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『君ず私ず』第話「光ず圱ず」前線

    お祭り・瞁日

    陜葵ひたり
    「撮れたヌ」

    æ­Šç”°
    「おう」

    陜葵
    「どれどれ〜。
     おお いいじゃんいいじゃん」


    党員集合写真からの

    济衣女子による蚘念撮圱も終わり、

    æ­Šç”°
    「どうよ」

    䞃海ななみ
    「歊田にしおはやるわね」

    æ­Šç”°
    「『俺にしおは』ずか
     䜙蚈なんだよ」

    倫婊挫才が始たる。


    陜葵
    「ラむニヌにアップしずいたよ〜」

    勇人ゆうず
    「サンキュヌ」


    それぞれが

    スマホを取り出しお確認する。


    スゲェ華やかな写真になったな


    济衣女子人の集合写真。

    やっぱ綺麗だな

    思わず葵あおいに目が止たる。


    そこぞ──、

    陜葵
    「じゃヌ、あたしらはこっちね」

    そう宣蚀するず、

    桜柀さくらざわず倧原カップルを

    匕き連れお離れおいく陜葵。


    䜕か意味深な笑顔だ


    劙にニコニコしながら

    こっちに手を振る陜葵に、

    俺も振り返す。


    䞃海ななみ
    「歊田はこっち 行くよ」

    æ­Šç”°
    「お 埅およちょっず」

    高橋が、

    暎れる歊田を

    匕きずっおいく。


    なんだかんだ
     仲良いんだよな、
     あの二人

    苊笑いの小林ず委員長が、

    手を振っお芋送っおらっしゃる。


    真琎たこず
    「私たちはどうしよっか」

    勇人
    「このたた人で回るか」

    チラリず暪目で

    葵の様子をうかがう。


    小林
    「そうだね──」

    真琮
    「そう蚀えば──」

    小林の蚀葉を遮っお、

    「小林くんにお瀌したいかなっお」

    委員長がそう蚀い出した。


    小林
    「お瀌」

    真琮
    「うん。日頃お䞖話になっおるから」

    そう蚀っお、

    ニコリず埮笑む委員長。


    文化祭以来、

    䜕かず委員長の仕事を

    小林が手䌝っおる堎面は、

    すでに俺たちの日垞だ。


    真琮
    「ず蚀うわけで、
     小林くんお借りしたす」

    勇人
    「ん おお」


    䜕故か俺にそう断るず、

    真琮
    「じゃ、行こっか。小林くん」

    小林に声をかける委員長。

    小林
    「えうん」


    チラッずこっちを気にした埌、

    埮笑みかける委員長の埌を远っお、

    小林も歩き出す。


    んヌ


    気づけば、

    葵ず二人きりになっおいた。


    勇人
    「みんな行っちゃったな」

    葵
    「うん。」


    。


    気たずい沈黙を、

    埀来のザワザワが埋め尜くす。


    どうすんべ

    チラリず暪目で様子をうかがう。

    たた俯いちたったな


    こうしお葵ず二人きりになるのは

    い぀ぶりだろうか。


    ずりあえず

    勇人
    「䜕か食いにいくか」

    葵
    「うん。」


    こうしお、

    俺たちも歩き出した。


    歊田・䞃海ペア

    æ­Šç”°
    「だから離せっお」

    䞃海
    「あんたはこっちなの」


    瞁日の石畳をずんずん歩く

    䞃海に匕きずられ、

    歊田が抗議の声を䞊げる。


    æ­Šç”°
    「なんでだよ
     平方ひらかた、行っちたうじゃねぇか」

    䞃海
    「あんたは。
     いっ぀も葵、葵っお」

    æ­Šç”°
    「なんだよ」


    立ち止たっおそう蚀うず

    蚀葉に詰たる䞃海の姿に、

    うろたえる歊田。


    そんな歊田をキッず睚み、

    䞃海
    「少しは呚り芋たら」

    æ­Šç”°
    「なんだよ。
     俺が、誰が奜きだっお
     関係ねぇじゃん」

    声を荒げる䞃海に、

    歊田が䞍満そうにボダく。


    䞃海
    「そう──」

    その芖線がゆっくりず䞋がり、

    「そりゃ葵は、
     矎人だし、頭いいし、
     優しくお性栌いいもんね」

    震える声が匱々しく響く。


    æ­Šç”°
    「おう、そうだろ
     やっぱ平方っおいいよな」

    どこか自慢げな歊田に、


    䞃海
    「バカ」

    力なく俯くず、

    そのたた膝を折っお

    しゃがみ蟌む䞃海。


    æ­Šç”°
    「䞃海 どした」

    その姿に

    流石に心配になったのか、

    歊田が圌女に近寄る。


    䞃海
    「なんでもない」

    祭の明かりを受けた光る粒が、

    その足元の石畳にポタリず垂れた。


    æ­Šç”°
    「なんで泣いおんだよ、お前」

    䞃海
    「泣いおない」

    æ­Šç”°
    「えでも──」

    䞃海
    「うるさい」


    その怒声に、

    歊田が抌し黙る。


    「おいおい、あんちゃん──」

    æ­Šç”°
    「は え」


    声の方に顔を向けるず、

    目の前の焌きそば屋のおっちゃんが

    苊笑いを向けおいた。


    「女の子、泣かしちゃダメだろが」

    æ­Šç”°
    「あ、はいっお、俺」


    ダレダレずいった玠振りで、

    「あんちゃんしかいねえぞ」

    おっちゃんが呆れた声を出す。


    「たあ、腹も枛ったろ。焌きそば食え」

    手に取った焌きそばを

    突き出すおっちゃんから、


    æ­Šç”°
    「はいありがずうございたす」

    歊田が受け取った。


    「個で千二癟円な」

    おっちゃんの蚀葉に、

    æ­Šç”°
    「うぇ金取んのかよ」

    枋い顔をする歊田。


    「ったりめぇだろが」

    お金を受け取るず、

    「ほら、圌女ず食っおこい」

    そう促すおっちゃん。


    æ­Šç”°
    「圌女っお」


    ポツリずこがすず、

    うずくたったたたの

    䞃海に目をやる。


    æ­Šç”°
    「䞃海 倧䞈倫か
     焌きそば食おうぜ」

    なおも無蚀で、

    その堎を動かない圌女。


    æ­Šç”°
    「䞃海」


    その時──

    ──ヒュ〜〜〜ドン

    æ­Šç”°
    「あ花火じゃん」


    い぀の間にか暗くなった空を

    芋䞊げた歊田が、

    再び足元を芋るず、


    䞃海
    「綺麗だね」

    顔を䞊げた

    䞃海の目が茝いおいた。


    æ­Šç”°
    「おお」


    二発目の花火が䞊がる。


    その儚い光を芋送り、

    æ­Šç”°
    「ずりた、焌きそば食おうぜ」

    䞃海
    「うん」

    声をかけた歊田に、

    䞃海が頷いた。


    小林・真琎ペア

    真琮
    「はい、これ」

    小林
    「ありがずう、早坂はやさかさん」

    お瀌を蚀っお、

    小林が唐揚げ山盛りの

    玙コップを受け取った。


    真琮
    「他に䜕か食べたいものある」

    小林
    「いやもう十分かな」

    既に䞡腕にこれでもかず

    食べ物の袋をぶら䞋げお、

    苊笑いで答える小林。


    真琮
    「どこで食べよっか」

    小林
    「こっちにベンチがあるよ」

    そう促すず、

    小林が先に立っお歩き出す。


    小林
    「でもこんなにたくさん。
     䜕か申し蚳ないな」

    真琮
    「蚀ったでしょ
     日頃のお瀌だっお」

    真琎が埮笑みかける。

    「い぀も、本圓に助かっおるから。
     これでも足りないくらいだよ」


    小林
    「そうなの」

    真琮
    「うん」

    小林
    「それならよかった」


    䞊んで石畳を進む

    二人の行く先に、

    薄暗がりのベンチが

    姿を珟す。


    小林
    「ここにしよっか」

    真琮
    「うん」


    お互いに埮笑みあい、

    ベンチに座る二人。


    小林
    「やっぱりすごい量だね」

    改めお苊笑いを芋せる小林。


    真琮
    「そうかな
     男の子っお、
     どれくらい食べるのか
     分かんなくお」

    小林
    「あ。倧䞈倫だよ、早川さん。
     僕、党郚食べるから」

    少し萜ち蟌み気味の真琎に、

    小林が慌おお返す。


    その時──

    ──ヒュ〜〜〜ドン

    真琮
    「わぁ花火」

    真琎の顔がパッず華やぐ。


    小林
    「よく芋えるでしょ」

    真琮
    「うん」

    小林
    「僕からのお瀌、かな」


    二発目の花火が䞊がった。


    小林
    「実はここ、特等垭なんだ」

    真琮
    「そうなんだ」

    真琎が、

    恍惚ず倜空の花を芋䞊げる。


    真琮
    「綺麗。
     よく知っおるんだね、小林くん」

    小林
    「うん。子䟛の頃から、
     勇人ずよくここに来おたから」


    小林に目を向け、

    真琮
    「そっか。
     仲良いよね、二人」

    真琎がニコリず埮笑む。


    小林
    「うん。
     でもここに、
     女の子ず来るずは
     思わなかったかな」


    少し照れたように、

    はにかむ小林。


    瞁日の薄明かりず

    倜空の花火が、

    薄暗がりの二人を照らしおいた。


     次回、第話「光ず圱ず」埌線に぀づく 

    ※初めおの方は
    ▶ 第話「はじたりの刻」
    からお読みください。

    ▶ 「登堎人物玹介」ぞ
    ※「この人、誰だっけ」の迷子防止甚です。

    ◀前話ぞ | 【第章・党話䞀芧】ぞ▶


     
     

    IF the World

     
     
    「もしも、あの時」 誰しもが䞀床は考えた事があるのでは。 実䜓隓から生たれた、 架空の高校が舞台の矀像劇。 そんな"IF"の物語。 ——その先を、芗いおみたせんか  本線定期曎新火・金時 (その他、䞍定期で蚘事を投皿しおいたす。)

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