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「 シリカゲル 」

    ねことけんじ

    『拾っただけ。それだけのはずだった』を、

     ただ持って帰っただけ。


    「 シリカゲル 」

    床の隅に一粒落ちていた
    拾い上げた
    小さな玉に
    この世のものでないもの
    感じた

    カバンの奥底に隠れてた
    摘み上げた
    小さな欠片
    神秘なるものに違いない
    信じた


    よくよく見ると
    あちこちに

    その都度都度に
    ちらほらと

    小さな神様
    落ちている

    こっそり集めて
    なにげなく祈る

    何でもない日々
    なんとなく祈る


    それは
    決してムダではなかった

    また想う





    読んでいただき、ありがとうございます。
    気づかないふりをしていたものほど、
    あとから「祈り」になって残る気がします。


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    《 ~ ただ持って帰っただけ ~ シリーズ 》


     
     
     
    生業→世界の誤訳者。海沿いの地方都市で言葉を拾うMC。灰汀詩人。 スキ→赤と黒・イチゴ味・60s~80s洋楽・レコード・模型・曇り時々強風・カシオレ・ドラム・シュレッダー・紙ヤスリ・粘土・坂道(頂上)・淡水湖・ドローン・めがね・サイケ・レトロ・go-go-・黄色いウクレレ

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