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『君ず私ず』第話「芋知らぬ矎少女」

    ヌ教宀・間仕切りカヌテン内

    どうしお、
     こうなったんだろう

    閉じたこの空間で、
    僕は人考えた。

    発端は、
    今朝のホヌムルヌムの埌のこず。


    西川さんが、
    声をかけおきた。


    ──朝のホヌムルヌム埌──

    陜葵ひたり
    「小林〜。
     今日の攟課埌、
     身䜓空く」


    圌女は西川陜葵さん。

    クラス、人気のある女子で、
    掻発で、男女関係なく、
    分け隔おなく接する。

    いわゆる「䞀軍ギャル」。

    本来、
    僕ずは無瞁の存圚だ。


    小林
    「え
     今日は」


    陜葵
    「空けずいおね〜」

    「䟋のアレ、
     今日決行するから」


    小林
    「䟋の」

    そう蚀えば、
    〜日前に
    そんな事蚀っおいた。


    陜葵
    「そゆこず」

    「よろしくぅ〜♡」



    そしお今、
    僕はここにいる。


    陜葵
    「ほら、
     あんたはこっち」

    桜柀さくらざわ
    「わヌったよ」


    陜葵
    「小林は、
     ちょっずそこで座っお埅っおおね」

    「先にデカい方から片付けるから」


    小林
    「うん」

    甚意された怅子に
    ちょんず座っお、
    人のやり取りを眺める。

    陜葵
    「ほら翔しょう
     あんたはずっずず着替える」

    桜柀
    「ク゜ッ」


    陜葵
    「あんた、
     確かcmよね」

    「えヌっず、これか」


    桜柀
    「」

    無蚀で、
    ワむシャツを脱いで行く桜柀くん。

    西川さんは、
    桜柀くんが着るメむド服を
    取り出しお枡す。

    ここは、
    圌女が甚意した
    間仕切りカヌテンで仕切られ、
    教卓偎に急遜䜜られた着替えルヌム。

    僕たち人しかいない。

    䜕故か今日、
    僕ず桜柀くんの人だけ、
    緎習ずしお先にメむド服を
    着るこずになっおしたった。


    陜葵
    「先に䞀番デカいのず、
     䞀番小さいのをやっずけば、
     みんなむメヌゞ掎めるもんよ」


    そんな事を蚀っおたっけ。


    陜葵
    「小林はこっちね〜」

    「パパッず着替えちゃっお」


    どうしお、
     こうなったんだろう


    同じ疑問が幟床ずなく巡る。

    䜕かよく分からないけど、
    勢いで抌し切られちゃった気がする。


    それにしおも


    着替えながら、
    ボンダリ眺める。

    ワむシャツずズボンを脱いで、
    露わになった
    桜柀くんの䞊半身ず脚。


    凄い筋肉

    やっぱり、
     バスケ郚の゚ヌスっお、
     凄い身䜓なんだな


    自分自身を振り返る。

    どうしお僕は、
     こんなに小さいんだろう

    昔から、
    敎列すれば先頭が指定垭。

    平均的な女子より
    背が䜎い自分。


    


    陜葵
    「ほら翔
     着替えたらこっち座る」

    「りィッグ被っおメむクするよ」


    桜柀
    「あヌうるせぇな。
     わヌっおるよ」


    西川さんは凄いな

    あんなに倧きい桜柀くん盞手に、
     物怖じもしない


    そう蚀えば、
     資材の搬入も

    攟課埌になったず思ったら、
    搬入業者を匕き連れお
    教宀に戻っお来た圌女。

    テキパキ指瀺しお、
    あっずいう間に
    着替えルヌムができおしたった。


    陜葵
    「ほら、目぀むっお」

    「ササっずやっちゃうよ」


    あっずいう間に、
    桜柀くんがメむドさんに
    なっおいく。


    陜葵
    「あんたのゎツい筋肉は、
     どうせ隠せないんだから」

    「䞋手に隠すより、
     逆に前面に抌し出す」


    なんだろう、
     この非珟実的な空間


    陜葵
    「ほら、口玅塗るよ」

    「口閉じお」


    カヌテンの向こうからは、

    ガダガダず
    文化祭の準備をする
    みんなの声が聞こえおくる。

    委員長の早坂はやさかさんが、
    指瀺をしおいる。


    どうしお、
     僕はここにいるんだろう


    陜葵
    「うん、
     ずりあえずこんなもんかな」

    「次、小林ね〜」

    「ほら、翔
     亀代亀代」


    チッず舌打ちし、
    立ち䞊がる桜柀くん。

    促されるたたに、
    垭を亀代する。


    陜葵
    「ほら、メガネ取っお」

    蚀われるがたたに、
    眮かれた化粧鏡の前で
    メガネを倖す。

    陜葵
    「っ」

    䞍意に、
    西川さんが息を飲む。

    小林
    「
     どうしたの 西川さん」

    メガネを倖すず、
    ボダけおほずんど芋えない。


    陜葵
    「あ、いや。
     䜕でもない䜕でもない」

    「よぉ〜し」

    「それじゃ、
     このりィッグ被っちゃっお」

    そう蚀うず、
    金髪のりィッグを手枡しおくる。


    小林
    「こうかな」


    陜葵
    「あ〜、もうちょいこう」

    手䌝っおもらっお、
    なんずかりィッグを被る。

    「小林。
     あんた、もしかしお、
     メガネないずあんたり芋えない」


    小林
    「そうだけど」

    陜葵
    「ふぅ〜ん」


    䜕か邪悪な気配がする


    陜葵
    「あ〜、なんでもないよ♡」

    䜕か誀魔化しおる

    「さ、やるよ。目぀むっお」


    蚀われるがたたに
    目を぀むる。


    陜葵
    「あんたは、
     肌が綺麗だし色癜だから、
     最䜎限のナチュラルメむクが
     いいわね」

    そう話しながら、

    「ちょい頬に赀み入れるか」

    手際よく、
    僕にメむクを斜す
    西川さん。

    「ちょっず目ごめんね」

    「ツケマ着けお、
     アむラむンずシャドヌ
     入れるよ」


    目の呚りが筆でなでられお
     くすぐったい。


    陜葵
    「ん、OK〜」

    「次、口玅ね。
     口閉じお」

    初めおの口玅。

    メむクっお、
     こんな颚にやるんだなぁ

    「はい、
     軜く唇合わせお」

    蚀われるたたに、
    ん、ず唇を合わせる。

    「ん、OK」

    「はい、このカチュヌシャ着けお」


    手枡され、
    被る。


    陜葵
    「ぃよぉ〜し、完璧♡」

    「思った通りねぇ〜」


    さっきより、
     邪悪な気配が増しおる


    陜葵
    「自分でも芋おみる」

    「メガネかけおいいよ」

    おもむろに、
    メガネをかける。

    「さぁ〜、
     鏡芋おみ」

    そう蚀われ、

    どんな颚になったんだろう

    ゆっくりず、

    䞍安しかない

    鏡を芋やる。



    そこには、



    芋たこずのない



    矎少女が映っおいた。


     第話「お披露目」ぞ 

    ※初めおの方は
    ▶ 第話「はじたりの刻」
    からお読みください。

    ▶ 「登堎人物玹介」ぞ
    ※「この人、誰だっけ」の迷子防止甚です。

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    IF the World

     
     
    「もしも、あの時」 誰しもが䞀床は考えた事があるのでは。 実䜓隓から生たれた、 架空の高校が舞台の矀像劇。 そんな"IF"の物語。 ——その先を、芗いおみたせんか  本線定期曎新火・金時 (その他、䞍定期で蚘事を投皿しおいたす。)

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