【北海道&東日本パスの旅⑤】(青森~札幌)海を越え山を越え北の大地を駆け抜ける
北海道&東日本パスの旅5日目の記録です。前回の記事はこちら↓
(注:この旅行記は2021年7月のものになります。当時とは列車の時刻や車両、料金、サービス等現在と異なる場合がありますのであらかじめご了承ください)
5日目(2021年7月16日)
北海道上陸
天気予報と交通情報を確認して5日目の始まり。青森から普通列車に乗り込みますが、これでは北海道に渡れないので…。

特急オプション券を購入して新幹線で北海道へ。6,000円ちょっと課金しますが、すごいのは新幹線のみならず北海道内の特急列車にも1日乗り放題ということ。これを駆使して、今日明るいうちに札幌までたどり着けるのだ!
(注:現在は特急乗り放題のオプションは無くなり、新青森ー木古内間の新幹線のみの乗車となっています)

全席指定なので空席を利用することになるが、仙台始発のはやては余裕十分。いざ、北海道へ‼

青函トンネルをくぐり抜け、新青森から50分で木古内に到着。トンネル付近はスピードダウンするとはいえ、やっぱり新幹線は速い。

古きよき列車旅
オプション券で乗れるのは木古内までなので、道南いさりび鉄道に乗り換える。本数が少ないので、場合によっては長時間待たされることになるが、幸い接続がよく、ホームで待っていた復刻カラーのキハ40に乗り込む。

日差しが出ると暑く感じるが、この車両には冷房は無く天井を扇風機がグルグル回るのみ。それでも窓を少し開けると、心地よい風が入ってくる。昨今の猛烈な暑さだと厳しいだろうけど、これも貴重な体験かもな。

列車は海沿いの高台をコトコト走っていく。新幹線からはちょいと見えるだけの函館山も、じっくり眺められる。

オプション券という飛び道具
函館の一つ手前の五稜郭で下車し、特急北斗に乗り換え。道内は普通列車のみでの旅程が年々難しくなってきているから、これは助かる。

まだ夏休み期間前だからか、自由席でも空席は多数あり、車窓の景色を存分に堪能できる。昔ながらのローカル鈍行も旅情を感じるにはいいけど、さすがに快適性と速達性では特急にはかなわない。


1時間半ほど乗って長万部で下車。このまま乗っていけば後2時間位で札幌に着くが、ニセコ・小樽経由の函館本線(通称山線)を乗りつぶすためにここで降りたのだ。

小樽行きの普通列車は約1時間待ち。ちょうど昼時なので、駅近くの食堂へ。ここは長万部の名物駅弁であるかにめしの製造元で、駅弁を買うこともできるが、時間があるので店内でゆっくり食事することに。北海道には何度も来ているが、なかなか機会に巡り合わず、ようやく念願かなって味わうことができた。出来立てのかにめし、美味い‼

駅に戻ると列車待ちの人がチラホラ。席を確保するため早めに改札へ並ぶ。

山線の行く末
長万部から先、小樽方面への列車は1日わずか4本。もう日常的に利用する人はほとんどいないのかな。列車に乗り込んだのも案の定ほとんど旅行者っぽい人たちばかり。

たった1両の小樽行きは最近導入された新型車両。経営環境の厳しい北海道でも車両の世代交代は確実に進んでいる。さすがに30℃を越える暑さだと、風にあたる旅情より、空調完備の快適性が勝るかな。
車内はまあまあ席が埋まっている。これから18きっぷシーズンになればさらに混みあうのだろうか。新型車両は快適だが、座席が少なくなったので立ちっぱなしになる恐れもありそう。

列車は山と田園の景色の中を坦々と進んでいく。北海道の鉄道の特徴ともいえるのが、駅間の長さ。近年利用者の少ない駅をどんどん廃止したこともあるが、次の駅まで10㎞を越える区間もざらにある。

いくつか山を越え、羊蹄山の麓の町倶知安に到着。途中で降りた人はほとんどいなかった。

ここから列車の本数も増え時間に余裕もあるので、いったん列車を降りて駅周辺をふらっと歩く。
世界的なスノーリゾートとしてすっかり有名になり、冬場はもはや日本とは思えない光景も目にすると聞くが、今の時期はいたって静かな田舎町の時間が流れている。

駅前通りのカフェでひと休みして駅へと戻る。ホームの隣では新幹線の建設工事が始まっているかと思いきや、これは在来線の仮設ホームらしく、今ホームのある場所に新幹線の駅を建設するらしい。そして新幹線が開通した暁には、今乗ってきた長万部~小樽までの区間は廃止となる予定。

倶知安始発の小樽行きは2両編成だが先ほどとは違いガラガラ。旅人のわがままを承知の上だが、やっぱり空いていたほうが落ち着くね。

北の大地の大都会札幌へ
帰宅する学生などで次第に混みあってきて小樽に着く。朝青森を出て1日中列車に乗り続け、もう夕方なのか。同じホームの電車に乗り換え、日も傾きかける中ラストスパート。


青森から約12時間かけて札幌に到着。列車を降りると、ローカル列車ののどかな雰囲気から、一気に都会の喧騒に飲み込まれそうな感覚になる。

駅ナカの飲食店で夕食を済ませ、すすきのまで続く長い地下道を歩いて今宵の宿へ。新しくて快適なホテルだったけど、今は料金もグッと上がっているのかな?明日の出発は早いので寝るのも早めに。

6日目に続く
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