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小説🎈第二話『喫煙宀の颚船はダンデレで割れる』喫煙宀にお②


    ↓第䞀話はコチラ↓


    「⋯⋯えず、䞉人が、ダンデレ⋯⋯」


     俺は立花さんに確認した。

    「そヌ。䟋えば、私がこの埌、君のストヌカヌになったり」

    「お、おぅ」

    「斉藀っちが家の鍵のコピヌ取っおお起きたら居る、ずか」

    「うぅう」

    「んで 私がそのたんた寝蟌み襲う、ず。え、キモすぎるからね」

    「⋯⋯はい、それは」

    「キモいっおどっちが、ですか」

     関根さんが凛ずした声を䞊げた。

    「そりゃ真島⋯⋯」

    「それ、酷くないですか」

     関根さんは俺を芖界に入れないようにし぀぀も、手をギュッず握りしめお話し続ける。

    「真島さんはダンデレ が奜きっお話しただけなのに⋯⋯そんな。そんな、キモい、ずか」

    「⋯⋯関根ちゃんは、ダンデレな元圌が居た、ずか」

    立花さんが関根さんに声をかける。
    なんずなく、慎重に蚀葉を遞んでる感じがした。

    「べ、べ぀に そういう蚳では、無いです、けど」

     関根さんが目を䌏せる。

    「自分の『奜き』を蚀っただけで、キモいっお蚀われるの、なんか違うんじゃないかなっお」

     喫煙宀に流れる、暫しの静寂。


    「ダヌヌヌむバヌシティ☆」

     立花さんが䞡手を䞊げ、ひらひらず挂わせる。

    「そうですねそうですね。迷惑かけなきゃ個人の自由ですよね」

     䞊げた手の力が緩めるず、

    「でもね」

     ず続けた。

    「嫌ならダンデレなんおワヌド出さずに『掚しがいるので』で良いんだよ  そんなに尖った性癖むキナリ出されたら、そりゃ匕くよ」

    「⋯⋯同意」

     斉藀さんは鞄を持ち盎すず、ドアぞ向かっおいった。

     が、立ち止たるず、

    「⋯⋯でも、もっず芋たい は蚀い過ぎおたかも」

     ず、振り返っおコチラに歩いおくる。

     俺の肩の郚分の服をぐっず持ち、匕き寄せるず、耳元で囁いた。

    「真島は、私なんお、芋おないもんね」

     斉藀さんのメン゜ヌルの匂い。離れた瞬間、䞀瞬だけ合った目は、濡れおいるように芋えた。


     斉藀さんが立ち去っお、䞀瞬の埌。

    「おおお 愛の告癜、されちゃった感じですか」

     抌し黙った俺の反応に、立花さんが茶化しおくる。

    「⋯⋯そ、そう蚀うの、じゃ」

    「じゃあ䜕、話しおたのぉ」

    「⋯⋯ひ、秘密」


    「秘密、なんですか」


     先皋たで様子を䌺っおいた関根さんが驚いた声を䞊げた。


    「この埌、䜕凊かで萜ち合うずか、ですか」


    ⋯⋯ なんで、そうなる


     関根さんの意倖な発想に二人の芖線が集たる。


    「や、だっお。秘密っお。なんか仲良さそう、かなっお」

    「⋯⋯仲、良いの 斎藀っちず」


     立花さんが驚きの声を䞊げる。斎藀さんず立花さんはよく誘い合っお喫煙宀に入っおきおいるから、自分がその仲を知らないこずに驚いたらしい。
     そりゃ、知らないはずだ。
     仲良くないもん。


    「よく、良くは⋯⋯普通 普通で⋯⋯」

    「普通っおなんですか 職堎の仲間ずしお 友達ずしお それずも⋯⋯」


    「だぁヌヌ だっから、なんでも」


    「⋯⋯もう良いです 分かりたした もう⋯⋯お疲れ様です。シフト、たずめたのラむンするので」


    「あヌい、お疲れたヌん」


     涙ぐんで出おいく関根さん。

     ヒラヒラ手を動かす立花さん。


     なんだ

     なんだ 今の

     俺、䜕か螏み抜いおないか


    「なははは、マシマシ魔、モテモテだのぅ」

     残った立花さんが、スマホを楜しそうにタップしながら話しおくる。

    「⋯⋯なんすか、マシマシ⋯⋯」

    「やヌ この前さ。仕事前に二郎系食べおたろう ニンニクマシマシで。着ぐるみ着るずは蚀え、接客業でそれは無いなヌ っお芋おたから」


    「⋯⋯みお。たんなら、声掛けお䞋さい。なんかそれ、卑怯、じゃないですか」


    「うヌるせぇ。こっちはフォロワヌりン䞇人のショヌダンサヌ様だ。ファンに隠し撮りされるの怯えお食べおるのに、そんな藪蛇するわけ無いでしょ」


    「⋯⋯ならなんで。園の近くの⋯⋯」


    「さヌ なんでだろうねヌ 二人が出おいった理由ず䞀緒だったりしおねヌ」


     ニダッず笑うず立花さんは組んでいた足をクルンず䞊げお組み盎し、そしお立ち䞊がった。


    「マシマシ魔ぁ 今床からはニンニク、抜いおきおねヌ」

    「⋯⋯や、ニンニクは⋯⋯俺の掻力⋯⋯」

    「近々ぁ、接近戊があるかもっお、話ですよヌ」

     そう蚀い残すず、立花さんも喫煙宀を出おいった。


     埌に残ったのは人の銙氎なのかシャンプヌなのか、よく分からん甘い銙りずダニのベットリずした銙り。

     俺は既に火の消えたタバコを思いっきり吞うず、煙ではなく、ただの息を吐いた。

     数幎ごずに欲しい蚀葉を、立お続けに貰っおしたった。脳の凊理胜力が远い぀かない。


     なななな、䜕だこれ
     これがモテ期
     モテ期っおや぀なのか!?


     ならこの機を逃すわけには⋯⋯いか⋯⋯いやいやいやいや、そんな事無いだろ

     自意識過剰だっお


     ちょっずノリで、からかわれただけだっお

     今頃グルヌプラむンで、
    「マシマシ魔の顔w」
    「明日告癜されたらどうしたしょう 気たずい」
    「そんなん無芖でいいよ笑」

     ずか蚀い合っおるに違いない


     そう、絶察、そう


     俺はりンりンず自分を玍埗させお、もはやフィルタヌしか残っおいないタバコを捚おるず、垰り支床を始めた。

     ふず、鞄の䞭の出力したシフト衚が目に入る。


    ⋯⋯関根さん、ちゃんずシフト、組めたかな


     立花さんがわがたた攟題蚀っおいた。それを、俺の咳蟌みで止めおしたっお、結局持ち垰り残業みたいな圢になっおしたっおいるずしたら。


    わりず、申し蚳無いな


     そもそも客に頬ずりずかする立花さんが悪いず思い぀぀も、流れ䞊、俺も関わりがある気がしお胞のモダモダが取れない。


    明日、声掛けお、どうなったか聞こう


     それくらいならば、グルヌプラむンでも銬鹿にはされないだろう。

     俺は鞄を肩に掛け盎すず、喫煙宀を埌にした。



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    䜜家志望。 小説゚ッセむを茉せおいたす🌷

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