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【イラストエッセイ】誰も教えてくれなかった不完全な自分の愛し方

    スピリチュアル、信じる派?


    私は信じない派。

    かつて、絶賛☆人生の迷子ちゃんをしていた時、同僚お気に入りの“視える人”が主催するアート系のワークショップに参加した。


    『まず、目を閉じて浮かんだものをそのまま画用紙に描いてください』

    私は、これから何が起こるのか、ワクワクしながら目を閉じた。



    ん??浮かぶとは?



    そうして、やっと浮かんできたのは、

    なにも浮かばねぇ!!


    薄目で周りをうかがうとみんな何か描いている。

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    え。困ったゾ。
    すると、視える人が、言った。

    上手に描こうとするから描けないんですよ!!


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    そして、急にアホくさくなり、そっとその場を離れた。

    それ以来、スピとは心のソーシャルディスタンスをとるようにしている。

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    お互い過ごしやすい距離感がいいよね。




    そんな私だったのだが、ある日、友達の会話にまぎれてスピが距離を縮めてきた。

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    『鑑定うけたんだって?なんだった?』
    『自分は戦国時代の武士だった!今世のカルマは、愛を知ることなんだって!』
    『えー!いいね。私はさ〜・・・』

    キャハハ キャハハ


    うさんくさいワードたちなのに、夏休みどこ行った?みたいなノリで前世鑑定の話をしている。
    はちゃめちゃすぎて、めっちゃおもしろい!


    こりゃ、信じるとか関係ない。
    早速、私も、前世鑑定と守護霊鑑定に申し込んだ。


    ちゃっかり守護霊さんまで聞こうとしていて、もし友達が勧誘しようとしていたなら、大成功、間違いない。
    2つでたしか16000円くらい。LINE電話で、前世と守護霊、みなさんからのメッセージを教えてもらい、最後に質問タイムという流れ。


    私の前世は、イギリスの片田舎の貴族令嬢、名前はソフィーかソフィア。
    広い空、広い草原の中、白い帽子に白いドレスを着て、恋人のトムを待っている。


    まるでモネ🥰

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    ただし、トムとは結ばれない運命(涙)
    当時は親が決めた人と結婚しなければならないからだ。

    あぁなんて切ない・・・
    私は、“私”と見知らぬトムの恋に胸がきゅんとなった。

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    このタイミングで、鑑定してくれる華さんに、
    実は、私、薬剤師を辞めてイラストレーターとしてかけだしたところなんです。と近況を伝えた。


    華さんは、驚きと納得まじりで、
    えええ!あああ あ〜〜そうなんですね!
    なんでだろうと思っていたんです。
    あなたの守護霊さんが、女優さんのような、何か表現をする先生のような人なので、不思議だったんです。


    令嬢の次は女優!ぐふふ、最高かよ。


    そして、守護霊はもう一人いた。
    おそらくご先祖様。黒い服を着たお坊さんだそうだ。


    華さんが言った。
    いつも守護霊さんがあなたをサポートしてくれている。
    どんなあなたでもかわいいと思って、愛してくれている
    、と。


    その後、質問タイムへ。
    私は、友達からこれだけは聞いておけと言われた、“今世の目的(カルマ)”を聞いてみた。


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    イラストレーター駆け出しの私はこのたった一言で満足した。



    しかし、まだ時間が余っている・・・
    何か聞かなきゃと、咄嗟に、
    守護霊さんには、独り言みたいに何もいない壁とかに向かって話しかけたらいいんですかー😇
    私は守護霊さんにも話そうとするほど、しゃべり足りないようだ。


    華さん『あ、心の中で大丈夫です(苦笑)』

    あ・・・(恥)


    しょうもない質問で鑑定は終わった。



    守護霊さん。女優と坊さん。カオスだな〜。

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    私は、華さんの「どんな私でも愛してくれる」という言葉を思い出していた。
    どんな私でも、、、

    ゴロゴロして 無駄な動画をダラダラ見て、そんな怠惰な私でも愛してくれるんだ。


    ってかそれ、すごくない?

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    世の中のルールとか、資格とか、才能とか、見た目とか、年齢とか、時間とか、理由とか、な〜んにもいらないんだ。
    こんな不完全な私を認めてくれる存在がいるって思ったら、なんて心強いんだろう!

    守護霊が存在するのかとか、そういう理屈はどうでもよくなり、
    なんだか、ただただ嬉しかった。


    そして、ふと、こんなことを思った。
    理想の自分になれたら胸を張って自分のことが好き、と言えると思っていた。
    なので、あれが足りない、これが足りない、がんばれない自分が悪い、心の弱い自分が悪いと反省ばかりしてきた。


    でも、できなかったり、失敗したり、間違ったり・・・どんな私でも愛してくれる存在がいる私って素晴らしいな・・・


    いや、違う。存在とか理由とか、なにもいらないんだった。


    私🟰めっちゃ素晴らしい存在だ!




    こうして、不完全な自分を愛する、不完全なのにパーフェクトな私が出来上がった。


    ちなみに、私はその日をきっかけに、後ろめたさと決別。堂々とゴロゴロすることができるようになった。

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    こんな私でも導いてくれる・・・♡
    (導いてくれるとは言っていない)


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    【自己紹介】

    どうも!薬剤師でイラストレーターのパー子です!
    挿絵を描きたくて、エッセイを書いています。
    【落ちこぼれ薬剤師】や【人間一周目の気づき】など、ちょっとクスッとする投稿をしています。ぜひ、お気軽にフォローやコメントお待ちしてます🌟


    【人間1周目シリーズ】
    ▼欠点は治りません。言い方を変えたら長所になるとも言われるけれど、もっと簡単な欠点の取り扱い方をご紹介。ぜひ、今回の記事とセットで読んでもらいたい!


    ▼11歳下の妹との関係。「お姉ちゃん」には妹は当然懐くもの(言うことをきくもの)だと思い込んでいた。愛し方を学ぶ大人気ストーリー。


    創作大賞2026年に応募しています!
    ぜひ、応援してください!!応援してくれる人センスある!!後悔はさせませんヨ⭐️

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    薬剤師でイラストレーター。人生8割しゃべっているパー子です。 私のかわいくておもしろい挿絵を、一番いい席で鑑賞してもらうため“レッドカーペット”としてエッセイを書いてます。 フォローして、アリーナ席でご観覧ください🌟

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