メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

ERABUはAIだろ 第11話「コの字をちいちゃく、そしお3人が残った」創䜜倧賞2026応募䜜

    第11話
    A long day〜藍のながAI䞀日線11〜
    3,672文字

    前回の話↓

    枡瀬氏が、廊䞋偎から䌚議宀のドアをノックする。

    「のいさんごめんなさいねヌ、お埅たせしたした」

    はい、ず䞭から声がしお、枡瀬氏がドアを開けお入り、藍も続いた。

    さっきの郚屋より広い。暪長で、倍近くある。
    コの字型にテヌブルが配眮されおいお、その端、奥の窓偎に、湧氎わきみずのい氏が座っおいお、本を読んでいる。

    画像

    「じゃ、そうだなぁ、氞合なごうさんここに座っおもらおうか  、
    でも、遠いなぁ。この『コ』の䞊䞋、くっ぀けちゃうか」
    「『コ』のこの子を、狭めるんですね  」、
    藍は手近な机を、リュックを背負ったたたで自ら抌し、湧氎さんに近づけおみる。
    そんな感じに藍が枡瀬氏ずわちゃわちゃ蚭営しおいおも、湧氎さんは動じず、物理的にも垭を立ったり䌚話に加わったり動かずで藍は、

    おおお  、これが、プロ  、
    ず内心、高たっおいる。

    「プロの小説家」ずいう枡瀬氏からの最初の玹介が、藍にはむンパクト特倧だった。
    さらに「ラむスタを受賞」ずいうのも。
    そんなの、もう速攻、「憧れ枠」入りだ。

    「声を掛けられるずかが来るたで、ぎりぎりたで、本の䞖界に止たる」
    を湧氎さんがやっおいるように、藍の目には映る。
    それを瀟䌚人的欠萜ずしおではなく、プロの資質、「そんぐらい䞖界を持っおいないずダメよね」ずいうふうに、プラス評䟡の察象にした。
    だがそこで、藍は圌女の劄想内䞖界だけで「ぶんぶんぶん」ず頭を振る。

    「憧れるのを、やめたしょう」発動だ、ここは  
    ディスカッションをするずかになるなら、察等な盞手になんなきゃ


    そこぞ若い男性が、
    「すいたせぇヌん」
    ず入っおきた。
    藍たちが入ったのずは別の、奥に執務スペヌスがありそうに芋える扉からで、圌の埌ろには別の男性が立っおいるのがガラスの扉越しに芋える。

    画像

    埌ろの、グレヌヘア、ラむトパヌプルにカヌキのパンツに䞞メガネの壮幎男性は、
    wri+iaの事務局長さんだ、
    ず気づいた。
    午前䞭、別の䌚議宀で、短い間だったが䞀緒に卓を囲んでいる。
    村倉の䌚議録アプリでは、「ノ゚ル・ギャラガヌ」の顔をあおがわれおいたが、そういう目で芋るずそこたではノ゚ル䌌ずも蚀えない。
    藍ず目が合うず、
    「ありゃ、2回目」、
    ず蚀った。
    前にいお、郚屋に入っおきた若者は、小柄で掻動的に芋える。
    肌が耐色だからだろうか。
    ミックスド、ずいう蚀葉が浮かぶ。海倖にルヌツのありそうな颚貌。
    着おいる玺色のTシャツに、黄色の文字で「wri+iaスタヌズ倧賞」ず曞かれおいる。


    「事務局長の林ず、事務局柀田さわだです」、
    枡瀬氏が蚀っおから、あっ、ず発する。
    「そうか。氞合さんは、午前䞭に、2人共ず䌚っおるんだねぇ」、
    「あ、はい  」、確かに蚀われおみれば、柀田ずいう若い男性も郚屋に居お、名刺亀換もしたかもしれない。
    「のいさんはのいさんで、事務局長ずは䜕床も䌚っおるね」、
    枡瀬氏は、のい氏に柀田氏だけを玹介する。
    柀田氏はそれを受け、䞡手各指をぎっず床に向け、
    「柀田ですよろしくお願いしたす」
    ず、のい氏、次いで、藍の方ぞお蟞儀した。
    「  なんか、もっずちいちゃくおいいかもね、コの字」、
    蚀うや吊や林氏はしゃがんで、手近な長テヌブルの倩板をはね䞊げお怅子ずもども壁に寄せた。
    それで、慌おお柀田氏がそのテヌブルず䞊行関係だったのいさん隣に、枡瀬氏がコの角郚分の2぀のうち1぀に同じこずをしたので、あっずいう間に「コ」の字を構成する長テヌブルが6぀から3぀になった。
    「じゃ、自分ここに」、
    柀田氏が、「コ」で蚀うず右の蟺の䜍眮に荷物を眮いた。
    藍も立っおいた䜍眮近く、のい氏察面に荷物を眮いた。

    「じゃ、みなさんお掛けいただいお  そうね、ここで、改めお、本日埡䞉方にお願いしたいこずを、改めおお䌝えしたす」、
    い぀の間にか枡瀬氏は、林氏の隣に移っお立っおいた。

    「私たちwri+ia事務局では、今幎床のwri+iaスタヌズ倧賞から、これたで人の手、人の目かしらね、だけで行っおいた遞考の最初の関門を、人ではなくAIに委ねるこずにしたした。
    ただ、『䜕をどこたで』AIに委ねるか、の肝心なずころには、瀟内にいろんな意芋がありたす。
    䟋えば、瀟長、事務局長、あず私、この3人だけでも、意芋が違っおいたす。
    ずはいえ、AIの関門ずいうかな、遞考システムを発泚するなら、もうそろそろ、さすがに、決めないずいけない。
    最終的には瀟長が決める、それでも倚様な声のリアルは抌さえおおきたい、
    ずいうのが瀟長の意向で、それで、このようなスモヌルミヌティングが䜕回か行われおいたしお。
    私たちはそれを『䜜業郚䌚』ず呌んでいたす」、
    「です。『䜕をどこたで䜜業郚䌚』ず、俺、名付けたんですけどね」、そこで林事務局長が割り蟌んだ。「あず぀いでたで、このやり方の蚀い出しっぺも俺ですだっお、なんかさ若い人っお、堎の空気読みすぎじゃないっおのがあっお。結局最埌たで䞀蚀もなんも蚀わないじゃんそれどうかなぁっお、ずっず思っおいおさ。サッカヌ日本代衚の甘貝くんだっけ圌みたく無鉄砲グむグむキャラが奜きなんだよね。た、ずにかく、だったら仕組みを倉えお、若い人に匷制的に話させる、䞭に眠っおいるほんずうを匕き出す、をやりたくお、です。そこアピヌルするために、俺、来たした」
    頷きながら聞いおいた枡瀬さんが、説明を再開する。
    「今回、この堎では、のいさん、藍さん、それに匊瀟の柀田透ずおる。揃えたいから、『透さん』ず呌びたしょうか。
    あなた方3人は、wri+iaの曞き手、いわゆるwri+eer枠の3人。
    今曞いおくれおる方も、か぀お曞かれおいた方も、ずにかくナヌザヌ目線の3人よね。
    もちろんそれだけではなく、今のお仕事をする自分、ずしお発蚀しおくださっお構いたせん。
    ただ、wri+ia事務局ぞの忖床は芁りたせん。思うようにお話ししおくだされば。
    ちなみに、それを実珟するのも、テクノロゞヌです  」、
    蚀いながら枡瀬氏はタブレットPCを操䜜し、するず壁にあるスクリヌンに、倩井のプロゞェクタから圌女のPCの画面が投圱された。
    癜い、䜕もない画面だけが衚瀺されおいる。

    若い女性の声で「いちばん合うのはビヌルでしょう」、
    幎配の男性の声で「いえいえ、赀ワむンに決たっおいたす」
    若い男性の声で「お酒ありきなのも䜕か違う気がしたすね」

    が衚瀺され、次にそのセリフが画面䞊に、黒のゎシック䜓で走り出し、

    「Aいちばん合うのはビヌルでしょう」、
    「Bいえいえ、赀ワむンに決たっおいたす」
    「Cお酒ありきなのも䜕か違う気がしたすね」

    の文字が映し出される。
    リアルタむムで進行する文字起こしのようだ。

    その文字を、オリゞナルの声の䞻ずは別の、自動読み䞊げのような機械的な音声が再床読み䞊げた。
    「蚘録者やコヌディネヌタヌ圹、䟋えば私ですね、同垭はしたせん。ただその代わりに、䌚議䞭の音声は、ひずずおり録音させおいただきたす。
    オリゞナルの音声は消えたす  、蚭定で、『オリゞナル音声を消去』で消すずいう意味です。別の、人工音声に眮き換わっお、保存される。
    なので、透さんも遠慮は無甚、思い切っお議論いただきたいのね。
    匊瀟スタッフであるずいう立堎を越えおくださっお構いたせん、この堎ではね」、
    枡瀬副局長が笑っお蚀った。
    その時、のい氏が手を挙げお、
    「その録音や文字デヌタは、䜕に䜿われるんですか」ず問うた。
    「あくたでも瀟内共有甚です。AIのシステムを掛けおいくにあたっおの懞案や問題点、率盎な感想など、知りたいですから。決しお倖郚には出したせんし、議論が定たったずころで抹消したす」、
    枡瀬氏は蚀いながら、コの字の真ん䞭の空癜地垯に移動し、3人を芋回しお質問を促したが、藍ず透氏からは出なかった。
    たあ、やっおみようじゃないの  、
    ず藍は思っおいた。正盎ワクワクしおもいた。
    「あ。俺っお特にしゃべるこず、ない感じね」、
    林事務局長が蚀った。
    「そうですよ私だけ、喋りっぱなしですから」、枡瀬副局長が蚀うず、
    「たあ  い぀も通りずいうか」、柀田透氏が蚀った。
    ぞえ、颚通し、よさそげ  、藍は思っお、そしおそこで
    はったさか  
    ず、のい氏を芋る。
    手元の本をたた開き、読曞再開しおいた。
    すごっ、ホンモノだ、
    藍はもう感動レベルに達しおいた。そしおたた憧れの念が再燃しおいた。
    「じゃあそういうわけで、私ず事務局長は消えたす、あずごゆっくりヌ」、
    林氏が出お、枡瀬氏がドアを閉めながら、元気よくガラス戞越しに3人に向け、手を振った。
    そしお、郚屋に、3人が残った。
    芋送るため立ちあがった透氏が、垭に座っお、
    「じゃ  、始めたすかね」、
    ず蚀った。


    第12話ぞ続く

    この物語はフィクションです。実圚の団䜓・事象・人物等ずは䞀切関係がありたせん。
    構成や執筆補助壁打ち、知芋にAIを利甚したした。

    #創䜜倧賞2026
    #お仕事小説郚門
    #ERABUはAIだろ#䞭線小説
    #AI#思考実隓#もし自分だったら

     
     
    X他SNSを山本蛇内名矩で䜿っおたせん。なりすたし垢通報願いたす😭HN読み「やたもずじゃない」。本名は山本じゃないです、党囜玄102䞇人匷の山本姓誰かじゃないです。 昭和49幎たれ、フォヌティヌナむナヌズを自称。 「心の遊び、心に遊び」などず申しながら、曞きたすぜ_φ(_

    あなたぞのおすすめ