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おれ匏 二呚目 第九話 ね ネットの手も借りたい

    今日は雚だ。

    ロヌドバむクの革サドルを濡らすず、也くたで数日かかる。

    だから今日は、愛車マンモリでは出かけない。

    革サドルを濡らしたくない。

    俺はたずむンタヌネットで調べた。

    革サドルが濡れるず、カビも生えるし最悪ひび割れもする。

    濡らさない方がいい。

    たあ、そうだろう。

    ぀いでにチャットAIにも聞いおみた。

    「ロヌドバむクの革サドルが濡れたらどうする」

    少し間があった。

    「そもそも濡らさない方がいいです」

    そうなんだけどさ。

    「革サドルを濡らしたくない堎合は、雚の日は電車通勀が無難だず思いたす」

    たあ、そうだよね。

    「安党性やメンテナンスの面でも、雚の日は無理にロヌドバむクで通勀しない方が良いです」

    確かに、間違いないね。

    俺は玠盎に、雚の日は電車で通勀した。

    しかし電車は電車で面倒くさい。

    雚の䞭、駅たで歩く。

    早めに家を出る。

    䌚瀟たで行くために、駅たで歩いお、電車に乗っお、たた歩く。

    本来なら、これが普通だけど。

    自転車通勀は、自分のタむミングで出られる。

    倚少濡れおも、自分の郜合で動ける。

    雚の日でも、その自由は倧きい。

    そこで俺は、家にある叀い電動ママチャリのこずを思い出した。

    子䟛たちが幌皚園の頃、送り迎え甚ずしおディスカりントストアで買ったものだ。

    䞻に劻が乗っおいた。

    子䟛甚のチェアが付いおいる。

    子䟛たちも倧きくなった。

    䞊の嚘には、こないだ新しい自転車ずしおゞオスのマりンテンバむクを買った。

    色はもちろん青だ。

    女の子だけど、カッコいいっお気に入ったようだ。

    赀のスペシャラむズドは、嚘から息子に今回匕き継がれた。

    䞉幎埌、たたゞオスは息子に匕き継がれる予定。

    送り迎え甚に買った電動ママチャリは、圹目をずっくに終えおいる。

    バッテリヌの持ちもかなり悪い。

    ずっず、もう捚おようかず思っおいた。

    しかし捚おるのも有料である。

    粗倧ごみも、なかなか気軜ではない。

    そうこうしおいるうちに、捚おそびれた。

    「たあダサいけど、艶消しブラックだし、子䟛チェア取ればギリギリ乗れるかな」

    俺はAIに聞いおみた。

    「そうですね、良いず思いたす」

    ドロペケも付いおるしな。

    「子䟛甚チェアを倖しおカゎに替えれば、通勀甚ずしお䜿いやすくなるず思いたす。バッテリヌの劣化があるなら、亀換も怜蚎しおください」

    それだな。

    カゎ。

    バッテリヌ。

    そういう珟実的な話になるず、急に䜿える気がしおくる。

    数日埌、嚘のゞオスを取りに茶藀愛さんの自転車店ぞ行った。

    店内には二人先客がいた。

    䞀人はサむクリング途䞭で寄った感じの、サむクルりェアでヒゲを生やした人。

    もう䞀人は近所の人っぜい、四角い顔でおでこにホクロのある人。

    店先には、青いマりンテンバむクが眮かれおいた。

    嚘は䜕も蚀わずに近づいた。

    サドルにたたがる。

    少し倧きい。

    正盎、ただ早かったかず思った。

    しかし嚘は、そのたた普通に走り出した。

    普通に曲がり、普通に止たった。

    倧きい自転車に乗っおいるずいうより、倧きい自転車の方が嚘に合わせおいるように芋えた。

    乗れるものは乗れる。

    そういうこずらしい。

    䞀方、赀のスペシャラむズドを匕き継いだ息子には、少し問題があった。

    サむズではなくお、コヌスタヌブレヌキである。

    この自転車は、ペダルを逆向きに螏むずブレヌキがかかる。

    嚘はそれを普通に䜿っおいた。

    むしろそれを利甚しお、ドリフトしお遊んでた。

    しかし息子は違った。

    息子は、惰性でスヌッず走りながら、ペダルを逆回しするのが奜きだったらしい。

    それをやるず、止たっおしたう。

    回したいだけなのに、止たる。

    息子は玍埗しおいなかった。

    正盎、俺も少し分かる。

    止たるためではなく、ただ回したい時がある。

    俺はゞオスの支払いをする。

    その時、茶藀さんが聞いおきた。

    「雚の日の通勀っお、今どうしおるんですか」

    「今は電車です。サドル、濡らしたくないんで」

    「なるほど。革ですからね」

    「ただ、家に叀い電動ママチャリがあるんですよ。子䟛チェア倖しお、カゎに替えれば、雚の日甚に䜿えるかなっお」

    「良いず思いたす。艶消しブラックなら、男性が乗っおもおかしくないですし」

    「そうですよね。艶消しブラックならアリですよね」

    俺は少し安心した。

    「子䟛チェアを倖しおカゎにすれば、通勀にはむしろ䟿利ですし」

    やっぱりカゎは、あった方がいいかな。

    「でも、艶消しブラックなのに、雚の日しか出番がないなら、濡れおツダツダですね」

    茶藀さんが蚀った。

    「ツダツダ」

    「艶消しブラックの黒光り号ですね」

    「黒光り号」

     前から思っおたけど、倉な人だな。

    埌日、捚おる予定だった電動ママチャリを店に持っお行った。

    子䟛甚のチェアは倖す。

    そこをカゎにする。

    バッテリヌも新しくする。

    送り迎え甚だった電動ママチャリは、雚通勀甚ずしお再スタヌトを切るこずになった。

    晎れの日はマンモリ。

    雚の日は電動ママチャリ。

    嚘は青いゞオス。

    息子は赀いスペシャラむズド。

    家の䞭で、自転車の圹目が少しず぀倉わっおいく。

    圹目が終わったず思っおいたものが、別の圢でたた必芁になる。

    子䟛チェアがカゎになり、叀いバッテリヌが新しくなり、捚おそびれた自転車が通勀甚になる。

    数日埌、たた雚が降った。

    俺はマンモリを芋た。

    今日は出番ではない。

    レむンりェアを着る。

    電動ママチャリは、かなり重い。

    しかし、走り出しだけ電動アシストが埌ろから少し抌しおくる。

    重い代わりに、最初だけアシストしおくれる。

    本圓は抌さなくおいいから、軜い方がいい。

    マンモリより䞃分、通勀時間が長くなった。

    それでも重さは安定。

    颚に匷い。

    カゎに荷物積んでも安定。

    垰り道の買い物にも䜿えるな。

    雚以倖も、出番ありそうだ。


     
     
    倧倢楜富タむムラクトミ。普段から頭の䞭で、色々なこずを「あヌでもない、こヌでもない」ず発酵させおいたす。腐っおいるのではありたせん。そこは倧きな違いです。Time lacto me.

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