【AIにまかせる技術】失敗を知っているのは、その会話だけ|閉じる前のひと言
前回は、うまくいった直しを残す話でした。
今回は、その逆です。
🗑️ うまくいかないと、閉じたくなる
何度か頼んでも、思っていたものが出てこない。
そのうち会話が長くなって、こちらの言っていることも、だんだんこんがらがってきます。あれもだめ、これも違う、と続けているうちに、もう最初から説明したほうが早い気がしてくる。
それで、新しい会話を開いて、やり直します。
よくやります。実際、そのほうが速いこともあります。
ただ、しばらくすると、また同じところで止まります。
🔍 理由は、まだそこにある
止まった理由を知っているのは、いま開いている、その会話です。
何を試して、どこで外して、途中で何を言い直したか。その会話には、やり直しの材料が残っています。新しい会話を開くと、その経緯を同じ形では引き継げません。
新しい会話は、さっき何が外れたかを知りません。

だから同じ道を通ります。こちらも忘れているので、また同じ頼み方をして、また同じところで止まる。二周目のほうが疲れるのは、たぶんそのせいです。
消したくなるものほど、持っていく値打ちがあります。
閉じるのが悪い、という話ではありません。長くなりすぎた会話は、直すより作り直したほうが早い。ただ、閉じる前にひと言だけ取っておくと、次の一周が変わります。
✍️ 今日、ひとつだけ
うまくいかなかった会話を、閉じる前に。ひとつだけ聞いてから閉じてください。やり直すのは、そのあとで大丈夫です。
さっきのやりかた、なんでうまくいかなかったと思う? それ、メモのほうに書いておいて。
答えが返ってきます。見てほしいのは、こちらが何も説明していないのに、何が外れたかを向こうが言えるところです。閉じたあとでは、これができません。
書いておくと、やり直すときに渡せます。新しい会話を「前回はここで外した」から始められるので、二周目が一周目より短くなります。
「短くと頼んだら、要点まで落ちた」の一行で止まっていたら、まだ半分です。「だから、短くではなく、どこを残すかを先に言う」まで書かれていると、次に同じ頼み方をしません。
思っていた理由と違っていたら、それも収穫です。外していたのは、こちらの見立てのほうだった、ということなので。
こうして貯まっていくものは、これまでのメモとは種類が違います。これまで置いてきたのは、だいたい「私はこういう人です」でした。ここから入るのは「こういうときは外した」のほうです。
自分の説明ではなく、やり方の記録が溜まっていきます。
うまくいっている日は、やらなくて大丈夫です。この一手は、詰まった日のためのものなので。
持って帰るのは、閉じる前のひと言だけです。
🍵 おわりに
次回は、そうやって貯まったもののほうを疑う話です。
だめだったときほど、聞く前に閉じたくなります。
ま、いっか。
あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
やりかたを記録していくと、次も同じようにやってくれる、もしくは同じ失敗をしなくなる!と思いたいな~w
よければご活用ください~
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