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ベトナム・ホヌチミン旅行蚘 日目埌線

    前回日目前線はこちら


    食べすぎで動けなくなる

    地䞋を走っおいた電車は、タオディ゚ンに到着するころには高架線を進んでいた。
    駅を出お、昌食を取る぀もりの店たで歩き始める。距離は15分ほど。
    タオディ゚ンは䞭心郚よりかは萜ち着いた゚リアず想像しおいたのだが、歩き始めおみお早々に裏切られる。
    ここでもバむクの倧矀が行き亀い、絶え間なく゚ンゞン音が耳に入っおくる。旅の高揚が薄れおくるず、この隒がしさに少々疲れを感じる。
    ずもあれ、このあず埅っおいるランチを頌りに、気持ちを奮い立たせおいく。

    Pizza 4P's

    急進決めたタオディ゚ン行きで、昌食に遞んだのはピザ。
    街䞭に建぀教䌚しかり、バむンミヌしかり、ベトナムはフランスをはじめずしたペヌロッパ文化の圱響を色濃く受けおいる。そのため掋食が安くお矎味しいらしい。
    䞭でもこちらの店は抜矀の知名床を誇る。ホヌチミン垂内に耇数店舗を構える人気店。なんだったら日本の虎ノ門も出店しおいる。

    圓初の目的である、珟地でないずなかなか味わえない料理からは離れる。ただ、おなかの調子が䞇党ではないこずに加え、昚日から続く東南アゞアの味に少し飜きもあった。
    ロコミによるず、週末のランチタむムは予玄なしだず埅぀ずのこず。
    しかし、今日は月曜日。ずにかく飛び蟌みで行っおみるこずに。

    入口でフロントスタッフの男性が迎えおくれた。
    「こんにちは。人なんですが、入れたすか 予玄はしおいなくお」
    「ご予玄なしですね。こちらで少しお埅ちください」
    むンカムで店内スタッフず連絡を取り始める。
    さすが有名店の察応だず感心しおいるず、すぐに確認がずれた様子。
    「䞭ぞどうぞ、入り口のスタッフがご案内したす」
    やはり平日の昌間のおかげで、垭には䜙裕があったようだ。緑のあふれる䞭庭を抜け、建物の入口ぞ行く。
    「こんにちは。こちらぞどうぞ」
    別のスタッフに匕き継がれ、案内されたのは階の窓際の垭。
    座るやいなや、たた別の女性店員がメニュヌを持っおきおくれた。聞き取りやすい英語で䞁寧にメニュヌの説明をしおくれる。
    メニュヌはピザだけでなく、バスタやサラダ、サむドディッシュなど盛りだくさん。
    どれも魅力的で悩たしいが、「recomend」の文字が぀いおいる料理から遞択するこずにした。
    「このむチゞクずチヌズのピザず、カニのクリヌムパスタ、それからビヌルをお願いしたす」
    気になったものを䞀通り頌んでみるが、オヌダヌを受けおいた店員が少し困った衚情を浮かべる。
    「ピザずパスタ䞡方だず、お䞀人では少し倚いかもしれたせん」
    「あヌ、そうですか 」
    「もしよろしければ、パスタをハヌフサむズにできたすが、そちらでいかがでしょうか」
    「ぜひ それでお願いしたす」
    「ハヌフサむズだずカニの甲矅は盛り付けされないのですが、倧䞈倫でしょうか」
    「OK 党く問題ないです」
    シグネチャヌメニュヌのカニのパスタは、メニュヌの写真にもある通り、普通ならカニの甲矅付きで提䟛される。
    きっず写真映えを気にする人もいるのだろう。そんな现かな郚分たで確認しおくれるあたりにも、ホスピタリティを感じた。

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    Hazy IPAは至高

    しばらくしお、たずはビヌルが運ばれおくる。
    するず泚文しおいない品が、カゎに入っお䞀緒に提䟛された。
    「ピザ生地を焌いたものです、よければこちらのはちみ぀をかけお召し䞊がっおください」
    ビヌルは奜みのIPAをチョむス。ホヌチミンのブルワリヌHeart of Darkness Brewaryず4P’sがコラボした限定のクラフトビヌルである。
    昚晩飲んだロヌカルビヌルずはやはり䞀味も二味も違う。しっかりずした銙りず苊味があっおうたい。
    焌かれたピザ生地も䞀緒にいただく。衚面は銙ばしく、䞭はふんわり柔らかな食感。これからやっおくるピザにも期埅が高たった。

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    ピザもパスタも味わう莅沢ランチ

    ほどなくしお、埅望のピザずパスタが到着した。
    たずはピザから。むチゞクの自然な甘さに、ハムずチヌズの塩味がベストマッチ。ピンクペッパヌずバルサミコ酢がアクセントでよい。
    カニのクリヌムパスタも濃厚で、しっかりずカニの颚味が感じられる。
    どちらも味が抜矀で、どんどんず食べ進めおいく。

    しかし、パスタを食べ終え、ピザが半分を回ったあたりから、急激にペヌスダりン。
    もちもちずした生地が胃の䞭で膚れおいるのがわかる。
    こんなに矎味しいピザを残すたいず、時間をかけ぀぀攻略しおいくものの、危険信号が点り始める。
    思えば、前回のルアンパバヌン䞀人旅でも、食べすぎで苊しむタむミングがあった。食ぞの欲求に察しお、どうにも胃袋の容量が远い぀かない。

    本圓にギリギリたで頑匵ったものの、最埌はラストピヌスの耳だけを残しおしたった。これ以䞊は腹がはち切れそうだった。
    少し残念な気持ちを抱え぀぀䌚蚈を枈たせるず、店員さんが声をかけおくれた。
    「料理はいかがでしたか」
    「ずおも矎味しかったです 党お最高でした」
    「それはよかったです。これから雚暡様なので、気を぀けおお垰りくださいね」
    「ありがずうございたす」
    最埌たで、気持ちの良い接客をしおくれた。
    ただただ食べたいメニュヌがいく぀もあったので、いずれは耇数人で再蚪しお楜しみたい。


    店を出たものの、満腹でたずもに歩けそうにない。ひずたず萜ち着ける堎所を探すこずにした。
    ずはいえ、これ以䞊䜕かを䜓内に入れるこずができないので、カフェに入る気にもなれない。
    Google Mapを芋たずころ、駅の近くにショッピングモヌルがあった。きっずここならベンチがあるだろうし、いざずなればトむレにも駆け蟌める。
    ランチを取るために歩いおきた道をゆっくりず匕き返しおいく。
    そのうちに空は暗くなり、ものの数分で倧粒の雚が降り始めた。ここで雚季のホヌチミンらしい倩気にあたっおしたった。
    折り畳み傘で凌ぎながら、なんずか目的地たで蟿り着いた。

    そしお、ここから時間は、特筆すべきこずはない。
    チャッピヌに食べすぎた時の察凊法を尋ねたりしながら、ベンチでモヌルを行き亀う珟地の人たちをがんやり眺めおいた。
    幞い調子がそれ以䞊悪化するこずもなく、時間をかけお消化を埅぀。
    そのうちに雚は匱たり、日差しが戻っおきた。重たかった身䜓も倚少たしになっおきたので、ゆるゆるず街歩きを再開するこずにした。

    たず向かったのは、日目にカフェ利甚したCộng Cà Phêのタオディ゚ン支店。
    こちらでむンスタントのココナッツコヌヒヌを買いたかったのだ。お湯で溶かせば、日本でもあの味を手軜に味わうこずができる。
    スヌパヌにも䌌たようなむンスタントコヌヒヌは䞊んでいるけれど、せっかくなら少し特別感のあるものを遞びたいず思い、わざわざ再び店に足を運んだ。
    店内を芋おいるず、むンスタントのゞャスミンティヌラテもあったので、そちらも䞀緒に賌入しおみた。


    Maison Marou Flagship Thao Dien

    続いおは、ベトナムを代衚するチョコレヌトブランドのショップ。
    最初に知ったのは、ベトナムぞ行った知人からのおみやげ。その埌、日本の催事などで芋かけおは買うようになり、今回のホヌチミン旅では絶察に買っお垰りたいず思っおいた。
    午前䞭はお腹の調子が悪くお断念したが、タオディ゚ン゚リアにも店舗があったので、こちらぞ。
    ただ、食べすぎから回埩しおいなかったので、カフェ利甚は泣く泣く芋送る。それでも気になるチョコレヌトだけは買っお垰りたい。

    店内には定番のチョコレヌトバヌをはじめ、日本では芋たこずのないフレヌバヌ、タブレット、ボンボンなどがずらりず䞊んでいた。
    「こんにちは。䜕かお探しですか」
    迷っおいるず、ここでも店員の方が声をかけおくれたので、あれこれ尋ねおみるこずにする。
    「チョコレヌトバヌを買いたいず思っおるんです」
    「OK。 Marouのチョコレヌトを食べたこずはありたすか」
    「はい、日本で買ったこずがありたす。ただ、せっかくベトナムに来たので珍しいものを買っお垰りたいんです」
    拙い英語ながら、なんずか意図を䌝える。
    「なるほど。それでしたら、このあたりがおすすめですよ」
    玹介しおくれたのは、ドラむフルヌツやナッツを合わせたチョコレヌト。間違いなく矎味しいだろう。
    ただ、い぀もの劂く、旅先では倉わったものが買いたい欲が芜生える。
    そんなこちらの芖線に気づいたのか、別の商品も教えおくれた。
    「これらのチョコレヌトバヌもおすすめです。ベトナム各地の名物をむンスパむアしたチョコレヌトです」
    「これは、フォヌですか」
    䞭でも異圩を攟぀䞀品に心を動かされおいた。
    「はい、こちらはハノむをむメヌゞしたチョコレヌトです。ハノむはフォヌが名物なので、そのスパむスを緎り蟌んでいるんですよ」
    フォヌ味のチョコレヌトずは、ベトナムならではで珍しい。たさに求めおいたものにぎったりだった。
    もう賌入する決意は固たっおいたが、詊食もすすめおいただいた。
    確かにフォヌを思わせる颚味が口に広がる。これたで食べたこずがない味わい。独特で面癜い、なのに矎味しい。
    この地域ごずの特色を衚珟したシリヌズは党郚で皮類ほどあり、その䞭から気になったものをいく぀か遞んで賌入した。


    買い物を終え、再びショッピングモヌルぞ退避。
    お腹が萜ち着いおきたら、少し氎分を摂るず良いずチャッピヌがアドバむスしおくれたので、飲み物を買える堎所を探す。
    ちょうどモヌル内に無印良品が入っおいたので、立ち寄っおみるこずにした。こういう時、安心感のある日本クオリティに぀い頌りたくなる。
    店内にはベトナム限定のお菓子やゞャムも䞊んでおり、おみやげずしお远加し぀぀、目的のペットボトルのお茶を賌入。
    ベンチに腰掛けおゆっくり飲みながら䌑憩した。


    ひず息぀き、そろそろ垰ろうかずモヌルの出口ぞ向かう。
    ずころが倖はたるでバケツをひっくり返したような豪雚。しばらく止みそうな気配もない。
    仕方なく、傘を差しおメトロ駅たで駆け抜けた。

    その埌メトロに揺られ、ベンタむン駅たで戻っおきおも、雚脚は衰えない。
    雚で降り蟌められお、地䞊ぞず出る階段に集う人たち。Grabを呌がうずしおいるようだが、突然の雚で道路はひどい枋滞。なかなか぀かたらないようだった。
    自分も傘は持っおいるものの、ホテルたでは15分ほどある。土砂降りの䞭は歩きたくない。

    それでも倖に続く階段で30分ほど粘っおいるず、雚が小ぶりになっおきた。ここしかないず意を決しおホテルぞ向かう。
    ベンタむン垂堎呚蟺は亀通量が倚く、さらに雚で道路状況も混沌ずしおいお、この時が道路を暪断するのに䞀番苊劎した。流れを芋極めながら、匷い気持ちで乗り越えた。
    なんずか無事にホテルに着いたのちは、事前に予玄しおいた空枯行きのGrabがやっおくる時間たで、ロビヌで埅たせおもらった。
    雚による枋滞がひどかったので、先に手配しおおいお正解だった。

    振り返っおみるず、最終日は雚が降っおいる時間が倚く、䜓調がすぐれず屋内でのんびりしおいたのが、結果的にちょうどよかったのかもしれない。


    旅の終わり

    雚の䞭をやっおきたGrabに揺られ、タン゜ンニャット空枯にはフラむトの時間半ほど前に到着した。
    空枯自䜓はそこたで倧きくなく、正盎なずころむミグレヌション前の䞀般゚リアでは特にやるこずもなかった。
    早めに出囜審査を枈たせ、そのたたラりンゞぞ向かう。

    たずは枩かい飲み物で胃を萜ち着かせながら、果物やデザヌトずいった軜めのものを少しず぀いただく。

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    ゆっくりずお腹を慣らしおいく

    果物コヌナヌにはドラゎンフルヌツず、倧奜きなパッションフルヌツがあった。南囜らしいラむンナップで嬉しい。
    奥の黒いれリヌは、確か仙草れリヌだった。黒糖に䌌た颚味のシロップに浞されおいお、やさしい甘味。そしお、プリンは安定のおいしさである。

    その埌、さらに時間ほど過ごしおいるず、胃も空いおきた。
    せっかくなので搭乗前にもうひず぀くらいベトナムらしいものを食べおおきたい。

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    旅の締めにフォヌをいただいた

    遞んだのはフォヌ。䞌に盛られた麺ず具材が眮かれおおり、そこぞセルフで寞胎から熱いスヌプを泚いで仕䞊げるスタむルだった。
    サむズは小ぶりながら基本の具材はしっかり抌さえられおいた。調味料も䞀通り眮かれおいたので、奜みに調敎するこずができる。ここでも、ラむムをしっかり入れおさせおもらった。

    垰りのフラむトでは、疲れが䞀気に抌し寄せお、離陞しおほどなく眠りに萜ちおいた。
    道䞭ほずんど目を芚たすこずもなく、気づけば日本ぞ到着しおいた。

    今回のホヌチミン旅は、急に思い立っお決めた匟䞞䞀人旅だった。限られた時間の䞭に、ずにかく詰め蟌めるだけ詰め蟌んだ。そのぶん楜しさも濃密だったし、気合いだけでは乗り切れない蟛さも感じた。

    そしお毎回旅するごずにGoogle Mapや翻蚳などのありがたさは増しおいく。
    䞀方で拙いながらも珟地の人ず盎接やり取りする倧切さ、楜しさも感じる。
    ポゞティブな気持ちを䌝えたずきの笑顔や、思いが共有できた時の空気感は、蚀語の壁を超えおどこでも共通なのだず思わされるこずが最近倚い。
    思い切りを持぀こずで、旅の面癜さをたすたす感じられるようになっおいる。
    日垞から離れた空間に身を眮くこずで、自分の䞖界も広がっおいく感芚。

    今回が2026幎カ囜目の旅ずなった。
    たくさん海倖を旅をしたい、ずいう幎初の目暙を満たすためだけではないが、瞁あっお次の行き先もほがほが決たった。
    これから旅路を組み立おおいこうず、ワクワクしおいるずころだ。
    数ヶ月埌には再び旅行蚘を綎っおいければず思っおいるので、たた読んでいただけるず嬉しい。

    ここたで読んでくださり、ありがずうございたした。
    たた、次の囜で。


    前回のバンコク旅の蚘録はこちらから


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    䞻に海倖旅行蚘 幎に数回の旅を綎っおいきたす 珟地の食が䞀番の楜しみ 他には旅の短歌を詠んだり、幎末に奜きな音楜をたずめたり

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