
065 挑戦を笑う人と、踏み出す人の違い
人生を重ねると、誰かが挑戦を口にした
瞬間に飛んでくる声を何度も聞きます。
「無理だよ」「どの口が言ってるんだ」
「すごいねー、頑張って」
一見応援のようで、どこか皮肉や
冷やかしが混じっている。
けなされれば気持ちは萎えるし、
表面的な応援の言葉も多い。
けれど、本気で挑む人は他人の言葉に
振り回されてはいけません。
結局歩いていくのは、自分自身なのだから。

皮肉を言う人の中には、実は羨望を
隠している人もいます。
多くのサラリーマンは現状に満足している
わけではなく、「もし好きなことで独立して、
収入も得られるならやってみたい」
と思っている。だからこそ、強くあたるのだ。
けれど最初に浮かぶのは
「失敗したらどうしよう」
というリスクのイメージです。
だから挑戦は怖い。
だから多くの人は動けない。
一方で挑戦できる人は、リスクよりも
「うまくいった未来」を先に思い描く。
最初は苦しくても、必ず花が咲くと
信じられるのです。
常識や統計を知れば知るほど一歩は
重くなるのに、それでも踏み出せる人がいる。
私もかつて独立を夢見て、アルバイトで
資金をつくり事業を試みました。
結局は形にならず、三十歳を前にサラリーマンに
戻ったのですが、二年間のフリーター生活で
「本気で耐え、模索した時間」は今の自分を
支える糧になっています。
挑戦が必ず成功するわけではありません。
けれど、一度でも「自分ごと」として
本気で動いた経験があれば、その後の仕事や
人生には必ず熱意と責任感が残る。
私はその経験のおかげで、今の仕事を
単なる業務ではなく「自分のこと」として
考えられるようになったのだと思います。
結局のところ、挑戦する人としない人の差は
「未来を自分ごとにできるかどうか」。
その選択が、人生を分けるのかもしれません。
あなたは今、何を“自分ごと”として本気で
動けていますか?
比較から学ぶ挑戦の意味。
偶然必然を通じた人生観。
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