
無職6日目:「会社に尽くす」をキャンセルしよう
「仕事はゴムボール。いつでも交換できる。
でも、健康と家庭はガラスボール。
一度落としたら、もう元には戻らない。」
会社を辞めるずっと前に
この言葉を聞いたとき、不意に背筋が伸びた。
たしかにそうだと思った。
なのに、心のどこかで
「いや、自分はまだ大丈夫」と思っていた。
無職になって
関西の地で電車に乗って
疲れている会社員を見て
この言葉をふと思い出した。
昔の自分と重ねた。
25年間、会社に尽くしてきた。
誰よりも早く出社し、誰よりも遅く帰ることに、
そうあるべきと信じる自分を無理くり肯定し
たくさんの疲れを抱えていた。
会社の誰かが困っていればすぐ動くし、
誰かのフォローも率先して引き受けていた。
評価されたいわけじゃなかった。
ただ、なんとなく「役職者」とは
そういうものだと思っていた。
その価値観が壊れ始めたのは、
昨年の異動時期だった。
自分も含め昨年の2月末内命を全ての人に通知し
終わった後ため息をついた自分を見てこう思った。
「いいなぁ、俺も移動したいなぁ」
「現職場で課長になったから、当分移動は無しか」
「なんでこんなに疲れてるんだっけ?」
「このまま10年、20年、同じ毎日を繰り返すのか?」と。
そしてあの一言が、頭の中で何度もリピートされるようになった。
「仕事はゴムボール。
でも、健康と家族はガラスのボール。」
そうだな。仕事は、変えることができる。
思えば、自分の身体の不調も、家族とのすれ違いも、
すべて“仕事優先”という価値観の副作用による
ストレスだったのかもしれない。
本来なら大切にしたいはずのものが、
どこか二の次になっていた。
すぐに異動のできる会社なら
きっと悩まなかったと思う。
仕事は楽しい、でも環境がすぐに変わらない。
惰性で続けることはもちろんできる。
人間関係、会社、自分はこうあるべき
気づけばこの3つの変わらない
価値観に苦しめられていたことに気づいた。
それに気づいたとき、私は決めた。
まず“会社に尽くす”をキャンセルしよう。
いきなり何もかもを放り出すことはできなかった。
でも、まずは少しずつ、自分のために時間を
使うようにした。
「断る」勇気も、「休む」選択も、
最初はぎこちなかった。
でも、それが第一歩だったように思う。
それで状況が少しでも変われば、
会社に所属し続けていただろう。
でも、超勤時間が減ることがなく
早い段階で上司への提言、
人員補充の必要性を進言したが
会社側がプランを変えることはなかった。
その事実が見えた時。
私は退職の準備を少しづつ進め
今年4月退職を決断した。
会社に尽くすのではなく、自分に尽くす。
犠牲にしなくても、守れるものは沢山ある。
それが、これからの人生でやってみたい
働き方、生き方だ。
そして、楽しむ。
それには絶対勝てない。
退職するまではモヤモヤする気持ちだった。
移住計画は、今後を左右する最大のミッション。
次に何をするか?
新しい「はちみつ」を探す旅は始まったばかり。
とりあえず、桃鉄やってみるのは
良いことかもしれません。
打席数が願いを引き寄せる。
習慣化する事で10個武器を手に入れ
3日目の悪魔に打ち勝つ力
ついでに悪意にも打ち勝つ力をつけ
自分で自分を掘り下げる事ができた。
結果、挑戦者にこの世は優しいと知る。
最後は、楽しんだ者が勝つ。