簿に載っている学生に有利に働き、載っていない学生には届きません。10月の企業側の焦りを自分の追い風にしたいなら、その前に名簿に入っている必要があります。

動く側:8月末に応募して9月に面接まで進んだ学生に起きること

次に、8月末に応募して、9月のうちに面接まで進んだ学生の側です。この学生は、9月の最終面接で落ちたとします。それでも、採用側の名簿には「最終まで進んだ」「連絡可」と残ります。ここが待つ側との決定的な違いで、落ちた事実より、面接まで進んだ事実のほうが10月に効きます。

10月上旬、席が空いた採用担当は名簿を開き、この学生に電話をかけます。「あのときは申し訳なかったが、まだ続けていれば話をさせてほしい」。会話はほとんどこれで、そのまま最終面接のやり直しか、内々定の連絡になります。私が見てきた中で、こうして10月に決まった学生は毎年います。全員に共通しているのは、9月に受けた面接の場で、落ちたあとも印象が残る受け答えをしていたことです。特別に優秀だったわけではありません。ただ、話が具体的で、他社の状況を正直に言い、「席が空いたら連絡してほしい」と最後に伝えていた。

この最後の一言は、面接の場で言っていい言葉です。「本日ご縁がなかった場合でも、秋以降に枠が出た際には連絡をいただけますか」。採用側からすると、この一言で名簿のメモが「連絡可」になります。図々しくはありません。むしろ、こちらが名簿を開いたときにその一言を思い出して、真っ先に電話をかける相手になります。

ついでに、10月に電話が来たときの受け方も書いておきます。名簿から電話をかけるとき、採用担当がいちばん気にしているのは「まだ続けているか」の一点で、それ以外はほとんど聞きません。ここで「他社に決めました」と言われれば次の名前に移るだけなので、続けているなら、迷わずそう言ってください。「検討させてください」と保留にすると、採用側は同じ日のうちに次の学生に電話をかけます。席は1つか2つしかなく、返事を待つ余裕がないからです。電話の場で「ぜひお願いします」と即答した学生が、そのまま最終面接のやり直しに呼ばれています。返事の速さが、そのまま席の順番になります。

もう1つ、面接まで進んだ学生には、告知が出ない秋採用の情報が届きます。採用担当は、面接で会った学生に対しては、次の募集の予定を伝えることがあります。「10月にもう一度、別の職種で募集をかけるかもしれない」という一言は、告知より先に、面接の帰り際に落ちてくる。待っている学生には、この情報が届く経路がありません。

2人の差を作るのは、8月末に応募を出したかどうか

ここまでの2人を並べると、10月に決まるかどうかの差は、9月の面接の出来ではなく、8月末に応募を出したかどうかで決まっていることが分かります。面接まで進むには、8月末から9月頭に届いた書類でないと間に合わない。9月中旬に応募した学生は、内定式までに面接まで進めず、名簿に名前が載る前に10月を迎えます。名簿に載っていなければ、電話はかかってきません。

だから、秋採用を待っている27卒に伝えたいことは1つです。10月の告知を待たずに、8月の最終週に応募を出してください。8社でも5社でもいい。目的は、10月1日までに1社でも多く面接まで進んで、名簿に名前を残すことです。落ちても構いません。落ちた学生の名前も名簿に残ります。応募していない学生の名前は、どこにも残りません。

応募先の選び方も、この視点で変わります。「秋採用をやっていそうな会社」を探すのではなく、「9月中に面接まで進める会社」を選ぶ。募集要項に選考ステップと日程が書いてあって、9月中に一次面接が組める会社。それが8月末の応募先です。選考日程が「随時」としか書いていない会社は、内定式までに面接に届かないことがあります。

もう1つ、面接の場での話し方も、この視点で変えます。9月の面接は、その場で通ることだけを目的にしなくていい。落ちても名簿に残る受け答えを目指す。具体的には、他社の選考状況を隠さずに言うこと、入社の意思を数字や日付で言うこと(「10月1日までに決めたい」など)、そして最後に「席が出たら連絡がほしい」と伝えること。この3つを、応募先ごとに変えずに、同じ言葉で言い続けてください。採用担当は他社の名簿を見られないので、比較されることはありません。同じ言葉を繰り返すほど、面接の場での言い方が安定して、名簿に残る印象も濃くなります。

2人の違いを1枚にまとめると

  • 待つ側:10月の告知を見て応募する。席は少なく、倍率は高く、告知自体が出ない会社が多い。名簿に名前がない

  • 動く側:8月末に応募し、9月に面接まで進む。落ちても名簿に「連絡可」と残る。10月に空いた席の電話が先に来る

  • 差の正体:9月の面接の出来ではなく、8月末に応募を出したかどうか

  • 面接で言うこと:他社の状況を正直に、入社の意思を日付で、最後に「席が出たら連絡がほしい」

この4行の中で、今週動けるのは2行目だけです。8月の最終週に応募を出す。それだけで、10月の景色が変わります。

「キャリセン就活エージェント【27卒】」を8月末の応募に選ぶ理由


8月末に応募を出すと決めても、「9月中に面接まで進める会社」を自分で選ぶのは、外からだと難しい。募集要項に日程が書いていない会社も多く、書いてあっても実際の面接枠がいつ組めるかは、応募してみないと分からないことがあります。ここで応募先を間違えると、9月中に面接まで届かず、名簿に載らないまま10月になります。

そこで挙げているのがキャリセン就活エージェント【27卒】(27卒専門・無料オンライン面談)です。27卒に絞ったエージェントなので、今から応募して9月中に選考が動く求人を、担当者が把握しています。自分で採用ページを1社ずつ見て「日程が書いていない」と困る時間を、面談1回に置き換えられる。8月最終週の応募に間に合わせるなら、今週のうちに面談を入れておくのが速い。

向いているのは、応募先の候補がまだ固まっていない27卒、夏に受けた業界以外も見たい27卒、そして面接で「席が出たら連絡がほしい」とどう言えばいいか、誰かと一度練習してから行きたい27卒です。逆に、すでに8月末に出す会社が決まっていて、日程も確認できている人は、無理に使わなくていい。まだ決まっていないなら、キャリセン就活エージェント【27卒】(面談から求人紹介まで無料)で候補を出してもらってから、自分で見つけた会社と合わせて8月末に出す。それで9月の面接に届きます。

使い方の目安を1つ。面談では「10月1日までに面接まで進みたい」と最初に伝えてください。担当者はその日付から逆算して、選考が速い求人を出してくれます。日付を言わずに「秋採用の求人を」と頼むと、11月まで動かない会社が混ざります。名簿に名前を残したいなら、締切は10月1日。そこから逆算した8月最終週の応募が、この記事の全部です。

秋の面接に行く前に読んでおく記事

このアカウントでは、採用の内側で実際に起きていることを、その時期が来る前に1本ずつ書いています。次は、9月の秋採用面接で採用担当が「なぜ今まで決まらなかったか」を聞くとき、本当に何を見ているのかを、評価シートの項目に沿って書く予定です。8月末に応募を出した人が、面接前に読める形で出します。見逃したくない人はフォローしておいてください。

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