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【AIにまかせる技術】一回だけのことが、決まりになる|決まりの出どころ

ここ二回で、直し方と、うまくいかなかった理由を書き残してきました。

メモに、少しずつ溜まってきているはずです。増えていくのは、いい感じがします。

たぶん、そこが少し危ないです。


📌 決まりは、一回から生まれます

前回、メモにこう書かせる例を出しました。「短くと頼んだら、要点まで落ちた。だから、短くではなく、どこを残すかを先に言う」。

読み返すと、うしろ半分は決まりの形をしています。今後はこうする、と書いてある。

でも、元になった出来事は、たぶん一回です。

一度うまくいかなかったことから、次に向けた言い方を作る。向こうも、こちらも、わりと自然にやります。おかしなことではありません。

というより、書いてもらえると安心します。ちゃんと学習した感じがするので、中身はあまり読まずに、そのまま置いておきます。

ただ、書かれたあとは、それが前提になります。一度きりのことが、次からは前提として使われることがあります。


🔢 文にすると、見分けがつかない

困るのは、あとから区別できないことです。

「短くと言うと要点が落ちる」と、「短くと言ったら要点が落ちた、一回」。意味はずいぶん違うのに、メモに並ぶと同じ顔をしています。

一回だったのか、何度もだったのかは、書かれた文には残りません。

だから、溜まったものは増えるほど強くなります。正しくなるわけではなくて、強くなる。数が増えたぶんだけ、疑いにくくなります。

そして、書いてあれば守られます。「短くとは言わない」が入っていれば、本当は短くと言えば済む場面でも、言わなくなる。一回の出来事から、使える頼み方がひとつ減ったことになります。増やしているつもりで、減らしていることがある。


✍️ 今日、ひとつだけ

メモの中から、決まりの形をしている行を、ひとつ選んでください。「〜する」「〜しない」で終わっているものです。

選んだら、こう聞きます。

この行、何回あったこと? 一回だけ?

一回です、と返ってくることもあれば、そもそも思い出せないと言われることもあります。どちらでも構いません。

正確な数が知りたいわけではないので。向こうも数えてはいません。聞いてみると、自分が決まりとして読んでいたものが、元は一回の出来事だったと気づく。気づくのは、こちら側です。

強く書いてあることと、元になった回数は、別です。

一回だったからといって、消さなくて大丈夫です。むしろ「いまのところ一回」と書き足させておくと、次に同じことが起きたときに、二回目だと分かります。

何回もあった、と返ってきたなら、それはそれで。ちゃんと効いている決まりを、ひとつ見つけたということなので。

貯めるのと、疑うのは、たぶんセットです。片方だけだと、増えるいっぽうになります。


🍵 おわりに

次回は、溜まってきたメモを短くしたくなったとき。整理したつもりが、いちばん惜しいところから消えます。

一回で決めているのは、たぶん向こうだけではありません。

ま、いっか。


あとがき

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

何度も伝えている要件をカウントしてもらうのいいかもしれないですね!
私も試してみたくなりましたw

よければご活用ください~

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