
【イラストエッセイ】悲報!欠点を治す薬はない。その努力無駄です。
君は馴れ馴れしいね。
社会人1年目、入社して1ヶ月。同期や会社の人の名前や顔も覚え、研修に慣れてきた頃。
休憩中に本部のおじさんに言われたこの言葉を強烈に覚えている。
休憩中に楽しく会話していただけだったのに・・・
それが良くなかったんだ。
社会人になって初めて受けた注意。落ち込んだ。

馴れ馴れしいのは良くないこと。
それが心のタトゥーとしてべっとりと刻まれた。
それ以来、気をつけるようになった。
でも気をつければ気をつけるほど、緊張して、言葉が出ない。
何か物足りなさを感じる。
また、馴れ馴れしいと不快にさせてしまったかも…
その後、本部での研修が終わり配属された。
一緒に働く地元に住む事務さんから、嬉野に占いカフェがあると聞き、おもしろ半分で同期を誘って行ってみた。
30代くらいのかっこよさげなヒゲの男性が席についた。
占いの内容は覚えていないのだが、占いと関係ない話を彼は始めた。
人にはマイナスとプラスがあってね。
みんなマイナスを小さくしようとするんだ。
でも、その二つは連動していて、マイナスを小さくすると、一緒にプラスも小さくなる。だからプラスを大きくすること。

これが真(まこと)の理と書いて真理だよ
ふーん、真理ね〜。
いい話を聞いた気がする!!という程度の理解だった。
そんな私は、馴れ馴れしいだけじゃなく、目立つ方だった(目立ちたがり屋とも言うべきか)、働き出してからの方が注意されることがとても多かった。
声が大きいと言われれば小さくしようとした。
おしゃべりが多いと言われれば喋らないように我慢した。
そのたびに、縮こまって、息苦しくなった。
ただ、私はお調子者なので、気をつけるのが長続きしない。しばらくしたら忘れて、また注意されて、また気をつけて。その繰り返し。
どうして私はみんなのようにできないのかと、全く学ばない自分にも嫌気がさしていた。

その後、私は仕事を辞め、フリーランスとなった。
フリーランスになると、私はなにも変わらないのに、
声が大きいのは、通る声だね、聞きやすくいていいねと褒められ、
おしゃべりは、楽しい、元気をもらえると言われ
これまで散々、注意されてきたことが、ことごとく褒められ、私は戸惑った。

え??何が起こってる?
みんな、心の広い、優しい人たちばかりなのか?!
そんなとき、お世話になっている税理士のたかさんに
『馴れ馴れしいって怒られたことがあって、すみません、何か失礼なことしてたら・・・』と言うと
たかさんは、『誰が言ったの?そのままでいい!』と太鼓判を押してくれた。
たかさんと話しながら、あの時の真理はこれだったんだ!
欠点・・・マイナスを小さくしようとするたびに、私が感じていた物足りなさや息苦しさの正体。
社会人1年目の私に言いたい。
ただあのおじさんの好みじゃなかっただけだ。
欠点は、治らないから、ただすみませんと謝って、誰がなんと言おうと、いいところをガンガン伸ばしまくれ!!
【自己紹介】
どうも!薬剤師でイラストレーターのパー子です!
挿絵を描きたくて、エッセイを書いています。
【落ちこぼれ薬剤師】や【人間一周目の気づき】など、ちょっとクスッとする投稿をしています。ぜひ、お気軽にフォローやコメントお待ちしてます🌟
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