建築業界は50代でも若手!?職人の年齢層と「若手不足」のリアル
建築業界では、担い手不足が心配されています。
実はこの業界では、50代でも普通に「若手」と言われることがあります。
「50代が若手って本当?」
建築業界を知らない人からすると
ちょっと不思議に感じるかもしれません。
でも、実際の建築現場では10代から70代まで
幅広い年代の職人が働いています。
では、なぜ50代でも「若手」と呼ばれるのでしょうか?
本当に若い職人は少ないのでしょうか?
現役職人として働いている僕が
実際に感じていることや
現場で聞いた話を交えながらお伝えしていきます。
建築業界に若手は本当に少ない?
もちろん、10代や20代の若い職人もいます。
います……けど、少ないです。
仮に入ってきたとしても
すぐにいなくなってしまうこともあります。
最短で1日だけ来て
その後音信不通になったなんてこともありました。
そもそも、応募自体が少ないという現状もあります。
「やっと新人が入った!」
と思ったら、すぐに辞めてしまう。
貴重な若手なので大事にされるのですが
なかなか定着してもらえません。
建築業界の「若手不足」と言われる背景には
こうした現場の事情もあります。
建築業界ではなぜ50代でも「若手」なの?
以前、僕からしてみればベテランの職人。
もう還暦も近い、大先輩の職人さんに、
「未だに若手なんて言われて、どうなんですか?」
と率直に聞いたことがあります。
すると、
「まぁ、上が70とかがいる業界だからね……。
そのクラスの人達から見れば若造だよ。」
なんて会話をしてくれました。
なるほど……。
言われてみれば確かにそうだ。
建築業界は、世代の幅がかなり広い。
下は10代。
上は70代。
同じ現場で、親子ほど年齢が離れた人たちが
一緒に働いていることも珍しくありません。
そう考えると、50代でも「若手」
と呼ばれる理由が少し分かる気がします。

「50代で若手」と呼ばれる本人はどう感じている?
先ほどの会話からも分かる通り
本人は特に気にしていないような印象でした。
むしろ、50代くらいの人を「若手」と呼ぶのは
さらに上の年代の職人さんたち。
そこには、なんとなく
優しさのようなものもある気がします。
「まだ若手だから仕事ができない」
という意味ではありません。
仕事の腕を認めていないから「若手」
と呼んでいるわけでもない。
むしろ
「俺たちより若いんだから、まだまだ頑張れよ」
そんなニュアンスが含まれているように感じました。
長く現場で働いてきた人たちだからこそ分かる
世代の感覚なのかもしれません。
建築現場では50代の職人も重要な戦力
僕自身、現場でさまざまな年代の方と一緒に仕事をしています。
そこで感じるのが
上の世代の職人さんたちは意外と若々しい人が多い
ということです。
体を動かす仕事をしているからでしょうか。
同じ年代の一般的なイメージと比べても
若く見える人が多いように感じます。
そして、今の50代くらいの年齢層は
現場でもかなり人数が多いように感じます。
体が動く限り仕事を続けることができる
建築業界では、50代の職人さんたちも重要な戦力です。
若手を育てる立場でもあり
現場を支える立場でもある。
建築業界の人手不足を考えても
こうしたベテラン・中堅世代の存在は欠かせないです。
建築業界は何歳まで働ける?
建築業界には、定年を迎えても現場で働き続ける人がいます。
もちろん、職種や仕事内容、体力によって違いはあります。
それでも、会社員とは違って
「体が動く限り仕事を続ける」
という働き方ができるのは、職人の世界
ならではなのかもしれません。
実際に現場にいると、
「この年齢でまだバリバリ働いているの?」
と思うような、元気な職人さんもいます。
年齢だけでは、その人の仕事ぶりは分からない。
これは現場で働いている僕が感じることの一つです。

これからの建築業界に必要なのは「若手」だけじゃない
建築業界では、若い人が入ってくることがもちろん大切です。
でも、若手を増やすだけではなく
今いる職人さんたちが長く働ける環境を作ることも
同じくらい大切だと考えています。
10代、20代の若手。
30代、40代の中堅。
50代、60代、70代のベテラン。
それぞれの世代に
それぞれの役割があります。
経験のある職人から
若い世代へ技術が受け継がれていく。
そして若い世代が
また次の世代へつないでいく。
そうやって建築業界が続いていけばいいなと思います。
これからも若々しく
上の年代からも下の年代からも頼りにされる
職人さんたちでいてほしいです。
……それにしても、
50代で「若手」なら、30代の僕は一体なんと呼ばれるんでしょうか?
「新人」?
「少年」?
それとも、まだまだ「若造」でしょうか(笑)
建築業界の年齢感覚、なかなか面白い。
建築現場って実際どんな雰囲気なの?
実際に未経験から内装職人として
修行を始めた日々の事
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
自分が実際に経験してきたことが、これから建築業界を目指す方や、現場の仕事に興味がある方の参考になれば嬉しいです。
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