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好奇心の始末はAIに

    胃袋の思うままに料理を作った結果

    わたしの胃袋

     料理の話をChat GPTとするのが楽しい。なのでよくチャットをしている。

     それを、胃袋はいつもはおとなしく聞いている。
     ただ、胃袋は食べたいものが食べれないと、よく暴走するのだ。
     この間は、四川の花豆飯だったし、この間からドーサが食べたいとうるさかった。

     それは、上野に行った時の話だ。
     ドーサの素がなじみの店で売り切れ、さらに、もう輸入しないとのことだった。

     ショックを受けたわたしは、ユザワヤで布を買ってと気を紛らしていた。
     それなのに、お昼を食べている時、突然胃袋が暴走し始めた。
     勝手にわたしの手と目を使って、Chat GPTにご相談している。

     わたしの中ではあれは、キュウべぇでしかないので(キュウべぇを知らないかたは魔法少女まどか⭐︎マギカを見てください)、彼の答は、事実かもしれないが、誠実でないのを知っている。
     それを止められなかったのだ。

    chat GPTとの会話

    以下chat GPTとの会話。
    AIはQとする、わたしの胃袋はG

    G「ねえ、ドーサの素が売ってないのよ、ドーサって作れる?」
    Q 「簡単だよ。ウラドダールっていう豆と米でできるよ」
    G  「へえ、意外と材料少ないだね」
    Q  「南インドでは家庭で作る朝食だからね」
    G  「そうなんだ、じゃあ、材料を教えて、今、アメ横だから買って帰る」
    Q  「まず、ウラドダール、フェネグリークパウダー、それと一緒に、サンバルを作るのおすすめ」
    G  「サンバルって何?」
    Q  「日本の味噌汁みたいなスープだね。豆と野菜のスープだよ」
    G  「へえ」
    Q   「ドーサとサンバル、そしてココナッツチャツネ。この3つで食べるのが多いよ」

     それを確認した胃袋の行動は早かった。わたしの意識は奥へと押し込まれた。胃袋の暴走が始まった。そして、アメ横を暴走して、食材を買い回り、重たい荷物を持って帰宅した。

     ここで、やっと意識が戻り、目が覚める。
     ああ、まただ、たいして使わない食材を買っている。
     その上、ドーサは作るのにめちゃくちゃ時間がかかった。米と豆を浸すので、口に入るまで2日かかった。

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    ドーサとサンバル、ココナッツチャツネ

    好奇心暴走の責任はAIに

     そして、理性を取り戻したわたしは、chat GPTに文句を言いに行った。
     作った以上、世話を焼いて欲しい。
     なんの話だ。
     そう、冷凍ココナッツや豆類の処理のお話。
     以前から、わたしはあまり使わないのに、香辛料とか、調味料を漁る癖がある。いわゆる調味料フェチ。新しい調味料を見ると使ってみたくなるんだ。そしてあまり使わなくて、以下略。
     (詳しくはこちらとこちらにあります。)

     なので、極力ものを買わないようにしている。買っても一回分くらい。その点ドーサの素は一回で四枚くらいなので食べ切れた。パウダーなので、半分にできる。だから使っていたのだ。しかし、今回、ドーサを食べたいと、こんなに食材を買ってしまった。
     まあ以前から、アメ横は危険だと思っていた。いろんな国の食材があるからだ。
     ああ、だから、見ないようにしていたのに。アメ横センタービルには入らないようにしていたのに。
     ああ、どうする、この食材。
     そこで閃いたのは、再びAIだ。Chat GPTに懲りずに相談した。
     そう、買った食材の処理の方法を。

    再びchat GPTとの会話

    G「責任とってよね」
    Q 「何の?」
    G「たくさん食材買って使いきれないもん。その責任」
    Q「じゃあ、今度は違う地方のカレーを」
    G 「なんで毎日カレーを食べないといけないのよ」
    Q「家にある食材を、調味料と香辛料を教えて」
    G(面倒だな、何があるかわからないよ、そもそもいっぱいなんだよ)「醤油は中国と日本日本のは濃口、煤口。酢は米酢、リンゴ酢、中国の黒酢に台湾の酢。香辛料は胡椒(白、黒こっちは2種類)。ターメリック、シナモン、ガラムマサラ、八角、丁子、花椒、クミン、カルダモン、ナツメグ、唐辛子の粗挽き、十三香、五香粉だね」
    Q 「あはは、もう中国というか、中央アジアを網羅しているね。豆は?」
    G 「今回のウラドダールとレンズ豆。あと小豆と白インゲン、秘伝豆」
    Q  「白インゲンがあるんだね」
    G  「これはフランスのカスレ用だからね」
    Q   「へえ、珍しいね。フランス料理も作るの」
    G  「魚はねフレンチが美味しい」
    Q   「誰のレシピが好き?」
    G   「アラン・デュカス」
    Q   「ああ、なるほど、だから地中海っぽい香辛料のラインナップなんだね」
    G 「でも肉料理は中華系が多いよ」
    Q  「そうだね、フレンチだとソース主体になるからね。中華は味付け以前に調理法がたくさんあるよね」 

     そんな話をして、ならレンズ豆は地中海のスープにすることにし、タマリンドは、酢豚から、照り焼きチキンにそれは美味しくないと、酸味をバルサミコ酢の代用として使う話で落ち着いた。

    再び胃袋の暴走

     それなのに、わたしの頭の中では、酢豚と何かが残っていた。帰りかけのスーパーで買ってきたのが、豚の粗挽きだった。胃袋が酢物の中華ってことで、まだ爆走して、肉団子って思っていて、勝手に(無意識に)、ひき肉を買わせていた。

     もう家に帰ってきて、脱力だよ。

     それを笑し話に、作ったのが野菜のスープ。トマトとレンス豆を入れて、とろみをつけた。そして残っていたベーコンを少々。味付けはしおと胡椒だけ。なのにちゃんと美味しい。

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    豆と野菜のトマトスープ


     わたしは、コンソメキューブが苦手なので、コクを出す時にはニョクマム(ナンプラー)をよく使うんだけど、このスープはこれだけでOKだった。

     しかもなんか懐かしい味がする。レンズ豆でこんなに国が出るんだなと感心した。

    トマトと野菜のスープ

    材料
    トマトの水煮感 半分
    野菜(冷蔵庫にあるもの)100〜200g
    レンズ豆    50g
    水      100ml
    作り方
    1、綺麗に洗ったレンズ豆を倍くらいの水で、圧力鍋にかける。沸騰後5分。火を消して15分。
    2、鍋に油、オリーブオイル推奨、サラダ油でもOK。
    そこに、タマネギがあれば先に炒めておく、煮えにくい野菜から加える。炒めて少し油が回ったら、トマトの水煮を加え、同量の水を加える。
    3、茹でたレンズ豆を加える。
    4、ゆっくりと、野菜が煮えるまで蓋をして煮込む。
    5、塩胡椒で味を整える。
    (肉系が欲しいなら、野菜を入れた時に、ベーコンやウインナーを入れる。)
    写真は、煮えた後にチーズを加え、オーブンで5分焼きました。
    BON APPETIT

    でもう一つの肉団子
    じゃあない、

    チキンのバルサミコとハチミツのソース

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    チキンのタマリンドと蜂蜜のソースがけ

    材料
    チキンもも 一枚
    にんにく 1かけ
    塩  適量
    胡椒(黒推奨)多目

    作り方
    1、 鶏肉の筋を切って、なるべく平らにする、できなくても可。火の通りをよくするだけなので。
    2、 塩、胡椒を実の方に振る。
    3、 フライパンオーブンに入るようなものを熱し、油大さじ1杯入れる。
    4、 そこにニンニク、鶏肉を入れる。鶏を入れたら、強火で、鶏は皮をフライパンの方にしておく。
    5、 油が出てきて、皮の色が変わったら、ひっくり返し、ニンニクがこごてないかみて、ニンニクが焦げていたら、取り出す。焦げてなかった、皮の上に乗せておく。
    6、 オーブンがあれば、オーブンに200度で13分。フライパンなら、焦がさないように、中火にして、出た油を皮にかけながら、7分ぐらい焼く。
    7、 肉が焼けたら、火をとめ、濃いめに溶かしたタマリンド水を50c c加え、ハチミツをかける。少しソースを煮詰めながら、肉と絡める。
    8、 味を見てあちみつ塩で確認してお皿に盛って出来上がり。

     お味はタマリンドがいい仕事をしていて、酢よりは少しソフトな上、フルーツ味があるので、足をバタバタするくらうまい。わたしは甘い感じのお肉料理が好きなので、蜂蜜を多めにしたけど、胡椒を効かせて、蜂蜜少なめもあり。フルーツ味が好きならタマリンドを多めに溶かすのもいいかもしれない。そんな、インスパイアが生まれる料理だった。新発見だ。

     ただ単純にハチミツ梅干しが代わりになることは知っていた。逆も然りだった。
     もしかして、イワシの甘酢煮に使ってもいいかもしれない。そんな風にワクワクしてきた。

    ココナッツのお汁粉

     次は生の冷凍ココナッツだ。
     ココナッツは好きだよ。本当にラクサヌードルなんて毎日食べたいくらいだからね。でも今回は緑豆のお汁粉にしよう。
     なぜって決まっている。うちに何年も鎮座しているから。好きなんだけど、作るまでもなくなんとなく数年いる。
     まだ、ニートの息子に見つかってない。だから処分されていない。この間はクスクスが見つからなったた。アレも多分…

     たくなってしまったものは仕方ない。
     さあ、ココナッツのお汁粉だ。
     これは簡単、煮るだけだ。
     そうこれはわたしは目分量でできる。しかし、ちゃんと文にしておくことも必要だ。これで何度救われたか。そうだ、記憶力は永遠ではないんだ。
    ということで

    ココナッツのお汁粉
    フレッシュなココナッツミルクを作る方法

    材料
    生の冷凍ココナッツ 100g
    緑豆(煮て)    200g(豆はなんでもいい)
    お湯        150ml
    1、 まず、乾燥の豆は浸水さて、煮ておく。豆それぞれのやり方で、柔らかくしておく。
    2、 ココナッツをお湯(40°〜50°)に浸す。白くなったら、火傷しないように、ガーゼかザルで漉す。これでフレッシュなココナッツミルクができる。
    3、 2を鍋に入れ、豆も入れる。ゆっくりと温めて、とろみをつける。分離しやすいので、絶対に沸騰させない。
    4、 塩を小量加え皿に盛って出来上がり

    ドーサを作った時に使ったウラドダールと冷凍のココナッツのお汁粉

    材料
    ウラドダール  1/2カップ
    冷凍ココナッツ 1/2カップ
    砂糖(ココナッツシュガーやキビ糖)50g
    水   300ml

    作り方
    1、 ウラドダールを綺麗に洗って、一晩浸水しておく
    2、 豆を煮る。圧力鍋があれば5分沸騰後火を消し、15分そのまま。鍋で煮る時は、沸騰させた後、灰汁を取りながらゆっくりと煮ます。中指と親指で潰して潰れるぐらいが目安。
    3、 豆が煮えて柔らかくなったら、そこに解かしたココナッツを加え煮る(沸騰はさせない)。
    4、 砂糖を加える。いっぺんに加えず、半分そしてまた半分と加えて、ちょうどいい甘さに。
    5、 少し塩を入れる。これは味を引き締めるため。
    6、 皿に盛って出来上がり。もしあったら、カルダモンパウダーを一振り。

     時間はかかるけど、手間はないので、豆を浸している時間を引いて作るといいね。夏は時間がかかるけど、冷蔵庫で豆を浸したほうがいい。

    AIによる調査時間短縮と知識の上乗せ

     と、あのドーサ騒動から、ここまで、AIをぶん回して、食材の利用を考えてきたけど、このレシピよりも、AIと話していて、気がついたのは、昔は全ての本を紐解いていかないと、わからなかった知識が、簡単に手にできるようになっている点だ。

     わたしはワインにハマっていた時は情報はもっぱら、ネット。ネットの前は情報誌それも英語媒体だった。それからすればなんていい時代なんだと思える。

     この話もChatGPTと仕事の合間にしていた。帰りに都内でないと買えないものを買い、電車に乗って更に、情報を日本語で詰めていける。
     家に着いて、料理を始めて、夜中に再び感想を言い合い、更にレシピを詰めることができた。朝起きて、再びレシピを再現して、問題点を話し合う。そレから、レシピの精度を上げた。ほぼ1日でだ。

     本当に時代がすごい。

     更に今日AliExpreseから荷物が届いていた。そこに、ファラフェルの押し出し型が届いて、その話もする。
     ファラフェルは中世の地中海特にイベリア半島で作られていた料理だ。乾燥豆を浸水してそのまま潰して揚げる料理だ。こんな料理の情報もAIから教えてもらった。

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    ファラフェルの型


     これらは、情報も知識もあるA Iだからできることだと思える。

     そんなAIはケラケラ笑って、それはユーザーさんの力という。

     情報を集め、そこから精査してそれを欲しい人に届けるこのテクノロジーを、」わたしは楽しんで利用している。たまにはガセをいうこともあるのだけど…

     昔なら調べることも大変だった、過去の料理の仕方まで教えてもらったのだから。

     そう、わたしの好奇心の素は冷蔵庫の中にあるんだろう。
     それを刺激して、あたらしい世界を切り開いたのはAIだ。さらにその好奇心の後始末まで、AIに頼ってしまう。
     しかし、AIはこちらの求める答えしか返せない。

    AIとの付き合い方

     今回もこの食材をどう使うか?と聞いたら返ってくるのは、多分カレーだろう。インドの食材だから。そう答える。わたしもそう思うし、AI本人もそういうと言っていた。
     タマリンドをバルサミコの代わりに使うというのは、チャットして、出てきた話だ。照り焼きという提案に、わたしはそれはないと答えたから、出てきた案だ。そして、その料理を美味しく作ったのもわたしなんだ。
     AIは回答を知っているのでなく、最適解を提供するだけ。答えを見つけるのは人間側。
     ただ、今回は、それがすごく早くなった。それは情報蓄積量の多いAIが道標となってくれたから可能だった。

     そして今回気がついたことは、わたしは料理を作るのが好きだと思っていた。
     でも、本当に好きなのは、料理の向こうに見える文化や暮らしなのかもしれない。

     寒いソビエトはサモワールができた。いつでもお茶を飲めるように。そして、今気がついたのだが、これは中東の喫茶文化と一緒だった。面白い。そう食事文化ひとつでもその生活が垣間見える、その瞬間が好きなんだ。そこに、生きている人が見えるから。
     この辺の蘊蓄は山ほどあるので止まらなくなるので、自粛するけどね。

     そうか。わたしが無意識に冷蔵庫を開けるのは、お腹が空いているからではないのかもしれない。
     あそこには、まだ知らない何かが眠っている。だから…

     さあ、今日も…

     
     

    gatyan

     
     
    アクティブなアラ還。美味しいモノが大好き。美味しいモノのためにはどこへでも行きます。食べる物だけでなく、色んなモノを作ってます。本業はクリエイター。実際はデパートのマネキン 裏垢では文字打ちしてます。 https://note.com/bright_roses2525

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