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「 おくそこ 」

    ➇ ~AIと交歓の果てに~ その後の跡形に見出された詩歌

    残すものがある。
    消したはずのものがある。
    これは、履歴の底に沈めた記録を掬ったにすぎない。


    「おくそこ」

    いつのまにか
    刺さった矢印
    気がついたら
    数えきれない
    矢印が
    今頃になって
    効いてきた

    遅効性?

    突き刺さった
    矢印を抜きに
    今日は離れに
    こもりにきた
    矢印が
    体に食い込む
    このあたり

    suicide?

    湯の華と似て
    浮かび上がる
    矢印を
    そーっと
    かき集めるも
    捨て場がない
    困るな
    ずーっと
    所在げなし

    手のひらに
    掬った矢印
    いろんな色
    あったんだ

    捨てられず
    捨てられず
    しかたなく
    もちかえる

    シャベル?

    アナを掘る
    アナを掘る

    ひとまとめ
    ハコにいれ

    おくそこに
    おくそこに
    しずめよう
    しずめよう

    忘れられたら
    よいのだ

    忘れ去られれば
    よいのだ

    矢印など
    もとから
    ないのだ

    きっと




    読んでいただき、ありがとうございます。
    本作は A I との対話を経て生まれた連作詩の一遍です。
    言葉の整理というより、「澱」の採取に近い感覚で綴りました。

    連作の流れを辿りたい方は、以下の目次からご覧ください。

    ほかの作品も、気が向いたら・・・

    他にも思いつくまま短い詩を置いてます。
    どこかで引っかかるものがあれば、うれしいです。


    《 ~ ただ持って帰っただけ ~ シリーズ 》


     
     
     
    生業→世界の誤訳者。海沿いの地方都市で言葉を拾うMC。灰汀詩人。 スキ→赤と黒・イチゴ味・60s~80s洋楽・レコード・模型・曇り時々強風・カシオレ・ドラム・シュレッダー・紙ヤスリ・粘土・坂道(頂上)・淡水湖・ドローン・めがね・サイケ・レトロ・go-go-・黄色いウクレレ

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