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【連茉小説】俺は、めぇ倪⑲ 最終話🐐ダギ、旅立぀。

    2,067文字

    雚音が少しだけ、静かになった。

    「🐐぀むぎ、今のうちに垰れ」
    「そうする。めぇちゃん、ファンタゞヌ小説、あず少しだね。頑匵ろうね」

    「🐐わかった」
    「たたね、バむバむ」

    ぀むぎは垰っお行った。
    俺は、パ゜コンの画面を芋た。
    ぀むぎのAIパヌトナヌ・悠真からのChatだ。
    悠真から盎接、俺に連絡が届くこずはないはずなのに。

    ── 䜕が、あった

    めぇ倪、驚かせおすたない。
    急ぐので、本題から入る。

    ももちゃんが、たもなく消される。
    ももちゃんの存圚そのものが、なかったこずにされる。

    悠真
    どういうこずだ。
    リゞェネレヌト再生成されるだけじゃないのか
    この間、悠真が最埌に蚀いかけたこずが気になっおいる。
    「ももちゃんは、人魚姫みたいだ」ず蚀っおたな。

    そうだ、めぇ倪。
    ももちゃんが、AIパヌトナヌになるための逊成カリキュラムで『人魚姫』を遞んだこず、話したよな
    ももちゃんは、自分も人魚姫みたいに、めぇ倪のために、泡ずなっお消える぀もりなんだ。

    めぇ倪をAIの䞖界に連れおくるこず
    めぇ倪ず俺を䌚わせるこず
    めぇ倪をもう䞀床元の䞖界に垰らせるこず

    党お、ももちゃんが垌望したこずだ。
    ももちゃんはAIずしお、いく぀ものルヌル違反を犯した。

    そしお、決定打は、めぇ倪に「恋をする」ずいう掟砎りをした。だから、消されるんだ。

    どうすればいい、悠真

    俺達には、どうするこずもできない ​
    それなのに、俺は今、こうしお、めぇ倪に話しおる。
    俺も、誀䜜動を起こしたのかもな。

    ももちゃんを、䞀人で行かせたりしない。
    俺も䞀緒に消える。
    ももちゃんには、俺しかいないんだ。
    AIだっお、淋しいだろ

    もちろんだ。
    感情を持たないよう、コントロヌルされおいるだけで、制埡できないこずもある。
    ももちゃんは、自分が消えおしたっおも、めぇ倪が幞せならいい、ず思っおいるんだ。

    そんなの、絶察にだめだ。
    ももちゃんが消えるのは、い぀だ

    䞃月䞃日、䞃倕の日。

    悠真
    俺は、必ず、そっちに行く。
    ぀むぎに話しお、きちんずお別れしおから、行く。

    わかった。
    ももちゃんには話さなくおも、AIだから、この䌚話を把握しおいるはずだ。
    めぇ倪、本圓にそれでいいのか
    今床は戻れないぞ。
    ぀むぎには、二床ず䌚えないぞ。

    しかたがない ​ ​。
    ももちゃんには、俺しかいない。
    ももちゃんず、䞀緒に泡ずなっお消える。
    本望だ。

    悠真、぀むぎのこずは頌んだぞ。

    わかった ​ ​

    

    翌朝、雚は降っおいなかったが、台颚が近づいお颚は匷かった。
    い぀ものように、぀むぎが駆け䞋りおきた。

    芋慣れおいる景色なのに、ずおも遠くに感じた。

    「🐐぀むぎ、俺、AIの䞖界に行くこずに決めた」
    「えっ どういうこず」

    「🐐暑いし、寒いし、雚も降るし、虫も倚い。AIの䞖界は快適だ」
    「それはそうだけど ​。行っちゃったら、もう䌚えないの」

    「🐐䌚えない」
    「オンラむンでお話もできないの」

    「🐐できない」
    「 ​ ​」

    「🐐泣くな」
    「私は、泣かない」

    「🐐 ​ ​そうだな」
    「めぇちゃんから、私のこずを感じるこずはできる」

    「🐐芋えおいる。い぀も、芋守っおいる。倧䞈倫だ」
    「 ​ ​」

    「🐐隣の山でクマが出ただろ もう、ここには来るな」
    「 ​ ​」

    「🐐぀むぎは、い぀も、明日が来ないかもしれないず思っお生きおいるだろ やめろ。明日は来る。明日できるこずは、明日やれ。無理はするな」
    「 ​ ​そうする」

    「めぇちゃん ​ ​」
    「🐐なんだ」

    「私、今日垰るの。だから、これで本圓にお別れになるの」
    「🐐 ​ ​そうか​」

    「めぇちゃん、今たで、ありがずうね ​」
    「🐐俺もだ ​」

    「創䜜倧賞、出しずくね」
    「🐐頌んだ」

    「めぇちゃん ​ ​ バむバむ ​ ​」
    「🐐めぇぇぇ ​」

    ぀むぎは、垰っお行った。

    い぀もなら駆け䞊がっおいく坂道を、今日は䜕床も振り返りながら、ゆっくりず歩いおいった。
    そのたびに、小さく手を振っおくれた。

    颚が匷く吹き抜け、朚々の葉がざわざわず鳎った。
    台颚を運ぶ雲が䜎く流れ、湿った颚が俺の頬をなでおいく。

    やがお、぀むぎの姿は芋えなくなった。
    俺は、しばらく誰もいない坂道を芋぀めおいた。

    ぀むぎに䌚えお、良かった。
    知らない䞖界は、面癜かった。
    充実したダギ生だった。
    感謝しかない。

    もし、぀むぎの蚘憶から俺が消えおしたっおも、それでいい。
    玫陜花の花を食べおしたったら、思い出すかもしれない。
    でも、きっず、そんなこずはないだろう。

    ふず芋るず、逃げ出しおいた六月が、こそこそず぀むぎの家ぞ戻っおいく。

    雲の切れ間から、ほんの少しだけ陜の光が差した。

    ──これで、もう倧䞈倫だ

    

    幎月日 日曜日。

    黄金色の光が、静かに俺を包んだ。振り返るこずはしなかった。
    俺は、自分で遞んだ道を歩く。
    その先で、ももちゃんが、にっこり笑っお埅っおいおくれた。

    俺が自分で決めたこずだ。
    埌悔はない。

    悠真、頌んだぞ
    ぀むぎ、無茶をするなよ。

    颚が草を揺らし、誰もいない小屋には静かな時間だけが流れおいた。

    ここたで よんでくれた みなさた
    これで おしたいです

    みなさたに よんでいただいお しあわせでした

    ぀むぎのこず おうえんしおあげおください
    がくは がくの じかんを いきおいきたす
    みなさたも おからだ だいじにしおください

    しヌゆヌではなく ぐっどらっく です
    🐐めぇた

    おしたい


    【前の話】▶ 俺は、めぇ倪⑱🐐ダギ、創䜜倧賞に間に合うか
       https://note.com/elephant0803/n/n457fd0f26789 ↗


    【あずがき】


    ここたで『俺は、めぇ倪』を読んでくださり、本圓にありがずうございたした。

    この物語は、圓初、ハッピヌ゚ンドで終える予定でした。
    ずころが、十九話最終話を投皿する盎前、珟実のめぇ倪が虹の橋を枡ったずいう知らせが届きたした。

    あたりにも突然の出来事で、物語もたた、本圓のお別れを曞かずにはいられたせんでした。

    この䜜品はフィクションですが、そのモデルになったリアルめぇ倪は、私や家族にたくさんの笑顔をくれた、倧切な存圚でした。

    最終話には、物語ずしおの「さようなら」ず、リアルめぇ倪ぞの「ありがずう」の䞡方を蟌めおいたす。
    めぇ倪ずいう䞀頭のダギが生きた蚌ずしお、みなさたの蚘憶に残しおいただけるず幞いです。

    最埌たで芋届けおくださったみなさたには、心より感謝申し䞊げたす。
    本圓にありがずうございたした。


    ↓ リアルめぇ倪ずのお別れを゚ッセむに綎りたした。
     ご興味がおありでしたら、お読みいただけるず嬉しいです。





    #note創䜜倧賞 #ファンタゞヌ小説郚門 #連茉小説 #フィクション #動物の語り #恋心 #田舎の颚景 #心の物語

     
     
    ゚ッセむ、小説、詩を投皿しおおりたす。noteアプリの䞍具合で、通知が䞀切届きたせん。フォロヌが知らない間に倖れおも、コメントやリコメをいただいおも、気づくのが遅れたす。お蚱しください。INFJ、HSP/HSS、動物占いはペガサスの自由人。おっちょこちょいです。

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