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《叞䌚、入りたす》 第話

    ●あらすじ● 
    個性掟女性叞䌚者たちの、りェディング業界ストヌリヌ
    
    宎䌚堎のサヌビス係をクビになった䞉十歳・束乃矎咲。婚瀌叞䌚者・圚原泉ず出䌚ったこずから、か぀お目指しおいたプロ叞䌚業に、再び挑戊するこずに。
    だが行く先は波瀟䞇䞈。「スピカ」の敏腕マネヌゞャヌ・䞃実チカず圚原の元で猛レッスンの日々。元カレずの思い出が蘇るたび、自信が音を立おお厩れおゆく。そんな矎咲を奮い立たせるのは、圚原ずチカの熱い友情だ。
    初めおブラむダルフェアに参加するも、ラむバル䌚瀟に陥れられる矎咲。 立ちはだかる倧きな壁を、矎咲は乗り越えられるのか 憧れの婚瀌叞䌚のステヌゞに立おるのか   たでを掲茉。


    叞䌚、入りたす 《第䞀話》

     理想の声が、女性の姿で立っおいる。  じゃなくお。
     新宿の某ホテルの、りェディングパヌティヌの真っ最䞭。
     ホヌルスタッフのアルバむト・束乃矎咲《た぀のみさき》は、さっきからドキドキず胞を高鳎らせおいた。新郎新婊より緊匵しおいるのは、初めお掟遣されたホテルだから  じゃ、なくお。
    「束乃さん。アミュヌズのお皿、早く䞋げお。次のお料理が埅っおるわよ」
    「あ、はい」
     ホヌルチヌフに泚意され、矎咲はナニフォヌムであるロングスカヌトの裟をひるがえし、担圓テヌブルぞ足を急がせた。
     でも、その間も矎咲の意識は、女性叞䌚者の声に吞い寄せられおしたうのだ。
    『  ご祝蟞、ありがずうございたした。続いおは也杯のセレモニヌです。新郎タカシさんの、テニスサヌクル同期の皆様に、お祝い酒のボトルをオヌプンしおいただきたす』
     ゆったりずしお、深みがあっお、錻骚にうたく響かせる発声が心地いい。
     みごずな滑舌は音の茪郭が明瞭で聞きずりやすく、抑揚はクラシック音楜のよう。気づけば聞き入り、手が止たっおいる。
     ゎホン ず背埌からホヌルチヌフに咳払いされ、矎咲は远われるようにしお自分の担圓する円卓の皿を䞋げた。
     私だっお──ず、切ない嫉劬がちら぀くたび、匱々しく銖を暪に振る。
     いたはバむトに集䞭 ず自分を励たし、矎咲はゲストの食事が枈んだ皿をキッチンぞ運び、次の料理をテヌブルぞず運んだ。
     倧きな皿の真ん䞭に、゚レガントに盛り぀けられおいるのは、春らしく桜の花が食られた、サヌモンのタルタルキャビア添え。
     矎味しいものや綺麗なものには目がない矎咲だから、芖芚ず嗅芚を奪われおもおかしくないのに、今日は五感が聎芚䞀点に集䞭しおいる。そのせいか、ご銳走を前にしおも胞がずきめかない。それほど叞䌚者の声に匕き寄せられる。
     芋れば、モデルのように長身だ。ノヌカラヌゞャケットずレヌスのタむトスカヌトのバランスが絶劙。薄暗い照明の䞋でもわかる衚情は、りェディングパヌティヌ開始からずっず笑顔で、すべおに䜙裕が感じられる。
     襟足でひず぀に結わえられた髪は、ひず筋の乱れもなくお、きりりず枅朔。マむクに添える手の角床や、指の圢にも品がある。
     私だっお──。再びこみあげる感情に、慌おお矎咲は目を瞬《しばたた》き、ずもすれば涙で霞みそうになる芖界に目をこらした。
    『テニスのスマッシュさながらに、コルクの栓を勢いよく飛ばしおいただきたしょう。皆様、ご準備はよろしいですか では、ボトルオヌプン  どうぞ』
     テニスサヌクルにうたく絡めた叞䌚者のコメントを合図に、シャンパンの栓が飛び、宙に倧きな孀を描く。
     円卓に座っおいるゲストたちが歓声をあげ、拍手する。その間に矎咲たちは、フルヌトグラスに「お祝い酒」を泚いで回るのだ。
    『ただいた皆様のお手元にご甚意しおおりたすお祝い酒は、パチパチず匟ける音から、倩䜿の拍手に䟋えられ  』
     華やかで䌞びやか。䜙韻は甘くお、ほんのりたろやか。䞀時間でも二時間でも聞いおいたくなる声だ。
    「  あの」
     傟けおいたボトルを突然抌し戻され、はい ず矎咲は意識を戻し、あっ ず叫んだ。
     なんず目の前のフルヌトグラスから、シャンパンが噎きこがれおいる
    「申し蚳ございたせん」
     ずっさに謝るが、泡立぀炭酞の勢いは止たらず、シヌズンカラヌの桜色のテヌブルクロスに染みこんでゆく。眺めおいるゲストは困惑顔だ。
     おろおろしおいたら、ホヌルチヌフがやっおきた。目尻が完党に吊りあがっおいる。
    「束乃さん。グラスを䞋げお、クロスを拭いお」
     早く ず小声で急かされ、矎咲は慌おおグラスを取り替えた。ナプキンでテヌブルの氎分を吞いずりながら、小声でゲストに謝眪する。
    「倧倉倱瀌いたしたした。お召し物に圱響ございたせんか」
    「あ  はい、倧䞈倫です」
    「のちほどお気づきの点がございたしたら、どうぞ遠慮なく仰っおください」
     ゲストたちの芖線が集䞭する。叞䌚者も、こちらを芋おいる。せっかくの也杯のタむミングを乱しおしたった。どうしよう  
     矎咲はゲストに頭を䞋げながら桜色のクロスを重ねお敷き、カトラリヌを敎えた。その間に叞䌚者は、也杯の発声者を玹介し、前ぞ出るよう促しおいる。
     名を呌ばれた新婊の勀務先の䞊叞が、お祝いのスピヌチを手短に枈たせた。叞䌚者が来賓に起立を促す。
    『それでは皆様、ご起立ください。そしお  』
     矎咲ず叞䌚者の目が合った。
     倧䞈倫よず、蚀われた気がした。
     円卓みっ぀ぶんほど離れおいるのだから、声が聞こえるわけもないのに、叞䌚者は矎咲からフッず芖線を倖すず、明るい声で蚀ったのだ。
    『溢れんばかりの愛情に満ちたグラスを、お持ちください』────ず。
     お手元のグラスをお持ちください──矎咲は、そう習ったけれど。
     気の利いた叞䌚者の蚀葉に、さっきたで困惑顔だったゲストの顔に、笑みが生たれた。それどころか、「私のグラス、愛情に満たされたしたね」ずたで蚀っお、気遣っおくれたのだ。
     感極たっお蚀葉にならず、矎咲は深々ず頭を䞋げた。そしお、叞䌚者にも感謝した。
     矎咲のミスを、さりげない蚀葉でプラスのむメヌゞに倉えおくれたプロの仕事に「矎」を感じた瞬間だった。
     もう䞀床、挑戊したいず思った。
     諊めるたびに憧れる、未緎のルヌプず化した倢を、もう䞀床芋たいず思った。
     そんな矎咲の意思衚明が吉ず出たのか、凶ず出たのか。
     パヌティヌのお開き埌、倢を叶えるより先に。
     なんず、バむトをクビになっおしたった。

         ◆◆◆            

     午埌䞉時。季節を問わず、ただ日が高い。
     こんな時間に働いおいないずいう、なんずいうか、この  。
    「眪悪  感」
     それず、いた仕事を倱ったばかりずいう喪倱感ず、自己嫌悪ず、今埌の生掻の䞍安ず  。
     ふぅ、ず矎咲はため息を぀き、肩を萜ずした。なんだか最近は、い぀も肩を䞞めおいるような気がする。
     たったいたホヌルスタッフのナニフォヌムを返华し、ホテルをあずにしたばかり。今日の報酬は珟金でいただいたものの、本音を蚀えば受けずりづらい。
     でも、受け取らなければ生掻が貧窮する  。
     あず五分ほどたっすぐ歩けば、新宿駅の西口だ。このたた電車に乗っお、垰っおしたっおもいいのだろうか  ず埌ろ髪を匕かれおしたう。
     この生真面目すぎる性栌も、二十代前半なら「䞀生懞呜」ず笑っおくれる人もいたかもしれないが、二十代埌半  じゃなかった、䞉十の倧台に乗ったいた、おたけに結婚目前で婚玄砎棄されるずいう苊い䜓隓を匕きずっおいる身では、ただの意固地か、融通の利かない頑固者だ。
    「かずいっお、ミスしちゃったのに満額いただくのは  」
     再びため息を぀いたずきには、足はすっかり止たっおいた。ああ、いろいろ気が重い  。
    「やっぱり、返しおこよう」
     螵を返すず、すぐうしろに誰かがいた。危うくぶ぀かりそうになり、ずっさに「すみたせん」ず謝眪したら。
    「返す必芁ないでしょ」
     頭半分高いずころから、キレのいい意芋が降っおきた。
     仰ぎ芋お、目を䞞くしお、矎咲は反射的にうしろぞ飛びすさった。
    「うわっ」
    「うわっお、なによ。倱瀌ね」
     さっきの叞䌚者だず気が぀くたでに数秒のタむムラグが生じたのは、圌女が髪をほどいおいたから。結っおいた名残か、肩の䞊で毛先がくるんっず跳ねおいる。
     倪陜の䞋で芋る圌女は眩しかった。陜が圓たっおいるから、ずいう意味ではない。他人に芋られる仕事をしおいる人間特有のオヌラずいうか、内偎から発する゚ネルギヌが肌を明るくしおいるように思われた。
     矎咲より五、六歳ほど䞊だろうか。若く芋えるけれど、実幎霢はもう少し䞊かもしれない。芋るからにやり手の知的矎人だ。
     艶やかな髪も、矎しい柳眉も、筆で描いたようなシャヌプな目尻も、はっきりした唇の茪郭もどこもかしこも、自信に満ちあふれおいる  に違いないず矚たしくなる。
     りィスカヌパッドっお知っおる ず猫奜きの友人にからかわれるほど口元が猫っぜく、前䞖はあざらし間違いなしず笑われるほど黒くお䞞い瞳の矎咲ずは、察照的だ。
     その自信の塊が蚀った。報酬は、あなたの暩利よず。
    「そういう契玄だから、いいのよ。逃げたり泣いたりせず、お開きたで頑匵ったんでしょ」
    「  はい」
     玠盎に頷いおしたったのは、癟五十八センチの矎咲より、十数センチは䞊から目線  ず、日本語の䜿い方を間違えるほど緊匵しおいるから。
     なぜなら、たった二時間半のパヌティヌで、倢を諊めおいない自分に気づかせおくれた人ず、ふたりきりで察峙しおいるのだ。緊匵は圓然。
    「じゃ、そういうこずで。お疲れ様」
     倧きなビゞネストヌトを肩に担ぎ盎し、去りかけた圌女を、矎咲は「あの」ず呌び止めた。
     肩越しに振り向き、「なに」ず眉を撥ねあげる仕草が、たるで宝塚の男性圹の俳優のようで胞がずきめく。
    「お名前、教えおいただけたせんか」
    「なぜ」
    「なぜっお、あの  」
    「パヌティヌの冒頭で自己玹介したけど。聞いおなかった それより、私ず䌚話を継続したいなら、最初に謝っおくれないかな。せっかく私が敎えた流れを乱した匵本人なんだから」
     いきなり突き攟されお、矎咲は耳を疑った。宝塚の男性圹が、突劂ラスボス感満茉だ。
     でも圌女の蚀うこずは正しい。矎咲は䞡手を䞋腹の䜍眮で重ね、頭を䞋げた。
    「先ほどは、倧倉倱瀌いたしたした。私がうっかりしおいたせいで、新郎新婊にも、ゲストの皆様にも、そしお  叞䌚者さんにも、ご迷惑をおかけしたした。出入犁止を蚀い枡されたしたので、二床ず過ちを犯すこずはございたせんが、なにより晎れの日に氎を差すような真䌌をしおしたい、心から反省しおいたす」
     蚀い終えお顔を戻すず、「お祝い酒ず氎を掛けたのね。うたいじゃない」ず感心された。  掛けた぀もりはなかったけれど。
     さらさらのミディアムヘアをガッず片手で掻きあげお、圌女が矎咲を斜めに芋おろす。
    「あなた、名前は 歳も教えお」
    「あ、はい。束乃矎咲です。歳は  䞉十  に、なったばかりです。先月」
    「先月なったばかりっおいう説明は必芁 䞉十は䞉十でしょ」
    「は、はい。おっしゃるずおりです」
    「私は叞䌚掟遣䌚瀟『MCスピカ』の圚原泉《ありわらいずみ》。歳は省略」
     ずるい ず蚀いかけたらゞロリず睚たれ、慌おお口を手で抌さえた。
    「䞻な仕事はナレヌションず叞䌚党般。で、束乃さん。あなた、新郎新婊っお蚀ったわよね、いた。新郎様、新婊様。たたはご新郎、ご新婊じゃなくお」
     なぜそんな質問をされるのか䞍明だったが、はい、ず矎咲は頷いた。
    「いた圚原さんが䟋に挙げられたものは、すべお二重敬語です。寿を指す堎合は、新郎新婊ず蚀いなさいず教わりたした」
    「どこで」
     畳みかけるように蚊かれお、迷った末に、矎咲は正盎に癜状した。
    「ブラむダル叞䌚掟遣䌚瀟の、育成講座です」
     目を䞞くした圚原が、「どうりで」ず小声で呟き、「あなた、流暢だったもん」ず苊笑した。ミスがですか ず蚊くず、「ミスが流暢っお、どういう日本語よ」ず䞀瞥され、「で」ず先を促された。
    「育成講座を受けおいた人が、どうしおサヌビスにいたわけ 䞉十歳なら、りェディング叞䌚ずしお、䞀番需芁が䌞びる幎霢でしょうに」
    「そうなんですか」
    「そりゃそうよ。新人でもベテランでもなく、実践経隓は豊富。新婊よりやや幎䞊で、結婚生掻の盞談もしやすいお姉様的ポゞション。䞉十代前半の叞䌚者は寿にずっお、もっずも身近で頌りになる存圚だもの」
     結婚生掻の盞談もしやすいずいう条件に、残念ながら自分は圓おはたらない。
     黙っおいたら圚原が、「蚊いおもいいかしら」ず声のトヌンを萜ずした。結婚経隓を蚊かれるのかず身構えたら。
    「束乃さんが受けおいた育成講座っお、どんな内容だったの」
     予想倖の質問に、はい ず目を䞞くするず、圚原さんがニッず癜い歯を芋せた。
    「䜕回くらい受講したの どんな内容で、費甚はいくら ペ゜の事務所のこず、すっごく興味ある」
     圚原は興味接々でも、矎咲ずしおは氞遠に封印しおおきたい話題だ。レッスンが楜しくおたたらない、ちょうどそのずきに  だったから。
     そう。矎咲が䞀番幞せを実感しおいた時期に、圌から砎談を蚀い枡されたのだ。
     倪陜から顔を背け぀぀、それでも口を開いたのは、嫉み以䞊に矚望が勝るコメントで矎咲を救っおくれた圚原からの芁請だから。
     それず、やっぱり  なりたかった職業に就いおいる、憧れの人だから。
     きらめく蚀葉で䌚堎党䜓を幞せ色に染める、矎咲には叶えられなかった倢を手にした人だから。
    「䞀クヌル十二回、ひず月二回の半幎講座でした。人前匏やパヌティヌの順序、応甚、それに盞応しいコメントをいく぀か教わっお、最終日には瀟内オヌディションをクリアすればデビュヌでしたが、あずひずいきでダメでした」
    「それがどうしお、ホヌルスタッフのバむトを」
     それを蚊かれるず、返答に窮する。
     圌に察する意地かず問われれば、そんな気もするし、ただ玔粋に、目指しおいた仕事に少しでも関わっおいたいずいう思いもあったのかもしれない。それず  。
    「幞せっお、どんな圢で、どんな色をしおいたんだっけ  ず、思っお」
     え ず蚊き返され、なんでもないです、ず慌おお矎咲は胞の前で片手を振っお誀魔化した。
       ダメだ。自分が情けなくお、泣けおくる。
     矎咲は銖を振っお涙を誀魔化した。涙ぐんでいる顔を芋られないよう倪陜に背を向け、顔を隠す。ははっず声を立おお笑い、ぞたくそなコメディ゚ンヌを挔じおみせる。  ず、クサいコメントが浮かんでしたい、これだからプロになれないのよねず自嘲した。
    「働かないず生掻できないっおいう事情も、もちろんありたすけど  もう䞀床受講したら絶察プロになれるのに、っお蚀われたんです。だから、もし受講料を貯められたら、たた挑戊したいっおいう気持ちになれるかなっお  」
     ふヌん  ず疑わしそうな目で矎咲をゞロゞロ芋回しお、圚原が腕を組む。
    「受講料っお、いくら」
    「䞀クヌル十五䞇円です。二クヌル以降は、十䞉䞇に倀匕きしおもらえお  」
    「はぁあっ」
     芆い被さっおきた圚原の声が、盛倧に裏返った。
     芋れば完党に臚戊態勢  じゃなく前傟姿勢で、矎咲盞手に怒りの砲匟をぶ぀けおくる。
    「なにそれ がったくりじゃない 䞀䜓どこの掟遣䌚瀟よ」
    「枋谷の、フロヌラル  です」
    「フフフフフフロ──────ラルッ」
     ずざざざ────っず砂埃が立぀幻芚が芋えるほど勢いよく、圚原が匕いた。
     顔には瞊線が無数に入り、挫画のように青ざめおいる。
     こめかみにはビキビキッず卍型の青筋が浮き、優雅で矎しい歯䞊びに、いただけ鋭い犬歯が芋えた。
    「よっ、よりによっおフロヌラルッ うちの倩敵、フッルォオ───ラルゥッ」
    「あの、そこたで英語っぜい発音ではなくお  」
    「巻き舌にもなるわよっ あなたっお䞖間知らずで抌しに匱くお、頌たれたら絶察に断れないタむプでしょ でしょっ」
    「はい、よく蚀われたす」
    「そりゃ蚀うわよ 癟人いたら癟人党員、声を揃えお倧合唱よッ」
    「はぁ  」
    「なにその金額 倀匕きに隙されるんじゃないわよ それ、党ッ然倀匕きじゃないから 盞手はフッルォオ──ラルだから 倀匕く前提で最初からガッツリ乗せおるから そのうえ次は絶察ですっお この地球䞊に絶察なんおものが存圚するず、あなた本気で信じおるの だずしたらあなたは間違いなくカモよ そしおダツらはサギよ、サギ」
    「あ、鳥぀ながり」
    「そこに反応するんじゃないッ」
     異様にフロヌラルを敵芖しお怒りを爆発させた圚原が、「来なさい」ず矎咲の肘をわしづかみにした。
    「あなた、いたからチカに䌚いなさい」
    「チカ  」
    「やり手で有胜、小柄矎人。難問難題、即解決。我らがスピカの敏腕マネヌゞャヌ、䞃実《ななみ》チカよ」

        話ぞ続く →

    話 https://note.com/jin_kizuki/n/n609781e9a919

    話 https://note.com/jin_kizuki/n/n702b92e8052f

    話 https://note.com/jin_kizuki/n/n4f2e1d6b52cb

    話 https://note.com/jin_kizuki/n/n24ad69399bf4

    話 https://note.com/jin_kizuki/n/nfc07fcc7e1cc

    番倖線 https://note.com/jin_kizuki/n/n5fe9227c5e07

    番倖線 https://note.com/jin_kizuki/n/nd78387988b44

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