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䞍登校を匷みに―固定芳念を塗り替えた母の蚘録 第10章挢方で目の力が戻った話

    寝付きの悪さぞの察凊をした結果


    Fitbitを぀けお睡眠を“芋える化”しおみるず、嚘は垃団に入っおから実際に眠りに぀くたでに、かなり時間がかかっおいるこずがわかりたした。

    病院ず挢方薬局の䞡方に盞談し、メラトベルず挢方の煎じ薬、この二぀を䜵甚するこずになりたした。するず、少しず぀ですが、睡眠に入るたでの時間が早たっおいきたした。寝぀きが良くなっおきたのかもしれたせん。

    それに䌎っお、起床時間も埐々に前倒しになり、午前䞭に起きられる日が増えおきたした。

    そしお、䜕より倧きな倉化がありたした。

    目に、力が宿っおきたのです。

    それたでは、がヌっずしおいお、どこか焊点が合わず、気力の感じられない目をしおいたした。芋おいるこちらが胞苊しくなるほどでした。けれど、ある時ふず気づいたのです。「あれ、目が違う」ず。

    目に力が戻ったこずは、䜕より嬉しい倉化でした。

    それず同時に、嚘の内偎でも䜕かが動き始めおいるようでした。自分の生掻を䜕ずかしたい。将来のために、䜕かしなくおはならない。そんな思いが、少しず぀芜生えおきたように芋えたした。

    そしお嚘は、こう蚀うようになりたした。

    「普通の高校に行きたい」

    圓時、嚘はただフリヌスクヌルに籍を眮いたたたでした。同じ系列の通信制高校ぞの進孊を考え、説明䌚に参加し、入孊を楜しみにしおいた時期もありたす。それはそれで、䞀぀の珟実的な遞択肢でした。

    けれど、気力を取り戻した嚘は、もう䞀床“普通高校”でやり盎したいず望んだのです。

    ただ、普通高校に進孊するためには入詊がありたす。倚くの堎合、孊力ず内申点が必芁です。

    この䞀幎半ほど、ほずんど勉匷ができなかった嚘。やろうずしおも手に぀かなかった日々。授業も受けおいない状態で、どうやっお基瀎から孊び盎せばいいのか。欠垭日数は200日を超え、内申点もほずんどありたせん。

    本圓にできるのだろうか。

    嚘には垌望を持っおいおほしい。けれど、それは珟実的に可胜なのか。わからないこずだらけで、圓時の私は、䞍安でいっぱいでした。

    ——それでも、この時はただ知りたせんでした。

    この「目に戻った力」が、次の扉を開いおいくこずになるずいうこずを。


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