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【noteでBL】平成レトロチックナルコレプシー【あとがき記事】

こちらはなみさんのご企画、noteでBLに参加させて頂いた作品のあとがき記事です。
拙作を読んでくださった方向けの、ネタバレを含む内容になります。

ご企画↓

拙作↓

タイトルも良い感じに平成レトロっぽく出来たと思う。本当だよ、コノヤマのネーミングセンスが古いだけじゃないよ、本当だよ。


ネタ出し

専攻発表お題、『平成レトロ』

平成文化と言っても三十年ありますからね。
モー娘。もアユもAKBも平成。ボカロは平成だけどadoちゃんだと令和。
個人的には、平成レトロといえばこの辺かな〜とイメージしたのがこんなのでした↓

平成レトロ
ビビットでポップ、アナログとデジタルが融合した自由で過剰なKAWAII文化。Y2K(Year 2000)、つまり1990年代〜2000年代初頭のイメージ。ファッションなら厚底、ヘソ出し、ローライズ、みたいな。自分自身が2000年ちょうどに中学入学した世代なので、がっつり小〜高校生くらいの頃。人生で一番調子乗ってる頃ともいう。

自分用メモ①平成レトロとは

なので、この時代が舞台になるか、この時代を懐かしく回想するお話がいいな、という大枠が決定。
この時点では“オタク趣味の留学生”という設定はまだ出ていません。

3つのお題、残りは『ハト』と『睡魔』

実は私、noteでBLに参加させて頂くようになってから自覚した性癖に、「夢うつつまたは寝ぼけてる状態」というのがありまして。無意識とか潜在意識とかが活発になっている無防備な状態ですね。信頼関係が透けて見えるのも好き。
そんな私に睡魔。(つられクマーのAA)
思いっきり微睡んでた過去作の続編もありだな。そうは思うものの、平成レトロというよりは大正ロマンなんよな、あの恋愛事故物件ども。

そこで、より睡魔=強烈な眠気にフォーカスした結果連想されたのが、ナルコレプシーという病気でした。

ナルコレプシー
日中の強い眠気(睡眠発作)、情動脱力発作、睡眠麻痺(金縛り)、入眠時幻覚といった症状が見られる睡眠障害。主に10代〜20代前半に発症。

睡眠発作:授業中や仕事中など、起きているべき場面で突然、抗えない強い眠気に襲われる。
情動脱力発作(カタプレキシー):大笑いしたり驚いたりしたり、強い感情が動いたときに、体の力が急に抜ける症状(1型にみられる)

メモ②ナルコレプシーとは

ここから「ナルコレプシーを抱える主人公が生計を立てていくにはどんな職業がいいだろう」と考えて、産まれた初期案はこんな感じ↓

第一案あらすじ
ナルコレプシーという睡眠障害を持つ主人公は、とあるシェアハウスで住み込みの清掃員として働いている。基本的には共同スペースだけだが、食事1食で個人スペースの清掃も受け付けていて、これが案外需要がある。特に留学生の黒鳩くんは、練習中の和食をお披露目したいらしく週に2回は清掃依頼が舞い込んでくる。

メモ③初期案あらすじ

掃除夫とかおさんどんとか、オカン属性男キャラ好きにはたまらんのですよ。
この時点では黒鳩くん以外の住人達もいて、群像劇っぽいイメージでした。そしてまたご飯食べてる。
最後のお題、ハトをお相手の名前に使おうと考えていたので、住人の名前を鳥っぽい苗字で揃えてみたり(鵜飼とか鴫野とか)、ちょっと遊んでた部分です。
が、人数多いと文字数も増えるし、ハーレムものはヘイト管理大変だし……で没に。本命馬に絞り、より留学生っぽくシェアハウスからホームステイに変更。

クロパトキン
ロシアや周辺の東欧諸国に見られる苗字。ロシア語でヤマウズラを意味するクロパトカが由来。
ちなみにウズラはキジ目キジ科ウズラ属の鳥類で、鳩はハト目ハト科。
なお、ルーマニアにあるブラン城はドラキュラ城のモデルとして有名。ルーマニアは、スラブ系諸国の多い東欧の中では唯一のラテン系民族。陽気で人懐っこく、家族や友人を大切にする国民性で知られる。おもてなし大好き。

メモ④ブラン・クロパトキン

この辺でキャラ練習で書いた黒鳩くん↓

ここで書いた「ホームステイ先のダディ」が投稿作品にも出てくる美術教師な父。「お世話してる子が興味を持っている分野の知人を紹介してくれる人」という事で美術教師。平成レトロじゃなくて昭和レトロだったらガラス職人だったかも?

ここらで「平成レトロといえばサブカルチャーは外せんだろ」という発想で黒鳩くん=オタク、主人公=イラストレーターに決定。
過去作のオタクくんとおじさんが脳裏を過ぎりつつ、あのオタクくんはショートスリーパーで睡魔沸かない子だし、とそのまま通過してもらう。

いざ執筆

「幸せならOKです👍️」じゃないんだよ

ざっくりあらすじ+実は今でも……なオチだけ決めて、レッツラ書き書き。
風見さんは「ナルコレプシーを抱えたY2K時代のイラストレーター」という設定なので、とにかくぼんやり、おっとり、ありのままを受け入れる植物のような人に。
こういう穏やかな人が感情爆発させるのもギャップ萌えで良きものなのですが、女子中学生の前でそれはないか……見れるのは黒鳩くんだけだね……となったので、ああなりました。
すったもんだの一悶着があった上での未練残して分かれた方が、物語としては盛り上がったのかもしれないけど、どいつもこいつも相手の幸せを思って自己完結してるから、お互いも周りも何もいえないやつ。
拙作キャラ、「幸せならOKです👍️」と手を離せる奴らばかり問題がまた増えちゃった。

視点の話

今回の視点主は、来月予定されているお題の練習も兼ねて、ホームステイ先の娘さんこと美咲。美咲も平成に多かった女性名ですね。

9月:匿名さんのリクエスト!第三者目線の覗き見聞き耳モブBL!

今後の予定より

冒頭とラストのみ黒鳩くん視点。
手放せてないやーん、といいますか。見た目タキシード仮面みたいな中身子犬くんが、大人になって中身もスパダリ化して帰ってきたよ、みたいな。鳩だけに。
このね、「昔と今で精神的攻守や守り守られの関係が逆転してる」のも好き……。まもちゃんだって幼少期病弱泣き虫くんだったし(オリジナル映画版だけだっけ? まもるくん強火同担拒否絶許みたいな敵(男)が出てくるやつ)

第一稿完成時の文字数は4,376文字。ちょこちょこ直して最終的に4,450文字。
これまた女子中学生の前でいちゃつかんだろ、とラブラブシーンは匂わせ程度だったからか、思ったより余裕のある文字数になりました。
第三者目線、想定される範囲でしか内情を書けないのが難しいところですが、裏返すと理解が及ばない部分はさらっと流しやすい。言い方悪いけど、ふわっとした知識しかないものを曖昧に書いても違和感が薄い。病気のこととか、国籍のこととか、真正面から書いたら文字数えげつない量になってたんじゃないかな。

間取りとかクレープとか

あと今回意識したのが、風見さんのマンション。とある小説入門書に「間取りや立地も念入りに設定してから書け」みたいな事が書かれていたのを思い出して、実在する某イラストレーターさんのお家の間取りを参考に魔改造しました。
そちらは畳敷きの和風建築だったけど、コンクリートむき出しのデザイナーズマンションってバブル〜平成初期に流行ってた記憶がある。バブル……ギリ昭和……?

ちなみに日本式盛り盛りクレープも発祥は70年代。本場フランスでは溶かしバターとシュガーとか、もっとシンプルなものらしい。
うちらがイオンのフードコートでスガキヤラーメンとかすすってる横で、ギャルの子はクレープでキャッキャしてたような……。いや、普通に特性ラーメン大盛食ってたわ、ギャルちゃん。

投稿日を終えて

そんなこんなで、過去作中でもトップクラスに余裕を持って描き終わった今作。
第三者視点のBLって始めて書きましたが、イチャコラシーンへの照れとか、ドロドロした感情をぶつけ合う時の胃が痛くなる感じとか、「書けない程じゃないけどちょっぴり苦手」をことごとくスルー出来ると気付いて快適快適。
ひょっとしてBL(というか恋愛もの)書くの向いてないのか?? ……などとシンキングフェイスにもなりつつ、「無理ー! 書けない〜!」と悪戦苦闘するのも結構楽しいので、今後も参加させて頂こうと思います。

ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました✨️

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